大学入学共通テスト 英語 対策。 大学入学共通テストの英語試験はどうなる?英語民間試験の活用動向と試験問題の対策 | 留学マスター

【共通テスト英語】センターから大変更!共通テスト英語の対策とは

大学入学共通テスト 英語 対策

メニュー• 大学入学共通テスト英語〈リーディング〉の問題傾向 問題内容 配点 第1問 A:簡単な語句や単純な文で書かれている交換留学生のお別れ会に関する伝言メモの情報の探し読みを通じて、必要な情報を読み取る力を問う問題 B:平易な表現で書かれている姉妹都市との交流イベントの告知記事からのイベント内容等に関する情報の探し読みを通じて、必要な情報を読み取り、書き手の意図を把握する力を問う問題 10点 第2問 A:料理レシピやその写真からの料理の特徴の読み取りや推測を通じて、平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉える力や、情報を事実と意見に整理する力を問う問題 B:携帯電話使用の是非についてディベートの準備をする場面で、平易な英語で書かれた短い説明文の読み取りを通じて、概要や要点をとらえる力や、書き手の意見を把握する力を問う問題 20点 第3問 A:イラスト付きの平易な英語で書かれた学園祭に関するブログの読み取りを通じて、書かれている内容の概要を把握する力を問う問題 B:平易な英語で書かれた異文化体験に関する記事の読み取りを通じて、書かれている内容の概要を把握する力を問う問題 10点 第4問 生徒の読書習慣について書かれた複数の記事の読み取りを通じて、記事やグラフから、書き手の意図を把握する力や必要な情報を得る力を問う問題 16点 第5問 ポスタープレゼンテーションのための準備をする場面で、アメリカにおけるジャーナリズムに変革を起こした人物に関する物語の読み取りを通じて、物語の概要を把握する力を問う問題 20点 第6問 グループプレゼンテーションのための準備をする場面で、アジアの女性パイロットに関する記事の読み取りを通じて、記事の概要・要点や論理展開を把握する力や、要約する力を問う問題 24点 大学入学共通テストの英語のリーディングの問題傾向として特徴的なのが、事前に実施されたプレテストで見られたように全ての大問が読解問題であることです。 全て読解問題ですが、全体的な難易度としては決して難しくはありません。 読みやすく解きやすい問題が中心です。 一方で非常に難しい設問(平成30年度プレテストにおける大問5)も数問は含まれています。 難問で差が生まれることも考えられますが、得点を伸ばすポイントは大問6題という英文量に対して、いかに集中力を維持して正確かつスピーディに解き進められるかという点です。 試験時間80分に対して英文のボリュームが大きいため、高得点を狙うためには時間との戦いが避けられません。 共通テスト英語リーディングのプレテスト(施行テスト)出題内容 平成30年度プレテストの出題内容 英語のリーディング試験は、試験時間80分、大問6題で構成され、計10個の文章に関する問題が出題されました。 第1問:配点10点 A問題は、マレーシアからの交換留学生のお別れ会について書かれた英文の読解問題でした。 易しい問題ですので2問ともしっかりと正答しましょう。 B問題は、国際交流イベントに関する英語記事の読解問題です。 こちらも比較的難易度は易しいので、3問とも確実に正解して得点しておきたい問題です。 第2問:配点20点 A問題は、Webサイトで見つけた料理レシピに関する読解問題です。 英語で書かれた料理レシピは見慣れていないと難しそうですが、5問とも解きやすい設問でした。 いかに素早く攻略できるかがこの問題のポイントですので、設問に優先して目を通して重要箇所を重点的に読んでいきましょう。 B問題は、学校での携帯電話使用の是非に関する読解問題です。 多少難しい表現は出てきますが、前後の文脈を読めば正解にたどり着けます。 ここでも先に設問に目を通す手法が考えられますが、設問が長ったらしいのが少し厄介です。 こういった場合は本文を先にサラッと読んで大まかな内容を把握してしまう方が結果的に時間ロスを少なくできます。 第3問:配点10点 A問題は学園祭に初めて参加した交換留学生のブログについての読解問題です。 読みやすい内容ですし、2問とも解きやすい設問です。 B問題はカナダからの留学生が体験した異文化についての英文読解問題です。 難しくはないのですが、文章後半がやや骨っぽい内容です。 3問中2問は正解しておきたいです。 第4問:配点16点 長文読解問題です。 読書習慣についての2つの英文記事を読み比べる形式です。 多少長めの文章を読むことになるので難しそうにも見えますが、読んでみるととても読みやすい内容の文章です。 設問の表現方法に多少クセがありますが、そのクセにさえ戸惑わなければ全問正解できる人も少なくないでしょう。 第5問:配点20点 長文読解問題です。 ベンジャミン・デイという人物についての英文です。 長文の内容については大体理解できるレベルだと思います。 しかし、この大問5は設問が非常に難度が高かったです。 当てはまる選択肢をすべて選ばないといけない問題が2問出ており、しかも2問とも3つずつ選ばないと正解にならないという超難問です。 この大問5は4問中2問正解できれば御の字でしょう。 このレベルの問題が出題された場合は、他の大問を優先して解答し、残りの時間で腰を据えて解くことをお勧めします。 第6問:配点24点 A問題は女性パイロットに関する長文読解問題です。 本文内容はやや骨っぽいですが、設問レベルが易しめなので、大まかな流れをつかめれば十分高得点が狙えるでしょう。 B問題は生態系バランスに関する長文読解問題です。 たくさんの数字が出てくるので少しややこしいです。 グラフを読み取る問題、選択肢を2つ選ぶ問題の難易度がやや高い設問となっていました。 共通テスト英語リーディングのセンター試験からの変更点 共通テスト プレテスト センター試験 試験時間 80分 80分 配点 100点 200点 問題構成 読解問題のみ 発音・アクセント 語彙・文法 整序問題 会話文問題 読解問題 総語数 約5300語 約4200語 新たな 問題傾向 複数正解・正解数不明の問題 図表を利用した思考力を問う問題• センター試験:試験時間80分、マーク式、配点200点• 共通テスト[平成30年度試行調査]:試験時間80分、マーク式、配点100点 大学入学共通テストの英語リーディング試験は、センター試験からの大きく変更され、問題傾向がガラリと変わっています。 センター試験の英語リーディング試験では発音・アクセント、語彙・文法、整序問題、会話文問題などが出題されていましたが、共通テストではそういった類の問題が出題されなくなります。 共通テストで出題されるのはオール読解問題です。 読解問題が苦手な人は読解対策に本腰を入れざるを得ないでしょう。 総語数もセンター試験が約4200語だったのに対し、共通テスト(プレテスト)では約5300語です。 ただ読解問題ばかりではありますが、難解な英単語が出るわけではないですし、本文内容は読みやすいものがほとんどです。 設問数も減っています。 読解問題ばかりになることよりも、いやらしい設問が増えることの方が厄介であると言えます。 いやらしい設問とは、例えば「当てはまるものをすべて選びなさい」といった設問のことです。 正解がいくつあるか定かではなく、完全に本文内容が理解できていないと解けない問題なので、「1つ選びなさい」の場合と比べて難易度が遥かに高くなります。 このような設問への対策は意識しておきたいです。 大学入学共通テスト英語リーディングの対策 大学入学共通テスト英語リーディングの対策ですが、やはり長文読解に慣れることが最重要でしょう。 センター過去問の長文問題を解くことが共通テスト英語リーディングの対策に十分つながります。 過去問を解く中で分からない英単語があったら必ず意味を調べてノートにメモしていきましょう。 センター試験で出る英単語は共通テストでも出る可能性が大いに見込めます。 80分で大量の読解問題をこなすには、英単語・英熟語などの一定レベルの知識が必要不可欠です。 センター過去問レベルの語彙力を強化していくことが共通テストの対策になります。 また、複数正答かつ正答数の指定がない問題の対策として、選択肢一つ一つについてどの部分が当てはまり、どの部分が間違っているかといった理由付けを丁寧にする練習をしておきましょう。 共通テスト英語リーディングで必要な力 センター試験と比べて様々な変化が生じる共通テストですが、決して全体的な難易度が跳ね上がったわけではありません。 上手く解き進めることさえできれば、高得点は狙えるはずです。 10個の文章に対して制限時間はわずか80分なので、ゆっくりと英文を読んでいては到底時間が足りません。 速読力や処理能力が求められます。 速読をするためにも英単語・英熟語といった語彙力、英文を英語の語順で(前から)読んで内容把握する力が求められます。 また、先に設問に目を通しておくという解き方の技術も問題によっては必要となりますし、分からない問題は瞬時の判断で後回しにするという決断力も必要だと言えます。 センター試験と同じ対策ではなく、共通テストの問題に必要な力を伸ばすことに特化した対策を行っていきましょう。 大学入学共通テスト英語〈リスニング〉の問題傾向 問題内容 配点 第1問 A:身の回りの事柄に関して平易な英語で話される短い発話の聞き取りを通じて、情報を把握する力を問う問題 B:身の回りの事柄に関して平易な英語で話される短い発話を聞き、それに対応するイラストを選ぶことを通じて、発話内容の概要や要点を把握する力を問う問題 A:12点 B:12点 第2問 身の回りの事柄に関して平易な英語で話される短い対話を、場面の情報とイラストを参考にしながら聞き取ることを通じて、必要な情報を把握する力を問う問題 12点 第3問 身の回りの事柄に関して平易な英語で話される短い対話を、場面の情報を参考にしながら聞き取ることを通じて、概要や要点を目的に応じて把握する力を問う問題 16点 第4問 A:必要な情報を聞き取り、図表を完成させたり、分類や並べ替えをしたりすることを通じて、話し手の意図を把握する力を問う。 ここでは、身近に起きたエピソードや、作業を行うための指示を聞く問題 B:複数の情報を聞き、最も条件に合う寮を選ぶことを通じて、状況・条件に基づき比較して判断する力を問う問題 A:8点 B:4点 第5問 身近な話題や知識のある社会的な話題に関する講義を聞きメモを取ることを通じて、概要や要点をとらえる力や、聞き取った情報と図表から読み取れる情報を組み合わせて判断する力を問う問題 20点 第6問 A:身近な話題や馴染みのある社会的な話題に関する会話や議論を聞き、話者の発話の要点を選ぶことを通じて、必要な情報を把握する力や、それらの情報を統合して要点を整理、判断する力を問う問題 B:身近な話題や馴染みのある社会的な話題に関する会話や議論を聞き、それぞれの話者の立場を判断し、意見を支持する図表を選ぶことを通じて、必要な情報を把握する力や、それらの情報を統合して要点を整理、判断する力を問う問題 A:8点 B:8点 共通テストの英語リスニングの試行調査(プレテスト)は、イラストや表を利用した問題が多い問題傾向がありました。 大問は6つ。 前半の大問1~大問3は短めの英語リスニングが中心なので難易度も低めでした。 一方で、後半の特に大問5・大問6は長めの英語リスニングで難易度は高めです。 センター試験とは問題傾向が大きく異なるので、共通テストに即した対策が必要です。 共通テスト英語リスニングのプレテスト(施行テスト)出題内容 平成30年度プレテストの出題内容 第1問A:配点12点、計4問、放送2回ずつ 短い英文を聴いてシチュエーションを把握する問題です。 難易度は易しいので全問正解を目指したいです。 第1問B:配点12点、計3問、放送2回ずつ 短い英文を聴いてシチュエーションを把握する問題です。 4つの絵が似通っていて判別するのがややこしいものでした。 判別ポイントとなる部分を聞き逃さないことが需要で、概要をつかむ程度の聞き取りでは正答が難しいでしょう。 高得点を目指す受験生は全問正解を目指したい問題です。 第2問:配点12点、計4問、放送2回ずつ 短めの対話と問いを聴き、その答えを選ぶ問題です。 ここでも絵が使用されていますが、第1問Bの絵と比べると見やすい絵です。 対話の場面が日本語で書かれていて、簡単な問題なので必ず全問正解したいです。 第3問:配点16点、計4問、放送2回ずつ 短めの対話を聴き、問いに答える問題です。 対話の場面が日本語で書かれていて難易度は易しめなので、高得点を目指す受験生は全問正解を目指しておきたい問題です。 第4問A:配点8点、計2問、放送1回ずつ 問1は英文のストーリーの順にイラストを並び替える問題です。 飼い猫がいなくなって探すという平易なストーリーなので、なんとなくでも多くの人が正解できると思われます。 問2はツアー旅行のコース料金表を埋める問題です。 細かい数字がいくつか出てくるので混乱しやすいです。 放送を2回聴くことができればそこまで難しい問題ではないのですが、1回しか聴けないことがこの問題の難易度を引き上げています。 リスニングの際にはメモを取って整理しながら聞く習慣をつけておきましょう。 ちなみに、この設問においては、選択肢を2回以上使っても構わないという条件が提示されており、実際に同じ選択肢を2回使うことになります。 第4問B:配点4点、計1問、放送1回 大学入学後に住むための寮を探している主人公。 共用スペースがあり、個室であり、各部屋にバスルームがある寮を望んでいる状況です。 4人の先輩がそれぞれ4つの寮について説明している英文を聴き、自分の条件に最適な寮がどれなのかを見つけるという問題です。 難易度としては易しめですが、4人の先輩の発音・アクセントに少し違いがある点が特徴的です。 第5問:配点20点、計4問、放送1回 長い講義英文(テーマは「技術革命と職業の関わり」)を聴いて、問いに答える問題です。 放送開始前に約60秒、状況と問いを読む時間が与えられます。 この問題の難易度は非常に高いです。 長い英文を聴くことになるので、集中力も求められます。 たった1回の放送で完璧に英文の内容を理解するのは至難の業です。 ただし、テーマに対するある程度の知識があれば、数問は正解できるかもしれません。 問を読む時間に聞き取る内容を絞ってしまうのも戦略としてよいでしょう。 第6問A:配点8点、計2問、放送1回 2人の対話(テーマは「ビデオゲーム」)を聞き、問いに答える問題です。 難易度はやや難しいです。 放送を2回聞くことができれば解けそう、という感想を持つ人が多い問題です。 聞きやすいですが、英文が長いためポイントになりそうな箇所を予測してメモを取りながら聞き取る必要があります。 第6問B:配点8点、計2問、放送1回 この問題もビデオゲームがテーマです。 問1は4人の登場人物の中からゲームに反対の立場で意見を述べている人を全て選ぶ問題です。 共通テスト英語リスニングのセンター試験からの変更点 共通テスト プレテスト センター試験 試験時間 30分 30分 配点 100点 50点 放送回数 1回又は2回 2回ずつ 新たな 問題傾向 複数正解・正解数不明の問題 図表を利用した問題の増加• センター試験:試験時間30分、マーク式、配点50点、放送は2回ずつ• 共通テスト[平成30年度試行調査]:試験時間30分、マーク式、配点100点、放送は1or2回ずつ 共通テスト英語リスニングにおけるセンター試験からの変更点は様々です。 中でもとりわけ注意しておきたいのは、放送回数の変更についてです。 センター試験のリスニングは全問題において2回ずつ放送が聞けましたが、共通テストにおいてはおよそ半分の問題が放送1回のみに制限されます。 しかも放送1回のみになるのは難易度の高い問題に限ってです。 出題傾向も大きく異なります。 絵や図を使う問題、状況をきちんと把握・整理する問題が多いです。 非常に長い英文を聞かないといけない問題も出題されています。 大学入学共通テスト英語リスニングの対策 リスニング対策では音声の聞き取りに注目が行きがちですが、まずはよく使われる重要構文の暗記、重要構文の例文を内容把握してすらすら読めるようにしておくことが必須です。 さらに、音声を追って発声するシャドーイング練習も非常に効果的です。 英文がどのように読まれるのか、自身で再現するアウトプット練習を重ねれば、聞き取り力は着実に伸びていきます。 長文のリスニングをするためには一文一文を聞き取れるように、すらすら読めるようにすることが大前提です。 大学入学共通テスト英語リスニングの対策としては、問題傾向に慣れることが重要です。 あらかじめどのような問題が出題されるのかを把握しておかないと、時間のロスが生じてしまいます。 英語リスニングにおいて時間ロスは命取りです。 現時点ではまだ共通テスト開始前ですので、過去2回の試行調査を実際に解いてみることで傾向をつかんでおきましょう。 センター試験と比べて何かと変更点は多いですが、共通テスト(プレテスト)の問題の全体レベルがとんでもなく難しくなっているわけではありません。 難問が増えた一方で易しい問題も増えています。 センター過去問を解くことが共通テストの対策に十分なりそうです。 また、英数字を聞きなれておくことも必ず行っておきたいリスニング対策の1つです。 金額や人数などを答える問題が頻出なので、fifteenとfiftyの聞き分けや、thousandやmillionの意味を即座に判別できるように鍛えておきましょう。 共通テスト英語リスニングで必要な力 共通テストの英語リスニング試験で必要な力は、もちろん聞き取り力は言うまでもなく、加えて瞬発力と決断力が求められこととなります。 英語リスニング試験においてはどんどん次の問題が放送されていくので、ゆっくり考えている時間はありません。 瞬時に答えを選択し、素早く次の問題の設問と選択肢に目を配るという瞬発力・決断力が非常に重要です。 分からない問題に執着せずすぐに次の問題へと気持ちを切り替える練習をしてみましょう。

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大学入学共通テストの英語のリスニングが難しい!傾向と難易度!対策&勉強法

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2019. 1 令和3年度(2021年度)入試における大学共通テストについて、英語民間試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」の導入を見送るとの発表がありました。 新入試制度について、多くの高校生や中学生、その保護者が、 「センター試験が廃止される」という情報はご存知です。 しかし、詳しい内容は知らないという方が多いのではないでしょうか。 じゅけラボ予備校が2019年1月に実施したアンケート調査でも、入試制度について「変更されることは知っている」という高校生・中学生や保護者は半数以上を占めていますが、「内容についてだいたい知っている」「内容についてよく知っている」という方は2割にも及びません。 最近ようやく共通テストの認知度が高まってきているものの、今後どのように変化していくのか把握されている受験生や保護者は少ない状況です。 しかし、2021年度入試以降に大学受験する生徒は、新入試制度のもとで受験することになります。 新入試制度について知り、早いうちから対策しておくことが重要です。 ここでは、大学入試改革(大学入学者選抜改革)について、2021年度入試以降の大学受験をする高校生・中学生とその保護者が知っておくべき大学入学共通テストや新入試制度を中心に確認していきましょう。 新入試制度導入 大学入学者選抜改革の目的 まずは、大学入試改革の目的について確認しましょう。 文部科学省高等教育局によると、大学入学者選抜改革の目的として次のように定めています。 「大学入学希望者を対象に、高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定し、大学教育を受けるために必要な能力について把握することを目的とする。 このため、各教科・科目の特質に応じ、知識・技能を十分有しているかの評価も行いつつ、思考力・判断力・表現力を中心に評価を行うものとする。 」(大学入学者選抜改革について(平成29年7月13日)より) 今回の入試改革では新テストに関心が集まりがちですが、実は、高校教育と大学教育、それをつなぐ大学入試の3つを一体的に改革するもので、 「高大接続改革」と言われています。 そして、高大接続改革では、グローバル化や情報化といった現代社会の急速な変化に対応し、新たな価値を創造していく力を育成するため、 「学力の3要素」をバランスよく養うことを目的としています。 そこで、「学力の3要素」の育成という共通目的のもと、高校教育と大学教育、それをつなぐ大学入試を一体的に改革しようというのが、今回の入試改革を含む「高大接続改革」です。 高校教育 まず、高校教育では、学力の3要素を養うため、学習指導要領の見直しとアクティブラーニングを中心とした学習・指導方法の改善、生徒の基礎学力の把握と学習方法の改善を目的としたテストの導入が改革の方針として掲げられました。 大学教育 また、大学教育では、各大学が、「 アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)」「カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施方針)」「ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)」の3つの方針を一貫性あるものとして策定・公表し、これに基づいて教育を行うことが掲げられました。 大学入試 そして、大学入試では、新入試制度へと変わり、知識・技能を中心に評価していたセンター試験を廃止し、思考力・判断力・表現力をより適切に評価するための 「大学入学共通テスト」の導入や 「英語の4技能評価」が進められます。 また、新入試制度では、大学入学共通テストの導入だけでなく、大学の個別選抜でも、多面的かつ総合的に受験生の能力を評価する入試への転換が掲げられています。 既に、学力試験だけでは測れない能力を見るため、 一般入試において、面接試験の採用や、志願者が作成した志望理由書等を提出させる大学が増えています。 また、推薦入試やAO入試の導入、募集人員の拡大といった動きも見られます。 さらに、 推薦入試やAO入試でも学力を問う試験を必須化する方針が示されています。 「大学入学共通テスト」で大学入試はどう変わるの? 大学入学共通テストとは それでは、入試改革後の2021年度新入試制度のもとで受験する生徒やその親御さんが気になるのは、どう変わるのか、何が変わるのかというところでしょう。 まずは、高校生とその保護者が最も気になっている 「大学入学共通テスト」について詳しく見ていきましょう。 「センター試験」は2020年1月(2019年度)の実施を最後に廃止され、2021年1月からは新テストである 「大学入学共通テスト」が導入されます(大学入学共通テストも、大学入試センター試験を実施していた独立行政法人大学入試センターによって実施されます)。 本テストは、提言時には 「大学入学希望者学力評価テスト」の名称から改革案が出されていましたが、最終的に「大学入学共通テスト」のという名称で開始されることが決定されました。 また、大学入学共通テストは、 「共通テスト」の略称で呼ばれるようになっています。 大学入学共通テストは、現行の学習指導要領で学ぶ高校生が受験する2021~2024年度入試と、次期学習指導要領で学ぶ2025年度入試以降で分けて検討されています。 例えば、 大学入学共通テストの導入直後は、センター試験と同様の出題教科・科目が想定されていますが、2025年度入試以降には科目数を減らす方向で見直しが図られます。 段階的に変化していく大学入学共通テストですが、 センター試験との大きな違いは、「記述式問題の出題」と、「英語の外部資格・検定試験の活用」の2つです。 センター試験は解答方式が全てマークシート方式ですが、入試改革後の 大学入学共通テストでは「記述式問題」が出題されるようになります。 マークシート方式の試験では、「思考力・判断力・表現力」を適切に評価することが難しかったため、これらの能力をより適切に評価するため、記述式問題が導入されます。 なお、2021年度の大学入学共通テスト導入時は 「国語」と「数学」のみで記述式問題が実施され、2025年度入試以降に英語や理科、社会といった他教科での記述式問題の出題が検討されています。 プレテスト(施行調査)の実施 H29(2017)年度、H29 2018 年度の2度にわたって実施された プレテスト(施行調査)でも、国語と数学で記述式の問題が出題されました。 <国語> プレテストの国語では、記述式問題が3問出題されました。 記述式問題の3問の解答字数については、それぞれ20~30字程度、40~50字程度、80~120字程度とされました。 国語の記述式問題については、マーク式問題の配点とは別に、段階別評価が検討されており、プレテストでは、小問ごとに4段階表示、総合評価については80~120字程度の記述問題のみ1. 5倍した上で5段階表示とされました。 また、試験時間は、試験時間が100分に設定されました(従来のセンター試験では90分)。 国語の記述式問題の問題作成方針では、実用的な文章を主たる題材とするもの、論理的な文章を主たる題材とするもの又は両方を組み合わせたものとし、テキストの内容や構造を把握し、解釈することや、その上で要旨を端的にまとめ、わかりやすく記述することを求めることとしています。 記述式問題の内容は、数式を記述する問題、または問題解決のための方略等を端的な短い文で記述する問題でした。 また、試験時間が70分に設定されました(従来のセンター試験では60分)。 数学の記述式問題の問題作成方針では、数学的な問題解決の過程を重視し、事象の数量等に着目して数学的な問題を見いだすこと、構想・見通しを立てること、目的に応じて数・式、図、表、グラフなどを活用し、一定の手順に従って数学的に処理すること、解決過程を振り返り、得られた結果を意味づけたり、活用したりすることなどを求めるとしています。 今のところ、赤本のようなセンター試験の過去問集にも、施行調査で出題されたような記述問題は掲載されていませんから、どうしようと思ってしまいますよね。 でも大丈夫です。 施行調査の問題は、大学入試センターのWEBサイトから確認することができます。 とはいえ、施行調査は、問題の難易度や分量の適性を見定めるためのものですので、実際の出題は少し傾向が変わるかもしれません。 最近では、大学入学共通テストトライアルといった模試も実施されています。 大学入学共通テストの対策としてマーク式と記述式混合の模試を受けておきたい場合には、トライアルを受験してみるのも良いでしょう。 但し、トライアルのような模試を受検する場合、受験直前期以外の判定や偏差値はあまり参考になりませんので気を付けましょう。 あくまでも、 模試は、時間配分や試験の肌感、自分の弱点の把握のために利用しましょう。 英語の外部資格・検定試験の活用 英語は4技能評価へ転換するため、英検やGTECといった民間の英語の資格・検定試験の活用をする「大学入試英語成績提供システム」の導入が検討されています。 萩生田光一文部科学大臣は、2019年11月1日の会見及び文部科学省ホームページの大臣メッセージで、「英語教育充実のために導入を予定してきた英語民間試験を、経済的な状況や居住している地域にかかわらず、等しく安心して受けられるようにするためには、更なる時間が必要だと判断するに至りました。 」と導入見送りの理由を発表しています。 そのため、各大学は改めて英語の試験に関する対応を公表することになります。 一方で、文部科学大臣は、「英語成績提供システム」導入が見送られるものの、「読む」「聞く」「話す」「書く」といった英語の4技能をバランスよく身に付け、伸ばすことが大切であるという方針に変わりはないと述べています。 2021年度入試における「大学入学共通テスト」の英語の問題は、試行調査の傾向から、発音・アクセント・語句整序等の話す・書くの技能を問う問題がなくなり、リスニング・読解の配点が上がることが予想されていました。 しかし、共通テストにおいて話す・書く技能をより正確に確認する役割の英語民間試験の活用が見送られたため、現行のセンター試験寄りの内容になる可能性が高いと予想されます。 しかし、試験会場に多数の受験生が集まる試験形式では、同日に「話す」「書く」技能を問う試験を実施するのは困難です。 そこで、すでに「スピーキング」「ライティング」を含む4技能評価を行っている民間の資格・検定試験を活用することが提示されました。 英語の評価は、2021年度入試から2024年度入試までは、大学入学共通テストで課される試験と民間の資格・検定試験について、いずれか又は両方を各大学が判断して活用します。 民間試験の成績の活用方法は下記の3つが基本とされています。 そして、各大学が英語の外部資格・検定試験の成績を利用するために設けられるのが 「大学入試英語成績提供システム」です。 大学入試英語成績提供システムの参加要件を満たす英語外部資格・検定試験は下記の通りです。 同7月2日現在、大学入学共通テストでのTOEIC利用はできません。 大学入試英語成績提供システムで各大学に提供される民間の資格・検定試験の成績情報は、高校3年生以降(大学受験年度の前年度)の4月~12月に受験した2回までの試験結果とされています(例外措置あり)。 成績提供システムを利用する受験生は、あらかじめ発行された「共通ID」を、外部資格・検定試験の受検申込みの際に記入することによりその意思表示を行います。 なお、3回以上の複数の資格・検定試験を受けて良い結果2回分を選ぶというように、受検後に成績送付したい結果を選ぶことはできません。 受検申込みの際に成績提供に活用するかどうかを決めておく必要があります。 大学入試英語成績提供システムでは、共通IDを記入して申込んだ資格・検定試験の成績は、試験実施主体から大学入試センターに送付され、大学入試センターから各大学に提供されます。 また、送付される成績は、各試験のスコア、CEFRの段階別表示、合否等です。 当該範囲を下回った場合にはCEFRの判定は行われず、当該範囲を上回った場合には当該範囲の上限に位置付けられているCEFRの判定が行われる。 5倍にして合算したスコアで判定する。 従来型の英検は受験には利用できない!? 大学入試英語成績提供システムで利用できる民間資格・検定試験の中で高校生に最もなじみのあるのが英検(実用英語技能検定)でしょう。 しかし、 従来型の英検は、大学入学共通テストの成績提供システムでは利用することができません。 受験年度の4~12月に受検しても同様です。 ご存知でしたか? 実は、英語成績提供システムの参加要件を満たすためには、1日のうちに4技能を評価することが求められています。 英検3級以上を受検したことがある生徒であれば分かると思いますが、従来型の英検では、1日目に「読む」「聞く」「書く」の3技能を評価し、合格者のみ後日に面接で「話す」技能を評価する形式を採用しています。 従来型に対して、 新方式では、「Reading」「Writing」「Listening」「Speaking」4技能を1日で評価するため、全員が「Speaking」の試験も受検します。 新方式には、 「英検CBT」「英検2020 1day S-CBT」の2種類の方式が用意されています。 「英検2020 1day S-CBT」 「英検2020 1day S-CBT」では、リーディング・リスニングはコンピュータを使ったCBT(Computer Based Testing)方式、ライティングは用紙に文字を書くPBT(Paper Based Testing)方式、スピーキングはコンピュータを使った録音式の試験となります。 4技能全ての試験を1日で受験します。 「英検CBT」 また、「英検CBT」では、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能全ての試験を、コンピュータを使ったCBT方式で1日で受験します。 スピーキングはコンピュータを使った録音式の試験となります。 「英検CBT」では、特にライティングテストでタイピングが必要なため、PC操作が得意な人におススメです。 このように、新方式の試験では、4技能を1日で評価するためにコンピュータを導入した受験となります。 受験で使えないのなら、従来型の英検は受検する意味がないと思われる方もいるかもしれません。 しかし、試験で問われる内容は従来型でも新方式でも変わりません。 むしろ、高校3年生の4~12月の2回しか成績を出せないのであれば、事前に試験に慣れておき、貴重な2回の試験で確実に結果を出せるようにすることが大切です。 英語の民間試験で英検を利用しようと考えている生徒は、是非、高校3年生になるまでにも受験しておくことをオススメします。 大学入学共通テストその他の変更点 大学入学共通テストでは、記述式問題の導入の他にも、従来の大学入試センター試験から変更される点があります。 マーク式の問題においても、知識の理解の質を問う問題や、思考力・判断力・表現力を発揮して解くことが求められる問題を重視した出題が検討されています。 また、マーク式問題では、当てはまる選択肢を全て選択させる問題や、解答が前問の解答と連動して正答の組み合わせが複数ある問題、解答なしの選択肢を解答させる問題も新たな出題形式として検討されています。 新入試制度のその他の変更点 また、今回の大学入試改革では、大学個別試験のルールである大学入学者選抜要項についても見直しを進めています。 新入試制度の入試区分については、一般入試は 「一般選抜」に、AO入試は 「総合型選抜」に、推薦入試は 「学校推薦型選抜」へと変更される予定です。 そして、新入試制度のもとでは、 総合型選抜や 学校推薦型選抜において、出願書類だけでなく、小論文や口頭試問、共通テストなどの学力試験といった評価方法を課すことを必須としています。 入試は既に変わっている!? 各大学での 「大学入学共通テスト」や 「英語成績提供システム」の取り扱いについては、まだ検討段階にあります。 2021年度(令和3年度)入学者選抜に関する方針等を発表する大学が徐々に増えていますが、方針を発表していない大学もまだまだあります。 また、2021年度入試で「記述式問題」及び「大学入試英語成績提供システム」の導入が見送られる等、文部科学省が検討段階にある中で各大学も様子見の状況です。 しかし、大学個別の入試については、これまでに議論された方向性に沿って各大学が早急に入学者選抜方法の転換に取り組むことを促しています。 各大学の入試には、受験生一人一人の能力や経験及び学力の3要素を多面的・総合的に評価する方向性が示されています。 例えば、国立大学では、推薦・AO入試の導入・募集人員の拡大をする動きが見られます。 また、2020年度入試においても、 すでに各大学で英語の民間資格・検定試験の成績の活用が広がっています。 じゅけラボ予備校の2021年以降の入試対策 じゅけラボ予備校では、2018年度の高校1年生から、2021年入試に対応するため、学力の3要素のうち「知識・技能」の修得だけでなく、 「思考力・判断力・表現力」を育成するためのオーダーメイドカリキュラムを提供しています。 大学入学共通テストで実施される記述式問題の対策では、基礎の作文能力の育成から実際の試験レベルの記述力の育成までをカバーしています。 また、英語の4技能対策では、これまでのリーディング・ライティング・リスニング対策に加え、 自学習で取り組めるスピーキング対策を行います。 大学入学共通テスト対策はじゅけラボ予備校にお任せください。 大切なのは、早期に対策をスタートすることです。 問われる力が広がる分、対策にも期間が必要です。 まずは、お問合せ下さい。 大学入学共通テスト科目別対策 共通テストでは、センター試験から出題傾向が変化するため、受験対策も共通テストに対応して行う必要があります。 また、科目ごとに変化内容や度合いも異なるため、科目ごとに共通テストの傾向を把握して最適な対策を行いましょう。 傾向が変わるからこそ早い対策が必須です。 共通テストの科目別問題傾向と対策を詳しく説明していますので、是非参考にしていち早く共通テスト対策を進めていきましょう。 大学入試共通テストについてのよくある質問 大学入試共通テストとはなんですか? センター試験が廃止された後に導入される、様々な大学受験者が共通に受験するテストです。 大学入試共通テストとセンター試験の違いは? センター試験との大きな違いは、センター試験にはなかった「記述式問題が出題される」事と、「英語の外部資格・検定試験の活用(検討段階)」の2点です。 大学入試共通テストにおける英検の資格認定試験利用(大学入試英語成績提供システム)とは? 英語は4技能評価「読む(Reading 」「聞く Hearing 」「書く Writing 」「話す Speaking 」の4技能を評価します。 そのために民間の資格・検定試験を活用することが提示されました。 大学入試共通テストの難易度、出題方針・対策法については? 各大学での「大学入学共通テスト」「英語成績提供システム」については、まだ検討段階。 2021年度入試に関する方針等を発表する大学が徐々に増えていますが、方針を発表していない大学もまだまだあります。

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大学入学共通テストの英語のリスニングが難しい!傾向と難易度!対策&勉強法

大学入学共通テスト 英語 対策

2021年からこれまでの大学入試センター試験が、 「大学入学共通テスト」に変わります。 当初、英語試験では「リーディング」「リスニング」「ライティング」「スピーキング」の4技能を測るために、英検などの外部の民間試験が活用される予定でした。 しかし、文部科学省が2019年の12月に英語試験における民間試験利用の延期を発表しています。 同じように、国語と数学に導入される予定だった記述式問題の出題も見送られました。 これらの変更点で 「大学入学共通テストはどうなるの?結局のところセンター試験と同じなの?」と困惑している人もいますよね。 今回は、大学入学共通テストの英語の科目を中心にどのような問題に変わるのか、プレテストによるモデル問題をもとに解説していきます。 2021年から大学入試センター試験が「大学入学共通テスト」に変わる 周知のように、2021年から大学入試センター試験が「大学入学共通テスト」に変わります。 英語では外部の民間試験の活用、そして国語と数学では記述問題の導入がこれまで検討されていましたが、この2つが延期になることが決まりました。 しかし、この共通IDを発行する前日に民間試験の活用延期が発表され、受験生や高校生などは対応に追われています。 「結局のところ、大学入学共通テストはどんな内容のテストになるの?」と疑問に思っている高校生や保護者の方もいるでしょう。 ここでは、2021年から始まる大学入試共通テストの変更点と試験内容について説明していきたいと思います。 外部の英語民間試験の活用延期と問題点 文部科学省は当初、2021年から始まる大学入試では、英語の「読む・聞く・話す・書く」の4技能を評価するために、以下の7つの民間試験を大学入学共通テストで活用する方針でした。 民間試験によって受験料が、大きく異なり受験生の負担になる。 (GTEC・英検約5000円~、IELTS・TOEFL iBTは約25000円~)• 47都道府県で受験できるのは英検とGTECのみで、その他の試験は10~26都道府県と受験地域が限られているので、地方の受験者は試験を受けるために交通費などの負担がかかる。 大学入試として活用できる民間試験は2回のみだが、経済的に余裕がある家庭であれば、何度も練習として試験を受けることができる。 民間試験ですでによいスコアを取っていても、大学入試に活用するには「共通ID」(大学入試の専用受験番号)を取得後にもう一度受けなおす必要がある。 7つの民間試験の問題の質がまったく異なるので、複数の民間試験を平均化して評価することが難しい。 大学によって民間試験の活用方法がバラバラなので、受験生が民間試験が必要なのかどうか、有利になるのか判断することが難しい。 高校での授業内容が英語の民間試験対策が目的になり、民間試験団体と利益相反の関係になってしまう可能性がある。 民間試験の採点基準や採点方法などの詳細が不明瞭。 2014年に文部科学省が英語の民間試験の活用について打ち出した頃から、受験費用の負担や受験回数などの不平等さ・不公平さは指摘されていました。 結局その解決策が見つからずぎりぎりでの延期になってしまったことは、とくに2019年度や2020年度の受験生の大きな負担になっています。 民間試験の見送りは大学入学共通テストに限られた話で、受験する大学や学部によっては民間試験が有効な場合があるので注意が必要です。 AO入試・推薦入試・一般入試の出願資格に英語の民間検定試験をすでに活用・併用している大学や学部はあります。 その場合は英語の民間試験のスコアの提出が必須だったり、有利になったり、入試免除になったりするのは変わりません。 なので、必ず自分の志望校の出願資格を確認し、必要ならば引き続き民間試験対策の勉強を続けましょう。 参照) 2. 大学入学共通テストの国語と数学の記述式問題の導入も見送りに 英語の外部民間試験の活用の延期に引き続き、大学入学共通テストの国語と数学の記述式問題の導入も見送りが決まりました。 そもそもなぜ今回の大学入試改革で記述式問題の導入が考えられたのでしょうか? その理由は、1回だけの試験や1点刻みで評価するのではなく、自分が持っている知識を使って論理的に判断する力を測る入試にしようとしたからです。 このような試験にするために、年に数回受験できるようにすることや、いくつかの科目を合わせた複合型の問題の作成などが検討されてきました。 しかし、当初から指摘されていた次のような問題点が解決できずに、結果的に記述式問題の導入も延期になっています。 そういうわけではないですよ!問題の内容が変わるので注意が必要です。 まず問題内容についてですが、これまでのセンター試験は知識と技能を中心としてきました。 しかし 大学入学共通テストは、「思考力・判断力・表現力」を中心に評価できるような問題に変える方針です。 文章・図・資料などの複数の情報から、必要な情報を読み取る力や比較したり組み合わせる力、課題を解決する力を測る問題が出題されるでしょう。 これについては、国語・数学・英語だけでなく、すべての試験科目で同じように言えることです。 記述式問題の導入が延期された数学と国語については、マーク式のみの出題になります。 また、2021年の大学入学共通テストでは、試験時間が数学は70分、国語は80分になると文部科学省から発表されました。 参照) 英語の試験問題については、次で詳しくみていきましょう。 大学入学共通テスト英語問題の内容と対策(2021年~) 大学入学共通テストで最も対策に困るのが、英語ではないでしょうか。 民間試験が見送りとなり、その代わりにどんな問題が出題されるようになるのか気になりますよね。 ここでは、2021年から始まる大学入試共通テストの英語試験ではどんな問題内容になるのか、どのような対策をしたらいいのかを見ていきたいと思います。 発音・アクセント・英作文問題がなくなり「リスニング」の配点が大きくなる 2021年から始まる大学入学共通テストの英語では、リーディングとリスニングで出題されます。 リスニングの配点の割合が半分を占め、大学入学センター試験と比べてリスニングの配点が大きくなる予定です。 大学入試センター試験の英語では出題されていた「発音・アクセント・英作文(整序英作文)」の問題については、なくなります。 英語の試験時間は変わらず140分間で、リスニングの時間も60分のままとなる予定です。 外部の民間試験の活用を見送ったことで、2021年の大学入試では4技能のうちのスピーキングとライティングを測ることが実質できなくなりました。 しかし英語をバランスよく身に着けてほしいという出題者側の意図は、以前と変わっていません。 なので2021年の大学入学共通テストの英語試験では、リーディングとリスニングの配点が半分の割合で問題作成される予定です。 つまり 大学入学共通テストの英語対策としては、今までよりもリスニング対策が必要になるでしょう。 参照) 2. 大学入学共通テストの英語のプレテストによるモデル問題を分析 さきほど従来の大学入試センター試験は、「知識・技能」を重視した問題になっていましたのに対し、2021年から始まる大学入学共通テストでは、「思考力・判断力・表現力」が測れる問題も出題されると紹介しました。 これを聞いて 「思考力・判断力・表現力を測る問題とは、具体的にどんなテストになるの?」と疑問を持った人や、 「センター試験よりも難しくなったらどうしよう・・・」と不安に思った人もいるでしょう。 そこで、2018年に行われた大学入学共通テストのプレテストのモデル問題から、英語ではどんな問題が出題されているのか見ていきたいと思います。 試験内容(リーディング・リスニング) 2018年に行われた大学入学共通テストのプレテストの英語試験では、次のような内容で出題されました。 以下は、英語のリーディング(筆記)の試験内容です。 リーディング(筆記) 問題のねらい CEFRレベル 第1問A 簡単な語句や単純な文で書かれている交換留学生のお別れ会に関する伝言メモの情報の探し読みを通じて、必要な情報を読み取る力を問う。 A1程度 (英検3~5級程度) 第1問B 市のウェブサイトに掲載された平易な表現で書かれている姉妹都市との交流イベントの告知記事からのイベント内容等に関する情報の探し読みを通じて、必要な情報を読み取り、書き手の意図を把握する力を問う。 A2程度 (英検準2級程度) 第2問A インターネット上に掲載された料理レシピやその写真からの料理の特徴の読み取りや推測を通じて、平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉える力や、情報を事実と意見に整理する力を問う。 A1程度 (英検3~5級程度) 第2問B 学校における生徒の携帯電話使用の是非についてディベートの準備をする場面で、平易な英語で書かれた短い説明文の読み取りを通じて、その概要や要点をとらえる力や、書き手の意見を把握する力を問う。 A2程度 (英検準2級程度) 第3問A イラスト付きの平易な英語で書かれた学園祭に関するブログの読み取りを通じて、書かれている内容の概要を把握する力を問う。 A1程度 (英検3~5級) 第3問B 平易な英語で書かれた異文化体験に関する記事の読み取りを通じて、書かれている内容の概要を把握 する力を問う。 A2程度 (英検準2級程度) 第4問 生徒の読書習慣について書かれた複数の記事の読み取りを通じて、記事やグラフから、書き手の意図 を把握する力や必要な情報を得る力を問う。 B1程度 (英検2級程度) 第5問 ポスタープレゼンテーションのための準備をする場面で、アメリカにおけるジャーナリズムに変革を 起こした人物に関する物語の読み取りを通じて、物語の概要を把握する力を問う。 B1程度 (英検2級程度) 第6問A 授業で行うグループプレゼンテーションのための準備をする場面で、アジアの女性パイロットに関する記事の読み取りを通じて、記事の概要・要点や論理展開を把握する力や、要約する力を問う。 B1程度 (英検2級程度) 第6B イエローストーン国立公園で起こった出来事に関する記事の読み取りを通じて、記事の概要・要点を 把握する力、情報を整理しながら読んだりする力、要約する力を問う。 B1程度 (英検2級程度) 参照) 次は英語のリスニングの試験内容です。 リスニング 問題のねらい CEFRレベル 第1問A 身の回りの事柄に関して平易な英語で話される短い発話の聞き取りを通じて、情報を把握する力を問う。 A1程度 (英検3~5級程度) 第1問B 身の回りの事柄に関して平易な英語で話される短い発話を聞き、それに対応するイラストを選ぶことを通じて、発話内容の概要や要点を把握する力を問う。 A1~A2程度 (英検3~5級から準2級程度) 第2問 身の回りの事柄に関して平易な英語で話される短い対話を、場面の情報とイラストを参考にしながら聞き取ることを通じて、必要な情報を把握する力を問う。 A1~A2程度 (英検3~5級から準2級程度) 第3問 身の回りの事柄に関して平易な英語で話される短い対話を、場面の情報を参考にしながら聞き取ることを通じて、概要や要点を目的に応じて把握する力を問う。 A1~A2程度 (英検3~5級から準2級程度) 第4問A 必要な情報を聞き取り、図表を完成させたり、分類や並べ替えをしたりすることを通じて、話し手の 意図を把握する力を問う。 ここでは、 身近に起きたエピソードや作業を行うための指示を聞く。 A2~B1程度 (英検準2級から2級程度) 第4問B 複数の情報を聞き、最も条件に合う寮を選ぶことを通じて、状況・条件に基づき比較して判断する力を問う。 ここでは、 複数の学生寮の説明を聞く。 B1程度 (英検2級程度) 第5問 身近な話題や知識のある社会的な話題に関する講義を聞きメモを取ることを通じて、概要や要点をと らえる力や、聞き取った情報と図表から読み取れる情報を組み合わせて判断する力を問う。 ここでは、 技術革新と未来の職業の関わりについての講義を聞く。 B1程度 (英検2級程度) 第6問A 身近な話題や馴染みのある社会的な話題に関する会話や議論を聞き,話者の発話の要点を選ぶことを通じて、必要な情報を把握する力や、それらの情報を統合して要点を整理、判断する力を問う。 ここでは、 ゲームについて異なる意見をもつ二人の会話を聞く。 B1程度 (英検2級程度) 第6問B 身近な話題や馴染みのある社会的な話題に関する会話や議論を聞き,それぞれの話者の立場を判断し、意見を支持する図表を選ぶことを通じて、必要な情報を把握する力や、それらの情報を統合して要点を整理,判断する力を問う。 ここでは、 ゲームが人に与える影響に関する複数の意見を聞く。 B1程度 (英検2級程度) 参照) リーディング・リスニングともに身の回りにある題材から新聞や講義などの内容をもとに出題されていることがわかると思います。 基本的な英語力だけでなく、図や表などの複数の情報合わせて出題の意図を読み取り、判断する力が問われていることも特徴的です。 レベルとしては、これまでの大学入試センターと同様に CEFRレベルのA1~B1程度まで(英検でいうと3~5級から2級程度)の英語力を測っています。 ちなみに、 CEFR とは Common Eroupean Framework of Reference for Languages(ヨーロッパ共通参照枠)の略です。 CEFR は言語習得の段階を6つのレベルに分けており、それぞれの英語検定試験でどのスコアを取れば、どの CEFR のレベルにあたるかを示しています。 出典) CEFRのA1レベルは、「よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し用いることができる」くらいの英語力です。 CEFRのB1 レベルは、「仕事・学校・娯楽などで普段であるような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる」くらいの英語力にあたります。 出典) ここで紹介した問題は2018年のプレテストの試験内容ですが、2021年から始まる大学入学共通テストも、同じような方針の問題になることが予想されます。 基礎の英語力・コミュニケーション力を伸ばすことも大切ですが、図や表から読み解く力もつけていくことが対策の一つになるでしょう。 プレテストのモデル問題(リーディング) それでは、2021年から始まる大学入学共通テストのリーディング(筆記)でどんな問題が出題されるのか、プレテストのモデル問題をもとに見てみましょう。 以下は、CEFRレベルのB1(英検2級程度)の問題です。 学生の読書習慣について書かれた2つの記事について、記事だけでなくグラフから筆者の意図を読み取ることができるか問われています。 読書習慣がある子供たちが減っていることとその原因、読書をするメリット、子供に読書習慣をつけるためにはどうしたらよいかなどが書かれています。 以下は、この2つの記事についての設問です。 各設問の空欄に当てはまるものを選ぶ形式となっています。 問2は、グラフと記事の内容から読み取る問題になっているので注意が必要です。 プレテストのモデル問題(リスニング) 次はリスニングの問題を見てみましょう。 以下は、CEFRレベルのB1(英検2級程度)の問題です。 技術革命とこれからの職業との関わりについての内容となっています。 上のワークシートをヒントに、以下の文章の聞き取りをします。 この問題の文章の聞き取りは1回ですが、問題によっては2回だったりするので、聞き取りの際には注意が必要です。 AIの導入でどのような仕事がどのくらい無くなるのか、19世紀の産業革命ではどのような変化が起こったかなどが書かれています。 以下は、このリスニングに対する設問1です。 以下は、これに続く設問2のリスニングと問題です。 設問2については、設問1のリスニング内容もふまえての問題です。 くわえて、上のグラフの情報も合わせて予測し、解かなければいけない問題となっています。 2021年から始まる大学入学共通テストの英語では、リーディング・リスニングともに英文の内容を理解すること、そして図や表などの情報を正確に読み取る力も必要になることがわかりましたよね?このポイントを忘れずに、対策問題集などを利用しながら勉強していくようにしましょう。 参照) 3. 大学入学共通テストの英語の難易度はセンター試験と比べてやや高くなる傾向に 問題内容の趣旨が「思考力・判断力・表現力」を問うことになる大学入学共通テストですが、結局のところ問題の難易度は高くなるのか気になりますよね? そこで、大学入学共通テストの英語の難易度を調べてみました。 また英語だけでなく、国語・数学などその他の教科の難易度も調べたので、合わせて参考にしてください。 まずは、英語の難易度についてみてみましょう。 以下の内容は大手予備校「河合塾」によって、大学入学共通テストのプレテストでの問題と結果をもとに分析されたものです。 英語 リーディング(筆記) リスニング 2017年プレテスト センター試験より総語数が約1000words増に。 文章は読みやすいが、読む英文量が多い。 聞き取りの速度が速くなっている。 センター試験と比較してやや難しい内容。 2018年プレテスト センター試験より総語数が約1000words増に。 設問での語数が約2倍になっている。 難易度があがる後半の設問が難しい傾向に。 センター試験と比べて自然な英語の聞き取りになっているので、慣れてないと難しい。 後半の設問は聞き取りが1回だけなど難易度があがる。 大学入試センター試験と比べて、リーディング・リスニングともに難易度が上がる傾向になることがわかるでしょう。 リーディングについては、英文量が増えるので読解のスピードがより求められるようになります。 リスニングに関しては、一般的な会話で使われている自然な英語の言い回しに慣れておくことが重要なポイントです。 中には1回しか聞き取りができない問題もあるので、素早く正確に聞き取りをし内容を把握する力も必要になります。 参照) 英語以外の国語・数学など大学入学共通テストの難易度 次に英語以外の科目、国語や数学などの難易度について見てみましょう。 以下は、2018年度の大学入学共通テストのプレテストによる分析です。 難易度は問題によってはばらつきがあった。 国語 センター試験と比較して、マーク式問題だけみると、現代文・古文はほぼ同じ、漢文はやや易しくなった。 物理基礎 難易度はセンター試験と同じ程度。 物理 難易度はセンター試験と比べて高くなっている。 化学基礎 難易度はセンター試験と比べて高くなっている。 化学 難易度はセンター試験と比べて高くなっている。 生物基礎 難易度はセンター試験と比べて高くなっている。 生物 難易度はセンター試験と比べてやや高くなっている。 地学基礎 難易度はセンター試験と比べてやや高くなっている。 地学 難易度はセンター試験と比べて高くなっている。 世界史B 難易度はセンター試験と比べてやや高くなっている。 日本史B 難易度はセンター試験と比べてやや高くなっている。 地理B 難易度はセンター試験と同じ程度。 現代社会 難易度はセンター試験と同じ程度。 倫理 難易度はセンター試験と同じ程度。 政治・経済 難易度はセンター試験と同じ程度。 参照) とくに数学など理系科目を中心に、センター試験と比べて、難易度が高くなっていることがわかりますよね。 このプレテストの平均点は、英語を含めほとんどの科目が約5割以上という結果でした。 どの科目の問題も 文章や資料などを正しく理解し、必要な情報を合わせながら考え判断する、そして高校の授業や日常生活などの場面設定において、自分の知識をもとに考えるというような内容になっています。 英語と同じように、大学入学共通テストに対応した問題集を解くなどして対策するようにしましょう。 大学入学共通テストの英語対策にオススメの問題集 大学入学共通テストは、従来の大学センター試験と問題の内容が異なるため、きちんと大学入学共通テストに対応した問題集を活用することをオススメします。 ここでは、大学入学共通テストの英語対策にオススメの問題集をご紹介。 赤本で有名な 「数学社」が出版している問題集です。 大学入学共通テスト スマート対策 英語(筆記〔リーディング〕) 数学社 本体1,100円+税 大学入学共通テストのリーディング(筆記)の対策問題集です。 演習問題だけでなく、大学入学共通テストのプレテストの詳しい傾向分析や勉強方法も紹介。 英文の読み上げ音声付き。 2018年の第2回のプレテストがついているので、本番形式による実践テストもできます。 大学入学共通テスト スマート対策英語(リスニング) 数学社 本体1,100円+税 大学入学共通テストのリーディングの対策問題集です。 センター試験と大学入学共通テストのプレテストを分析・予想し、演習問題を作成。 リスニングの音声は、スマホとパソコンで聞くことが可能です。 リーディングの問題集と同じように、2018年の第2回のプレテストがついているので、本番形式による実践テストもできます。 文部科学省は2025年から英語の4技能が測れる試験にしていく方針 「当面の大学入学共通テストは、リーディングとリスニングが中心になることはわかったけど、そのあとはどうなっていくの・・・?」と疑問に思った人もいるでしょう。 文部科学省は2025年1月の大学入試から、英語の4技能「書く・読む・聞く・話す」を測ることができる試験の導入していく予定であることを発表しています。 2020年から1年かけて検討し、具体的に決めていくようです。 国語や数学の記述式については、いったん白紙にすることになり、試験の評価方法を見直していくことになっています。 しかし、2025年までにも大学入学共通テストが段階的に変わる可能性もあるので、定期的に情報を調べておきましょう。 2022年の大学入学共通テストの問題作成の方針については、今年(2020年)の6月頃に大学入試センターから発表がある予定です。 そうですね。 大学入学共通テストに限った話だとそうなります。 ですが英語力は大学入試だけでなく社会に出たときにも役に立つ機会があるでしょう。 早い段階で英語の4技能をまんべんなく力をつけておくことは、長い目でみると大きなメリットになると思いますよ。 参照) 4. 大学入学共通テストが利用されるかどうかは受験する大学によって変わるので注意 これから大学入試を迎える学生や保護者の方は、どれくらいの数の大学が入学試験として大学入学共通テストを活用するのか、気になるところでしょう。 文部科学省による2019年の調査では、 大学入学共通テストを「活用する」と答えた大学は約6割、「活用しない」は約1割、また「決まってない」は約3割でした。 参照) 従来の大学入試センター試験の活用を基本としていた国立大学・公立大学は、約9割以上の学校が大学入学共通テストを活用すると答えています。 一方で私立大学については、大学入学共通テストの利用大学は、約6割にとどまっています。 また大学入学共通テストの活用は、大学・学部によって大学独自の試験と併用したり、取り入れる科目も異なったりと、利用方法はまちまちです。 ちなみに、東京大学は大学入学共通テストの活用について、次のような変更点を発表しています。 東京大は10日、2020年度に始まる大学入学共通テストで、英語のリスニングを活用すると発表した。 現行の大学入試センター試験ではリスニングは使わず筆記だけを活用し、個別試験でリスニングを課していた。 共通テストの英語は筆記の後継であるリーディングと、リスニングの両分野が実施される。 配点は各100点だが、東大はリーディングを140点満点、リスニングを60点満点に換算して利用する。 引用元: この変更に伴ない、国立大学を中心に各大学も大学入学共通テストの利用方法を変えてくる可能性もあります。 まず自分の志望大学・志望学部の出願条件をチェックし、大学入学共通テストが必要か、またどの科目の受験が必要か、変更点などがないか確認しましょう。 まだ大学入学共通テストを利用するか「決まっていない」大学も約3割あるので、こちらについても注意しておく必要があります。 大学入学共通テストや英語4技能の対策方法 「英語教室や英会話教室に通いたいけど高い・・・」「部活が忙しいから英語塾に通う時間がない・・・」という中学生や高校生もいますよね。 ここではそんな忙しい学生さんでも、気軽に手軽に利用できる英語学習アプリやオンライン英会話などを紹介します。 大学入学共通テストや英語の4技能を無理なく勉強したいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。 「Polyglots(ポリグロッツ)」4技能の対策に手軽に利用できる英語アプリ Polyglotsは、が開発した英語学習アプリ。 これまで約140万人がダウンロードしており、評判も高いアプリです。 このアプリ一つあれば、英語の4技能「書く・読む・聞く・話す」をまんべんなく勉強できることができるでしょう。 リーディングについては、BBC WorldやThe Japan Times、Asahi Weeklyなどの記事が翻訳文付きで読むことができます。 わからない英単語をタップするとすぐに意味を確認でき、単語帳にも自動保存されるので、中高生の人でも無理なく続けることができるでしょう。 またリーディングだけでなく、リスニングできる記事もあるので、リスニング対策にもオススメ。 無料で利用できる 「Hand Shake」の機能を使うと、一緒に英語を学ぶ相手や外国人の友達を見つけることができ、英語でチャットすることも可能です。 日本語を勉強しているネイティブから英語を教えてもらったり、自分が日本語を教えたりと、気軽に生の英語に触れながらライティングスキルも伸ばすことができるでしょう。 スピーキングについては、月額480円~の有料サービスになりますが、英会話のレッスンが受けることができます。 「レアジョブ英会話」4技能対策にオススメのオンライン英会話 は、独自のアプリを用いて、フィリピン人講師によるマンツーマンのオンライン英会話のレッスンを提供しています。 コースは、日常英会話コース・ビジネス英会話コース・中学高校生コースの3つがあり、なかでも 中高生コースは大学入試に向けた英語4技能対策にオススメです。 実際に、中学校や高校などでもレアジョブ英会話が導入されている実績があります。 中学高校生コースの特徴は、4技能を強化する教材を使っているだけでなく、 TESOL(英語教授法の資格)を取得し、中高生向けにトレーニングされた認定講師のみが教えているということです。 また、英検の二次試験対策として、対策問題集を利用した本番同様の模擬面接を受けることもできます。 このように中学生・高校生に特化したコースなので、英語初心者でも安心して勉強を続けられるでしょう。 レアジョブ英会話の中学高校生コースは、月額9,800円で毎日25分の1レッスンを受けることができます。 「スタディサプリ 」リスニング・スピーキング対策できる英語アプリ は、リクルートが開発したアプリです。 TOEIC L&R TEST対策コース・ビジネス英語コース・新日常英会話コースの3つがあります。 中高生向けの英語の4技能対策には、新日常英会話コースがオススメ。 スマホやSNSなど中高生が興味を持つような身近な話題もピックアップされていて、ドラマ式で学ぶことができます。 レッスンの英語レベルは英検5級から準1級ほどと、英語初心者からでも学ぶこと可能です。 リスニングでは聞き取りをした英語をタイピングする 「ディクテーション」と、聞き取った英語を追いかけて発音する 「シャドーイング」のレッスンがあります。 なので、英語を正しく聞き取り発音できているかチェックすることができるでしょう。 また、 「瞬間発話プラクティス」というレッスンでは、日本語の文をすぐに英語に訳して発話するというスピーキングの実践的なトレーニングも可能。 ネイティブの発音と比較しながら学べるので、正しい発音も身につけることができます。 一部のレッスンは無料で受けることができますが、有料のレッスンは月額1,980円です。 (App Storeから申し込みした場合月額2,500円。 12ヶ月パック月1,580円。 6ヶ月パック1,780円。 「StudyNow」リーディング・リスニング対策できる英語アプリ は、株式会社イオテックインターナショナルが開発した英語学習アプリです。 これまで90万人がダウンロード。 雑誌のプレジデントや日経トレンディ、DIMEなどでも紹介されており、大学の入試問題にも採用されている評価の高い英語学習アプリです。 すべての英文記事を読みながらリスニングができ、日本語訳や解説まで付いているので、中高生の英語初心者からでも学ぶことができます。 国内海外のニュースだけでなく、ゲームやアニメ、映画、音楽など幅広いジャンルの記事を取り扱っていることも特徴的です。 また、長く続けることでポイント報酬が加算され、有料の機能が無料で使えるので、ゲーム感覚で楽しく勉強を続けることができるでしょう。 無料のアプリですが、プレミアム機能(単語帳・ワード検索機能・音声再生速度調整など)を使う場合は有料(月額360円)になります。 「Asahi Weekly」リーディング対策できる英字新聞 は、朝日新聞社が発行している週刊英字新聞です。 リーディングには、やっぱり紙のものを読み書き込みながら勉強したいという人もいると思います。 そんな人には英字新聞はオススメ。 Asahi Weeklyの記事の内容は初級・中級・上級とレベルといろいろあるので、英語初級者の中高生からでもリーディング対策に使えます。 国内海外のニュースだけでなく、英語学習コラムや最新映画のシナリオと翻訳などさまざま。 英語レベルによって、日本語訳や日本語注釈も付いているので、効率よく読み進められるでしょう。 一部の記事はオンラインで音声のリスニングも可能で、購読は紙の新聞かデジタル版を選ぶことができます。 【まとめ】大学入学共通テストの英語対策にはまず正しい情報収集と出題内容の確認を 2021年から始まる大学入学共通テストの英語を中心に見てきましたが、いかがでしたか? 外部の英語民間試験の活用が延期になったことで、当面の大学入試ではリーディングとリスニングを中心とした大学入学共通テストの対策が必要となるでしょう。 国語と数学においては、記述式の問題の導入も見送られました。 しかし、 どの科目においても従来のセンター試験とは異なり、「思考力・判断力・表現力」が問われる問題に変わるので注意が必要です。 また 英語試験について、2025年の大学入試ではリーディング・リスニングだけでなく、リーディング・スピーキングの4技能が測れるようにしていく方針です。 外部の英語検定試験の活用と記述式問題の導入は、延期・見送りになっただけで中止・廃止が決まったわけではありません。 これからの段階的に大学入試が変わっていく可能性もあります。 なので、 まず大学入試について最新かつ正しい情報を把握し、どのような出題内容になっているのかを確認するようにしてください。 また、志望大学の出願資格・出願条件もあわせて随時チェックしておきましょう。

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