西村あさひ法律事務所 リモート。 若手弁護士 座談会

スタンフォード卒の弁護士 岡本杏莉が、メルカリを選んだワケ

西村あさひ法律事務所 リモート

相澤: 本日はお集まりいただきありがとうございます。 この若手弁護士座談会では、西村あさひ法律事務所はどのような事務所なのかについて、若手弁護士の視点から意見交換をさせていただければと思います。 まず最初に、本日参加いただく先生方の自己紹介をお願いいたします。 私は71期の相澤と申します。 杉本: 同じく71期の杉本です。 また、データ保護関係の案件も担当しています。 秋吉: 69期の秋吉です。 危機管理を主に担当しています。 最近では、他チーム コーポレート、知財、争訟等 とのコラボ案件を担当する機会も増えてきています。 サイバーセキュリティ関係の案件を担当することもありますね。 江口: 69期の江口です。 メインは事業再生ですが、労働法分野も担当しています。 労働法分野は、入所時には業務分野として選択することになるとは考えていませんでしたが、入所後に指導担当の先生にお声掛けいただいて、担当する機会が増えてきた分野です。 角田: 67期の角田です。 主に独占禁止法や通商法を担当しています。 最近はデータ保護や様々な業規制の案件も担当しているほか、これらの分野に関連した文献の執筆機会も多くなりました。 伊豆: 67期の伊豆です。 企業の規模にかかわらず、事業を新しく創出していく際に法的にどういう枠組みを使うべきか、実際に交渉・契約をどう進めるべきか等、法務戦略策定段階からサポートするという仕事を主に行っています。 相澤: ありがとうございました。 今日は西村あさひに関する色々なトピックについて、先生方からお話を伺えればと思いますので、よろしくお願いいたします。 まずは西村あさひを選んだ理由について、杉本先生はいかがですか? 杉本: 私は、サマー・アソシエイト等のインターンを通じて、複雑かつ興味深い案件に日々携わることのできる点や、優秀かつ誠実な弁護士と一緒に仕事ができる点に魅力を感じ、ぜひそうした西村あさひの環境で仕事をしたいと思うようになりました。 また、どのような興味分野があり、どこに強みがあるのかを自発的に言える環境があるのは魅力的であると感じています。 やりたい分野を自分で選択できる、自分の強みを伸ばしたいという思いを尊重してくれる環境があるという点も大きな入所の決め手のひとつです。 実際に入所してからも、そのような環境があることを実感しています。 相澤: 大学時代のアメリカンフットボール等、学生時代ずっとチームスポーツをやっていたこともあり、インターンで西村あさひに来て、指導担当パートナー制度等、先輩・同期・後輩の人の繋がりがしっかりしていて、先輩が後輩をちゃんと育ててくれるという雰囲気がある点に最も魅力を感じました。 あと、杉本先生も指摘しているように、入所後もやりたい分野を自分で広げていくことができるというのは重要だと思います。 私も入所後に別のチームの先生の誘いを受けて新たな法分野の開拓に参加しています。 自分の成長にとって大事なことは、この人と仕事をすればきっと成長できると思う人ができるだけ多くいること、そしてそういう人たちと分野やチームを超えて実際に仕事ができる環境があることだと思います。 江口: 司法試験の選択科目で倒産法を選択していたこともあって、就職活動の段階から事業再生をやってみたいという希望を持っていました。 私はインターンの経験はありませんでしたが、所外の弁護士からも事業再生を本気でやりたいなら西村あさひが良いのではないかと勧められたこともあり、西村あさひを入所先として選択しました。 実際に丸3年働いて思うことは、弁護士としての能力は単に努力だけで伸ばせるものではなく、成長のためには自分を成長させてくれるレベルの高い案件があることと、尊敬できる人と一緒に働くことが必要だと感じていて、西村あさひはその点を満たす環境を備えているんだと思います。 秋吉: 若手含めインターンや就職活動で出会う弁護士全員が、自分の案件を非常に楽しそうに、かつ、自分の言葉で語っているのが印象的でした。 また、「あなたが西村あさひに入所したらこういうことができる」、「あなたが西村あさひに入所したら、一緒に働くのは今までインターン等で会ってきた危機管理チームの弁護士であり、あなたの成長に責任を持つのもその弁護士たちである」と明言してもらえたことで、入所した後のイメージを具体的に持つことができましたし、非常に安心したのを覚えています。 角田: 私が主に担当している独占禁止法・通商法は、今では多くの事務所が扱っている分野です。 しかし就職活動をしているときに、単に法律を解釈・適用するだけでなく、解決すべき社会課題や、クライアントが目指す社会像の実現ためのツールとしての独占禁止法・通商法の在り方、規制の在り方自体を革新していくマインド等の話を聞けた事務所は西村あさひだけだったことが、大きな入所理由のひとつです。 こうした視点や志、スキルはそれまでの自分に足りていない部分でしたが、西村あさひで働くことで自分も自然とこのような視点を身に付けていくことができるのではないかと期待しました。 伊豆: インターンや就職活動を通じて、特に若手の弁護士の方々が明確な目標を持ちながら情熱的に仕事をされている点に非常に魅力を感じました。 また、西村あさひは事務所全体として新規分野を開拓していこうという雰囲気が最も強く感じられ、この事務所で働きたいと感じました。 相澤: みなさん入所の理由は千差万別ですね。 それでは、実際に入所してみて、現在の業務についてはどのように捉えていますか。 杉本: 入所前に、若手のうちからクライアントと直接やりとりをするという話は聞いていたものの、実際に仕事をしてみて想像以上にクライアントと積極的にやりとりをする場面が多く、責任とやりがいのある仕事だと感じています。 書面のドラフトでは、上の弁護士からアドバイスを受けて自分のスキルを上げていく段階ですが、2期・3期上の先輩とやり取りをする機会が多く、丁寧かつ具体的な指導を受けることができています。 案件を進める中では、流れの説明を受けるだけでなく次の案件では自分で案件を前に進めることができるように、先輩のやり方を見ながら案件の進め方やポイント、クライアントに何を聞かなければいけないのか等を理解するように努めています。 案件を自分で前に進める意識を強く持つという点は、チャレンジングであり面白みを感じる部分でもあります。 江口: 「若手を最前線に」というのが西村あさひのやり方で、もちろん若手にとって大変かつ不安もありますが、その分必死で調べて考えて対応するので力がつきます。 また、翻って考えると、若手にチャンスを与えてくれるのは先輩弁護士の器量の大きさ・若手への信頼の大きさのあらわれでもあり、そこも西村あさひの良い部分だと思っています。 秋吉: 単純に違法・適法の見解を述べるだけでなく、どうすればクライアントの意向に沿うような結果・方法を実現・提案できるかを考えることが求められる機会が多く、非常にやりがいがあります。 また、若手のうちからチャレンジングな仕事を中心メンバーとして担当し、様々な成長機会をいただけたことが現在の自分を形作っていると思います。 案件以外でも、シドニーで開催されたIBA International Bar Association でプレゼンテーションをしたり、シンガポールで開催されたIPBA Inter-Pacific Bar Association にパネリストとして参加したりと、若手のうちから様々な国際経験を積むこともできました。 角田: 独禁法は業界を問わず適用され得る法律であるため、常に市場や業界実態を研究しながら様々な隣接分野 データ保護、IP、業規制、民商法等 のことも踏まえて物事を考える必要がある分野です。 年次が上がるにつれて、そうした幅広さを踏まえて方向性や解決策を提案する力が一層問われている気がします。 また、ロースクールの頃にリサーチペーパーを執筆していたこともあって、個人的には理論面でのインプットを期待されることも多いです。 特に最先端の問題になればなるほど、過去の事例や議論の蓄積等にも照らした理論的な基盤が問題となることが多い印象ですね。 今は、こうした理論と実務の掛け合わせを更に深める観点から博士課程にも挑戦しています。 前例のない取組みですが、チャレンジを受け入れ、応援してくれる西村あさひの風土はありがたいなと実感しています。 私は、入所時に、本人の希望を踏まえながら、誰が育ててくれるのかという点でコミットしてもらえる点がグループ制の良い点だと思います。 一方で、いざ入所してみるとグループの中でしか仕事ができないというわけではなく、個人の希望を尊重しつつも指導担当の先生が自分の成長にコミットしてくれる制度だと実感しています。 江口: 私も、入所直後にはある程度決まった人と継続的に案件を担当することが、弁護士として成長するために必要なプロセスだと思います。 指導担当パートナー制度があっても、他の弁護士と仕事をしてみたい、他の分野もやってみたいと希望を伝えれば、事務所としてそういった意見を大事にしてくれますので、バランスは図られていますね。 杉本: 指導担当期間中でも、指導担当の先生から来る案件もあれば、指導担当以外のパートナーから来る案件もあります。 また、定期的にグループのパートナーとの面談が設定され、今どんな案件をやっているのか、興味があるのか等の要望を聞いてもらえます。 その面談の中で、指導担当の先生が具体的なアドバイスをしてくださり、その指導を踏まえて次の数ヶ月を過ごすことが出来るため、一人一人に合わせてきめ細やかなケア・指導が受けられている点は非常に安心感があります。 指導担当パートナー制度以外にもAssociate Care Committee等様々な制度があり、西村あさひは想像以上に若手弁護士のケアが手厚いなと思いました。 秋吉: 指導担当の先生がその人の適性やバランスを考えながら案件をアサインするので、自分では向いていないと思っていた案件で意外な適性を発見できたり、自分の苦手とする部分が克服できたりするのが、指導担当パートナー制度の良い点だと思います。 また、指導担当パートナー制度が適用されるのは最初の2年間ですが、その後も指導担当の先生との信頼関係は続いていき、やってみたい案件をリクエストする等、必要に応じて相談をしています。 指導担当パートナー制度は、2年間でその後の広がりの土台を作るためにバランス良く教育してくれるための制度だというイメージです。 杉本: 指導担当の先生による指導だけではなく、先輩アソシエイトは何でも丁寧に教えてくれます。 今は2期・3期上の先輩とコミュニケーションをとる機会が多く、どう案件に対応しようと考えているか聞いてくれる等、自分が案件を回すという意識を教えてくれます。 普段コミュニケーションをよくとっている分相談もしやすく、必要なときには厳しい指摘をいただくこともありますが、大変なときにはフォローもしてくださり、とてもありがたいです。 相澤: そうですね。 先輩にご飯に連れて行ってもらうこともよくあり、仕事の悩みを聞いてもらうこともあれば、仕事ではない話をすることもあります。 事務所の外でも、一個人として気にかけていただいています。 江口: 若手であっても、案件では一人のプロフェッショナルとして意見を尊重してくれると感じます。 また、西村あさひの場合、1ヶ月間の語学研修で同期全員が衣食住を共にしますので、同期仲は良いですね。 同期を見ても、私を含め、出身大学、ロースクール、バックグラウンド等は千差万別で、多様性に溢れているのも印象的です。 秋吉: 私の周りでは迷ったら遠慮なく先輩に聞きに行くという文化が強いです。 仕事以外の場面でも、毎年仕事仲間で旅行をしています。 伊豆: 後輩指導に関しては、年次が上がるにつれ、自分で対応した方がよいか、後輩に任せた方がよいかの判断が難しく悩む部分はあります。 ただ、そのように悩みながら指導することがチームリーダーとしての役割を担う中堅アソシエイトの成長にも繋がると考えています。 また、自分のリーダーシップの在り方について若手の先生の意見を聞いて気づかされることも多いです。 角田: 私も同感です。 他には、その後輩にとっての成長曲線や興味関心、現在地がどのあたりなのかも踏まえて、互いにコミュニケーションをとりながら案件を一緒に前に進めていくことを意識しています。 後輩とのコミュニケーションにあたっては、パートナー弁護士ともよく連携しています。 江口: 仕事の環境については、リモートワークの環境も整ってきて、アソシエイトの働き方を改革しよう、見直そうとする事務所の意思を感じます。 学生の方から、西村あさひは女性弁護士にとって大変な環境ではないかとよく聞かれますが、率直に言って、女性弁護士に限らず、責任ある仕事を任されているので決して楽ではありません。 もっとも、大切なのは、仕事の量やペースを自分で管理する能力を身につけてメリハリをつけて働くことだと思いますし、そのような工夫をしながら働いている人が多いと思います。 杉本: 休暇については、周りの同期や先輩を見ると、皆さんしっかり取っている印象です。 事務所で仕事をした方が効率的なときは遅くまで事務所で仕事をすることもありますが、早めに家に帰って一休みしてからリモートで仕事をすることもあり、自分の無理のない範囲で働いています。 そのように自分のペースで執務できる環境は非常に便利で、ありがたいですね。 秋吉: たしかに、最近では制度や設備が整ってきたため、時間効率を考えて事務所での仕事とリモートでの仕事を使い分ける等、自分に合った働き方を選択できるようになったのはありがたいです。 相澤: ありがとうございます。 では次に、仕事のやりがいについて聞かせてください。 大変な案件であればあるほど、クライアントとの信頼関係も強くなるため、案件後にも関係性が続くことが多いです。 江口: 印象に残っているのは、無事に事業を再生させて一段落ついたときに、クライアントから涙を流して感謝されたことでしょうか。 正直なところ、西村あさひのような大規模事務所に入ってそのような経験をするとは思っていませんでした。 事務所の規模が大きくても、扱っている1つ1つの案件は本当に人間くさいもので、だからこそやりがいを感じます。 秋吉: 調査報告書の中で企業に対して再発防止策を提言することがありますが、企業が真摯にそれを受け止めて変わっていく姿を見ると、自分の仕事が社会に影響を与えているという実感が得られますし、やりがいを感じます。 角田: 自分が担当している業務分野 独禁法、データ保護、業規制等 は、何か新しいビジネスをやろうとするときに常につきまとう領域ということもあり、新しい企画立案の早い段階から相談していただけたり、クライアントから継続的に自分の見解や感触を知りたいとの連絡をいただけたりするようになってくると、自分が積み上げてきたものは間違いではなかったと、自分の成長や貢献を感じることができます。 相澤: 最後に、学生の皆さんへのメッセージをお願いします。 江口: どんな仕事をしたいのか、どんな弁護士になりたいのか、何に興味があるのか、といった自分のことについて、少しだけ真面目に考えてみると良いと思います。 単に就職活動のためというだけではなく、弁護士として働き始めてからも「初心」というのは大切なものだと感じます。 秋吉: 司法試験の勉強で手一杯になるかもしれませんが、隙間時間に、法律以外の分野で自分の興味関心を見つけ、それを掘り下げてもらえたら良いと思います。 意外なところで案件にその知識が役に立ったり、自分の進路の決め手になることがあります。 今になって感じることですが、学生のうちにしかできないことが沢山あると思うので、積極的に色々なことに取り組んでもらいたいです。 角田: 私は入所前の段階でやってみたい分野が比較的明確なタイプだったのかもしれませんが、入所前に現在の業務ポートフォリオを見通していたわけではありませんでした。 入所してから目の前の業務に一つ一つ真摯に取り組む中で今の環境・業務に至ったというのが実感ですし、今後も変化していくのだと思います。 そうした変化を可能にするほど、西村あさひというプラットフォームには常に多くのチャンスが拡がっているので、学生の皆さんには、選択の基盤となる興味関心や価値観をよく自己分析してもらい、自分なりの羅針盤を持ってきてもらうことができたらいいですね。 伊豆: 西村あさひを知っていただく機会としてインターンや事務所訪問等がありますが、これらを通じて自分が何を得たいかという仮説を持って参加していただけると有意義に活用できると思います。 杉本: 司法試験の勉強だけでなく、実務に出たときに自分が何をやりたいのかを考え、インターン等で少しでも興味があればその分野の弁護士の話を聞いて、自分の興味分野の範囲を広げることができると良いかなと思います。 インターン以外では、学部やロースクールで実務家の先生の授業をとったり、留学生と同じ授業をとったりと、実務を想定して自分の興味範囲を広げて取り組むと、いざ仕事を始めたときに必要となる自分の引き出しを増やしておけるでしょうね。 相澤: 西村あさひは環境が整った非常に魅力的な事務所だと思いますし、学生の方々には、実際に自分の目で事務所を見て、弁護士たちに会っていただいて、ぜひこの魅力を直接体感してもらいたいです。 今日の若手弁護士座談会を通じて、若手の先生それぞれがそれぞれの言葉で事務所の姿を語れることもまた西村あさひの魅力のひとつだと感じました。 本日はありがとうございました。

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【インタビュー】宇宙産業の発展に重要な法整備。民間の宇宙ビジネスの本格化と、宇宙2法の成立 西村あさひ法律事務所 水島 淳 (前編)

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<目次>• 四大法律事務所も参加するLGBT支援団体 LLANは、ゴールドマン・サックス証券の藤田 直介氏と、フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所のアレクサンダー・ドミトレンコ氏が、そのほかの仲間とともに今年2月に立ち上げた団体だ。 最近では日本の四大法律事務所(アンダーソン・毛利・友常法律事務所、長島・大野・常松法律事務所、西村あさひ法律事務所、森・濱田松本法律事務所)も加わった。 本イベントでは数多くの有力法律事務所がスポンサーリストに名を連ねている。 フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所 75位 国際的な企業買収、合弁、合併などの国際企業法務案件、ストラクチャード・ファイナンスや証券化などの国際金融取引、訴訟や仲裁を含む紛争処理案件を扱う。 ゴールドマン・サックス証券 藤田 直介氏 LGBT支援は日本のビジネスシーンでも注目されている。 本イベントの企業スポンサーには、ゼネラル・エレクトリック、アルファロメオ、スキンケア用品で知られるラッシュ、リッツ・カールトンが業界を超えて集まり、そのほか団体として、オーストラリア大使館、オランダ王国大使館もスポンサーとして参加した。 イベントは藤田氏とドミトレンコ氏の挨拶で始まった。 「本イベントは日本におけるLGBT当事者の平等を目指す思いから開催されるに至りました。 LLANは私とドミトレンコさんと友人とで今年2月に立ち上げた団体です。 弁護士に限らず、法律実務に携わる人間がその専門性を活かし、LGBTが自分らしく生きられる社会を実現することが目的です」(藤田氏) フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所 アレクサンダー・ドミトレンコ氏 「日本にもLGBTの方々はたくさんいらっしゃいますが、みなさん隠れています。 いまここにいるみなさんの家族、友人、近所の人、同僚の中にもLGBTはいます。 しかし、日本ではLGBTをめぐる不平等と差別があります。 そんな状況にいるLGBTをサポートするために我々は集まりました。 これほどの規模で法律事務所が集まり、LGBTを支えるLLANのような組織は世界でも類を見ません」(ドミトレンコ氏) 藤田氏は、自身の部下がカミングアウトしたことがきっかけでLGBTをサポートする「アライ(ally、「味方」「同盟者」という意味)」になった。 自身の経験を踏まえ、「大切なのは小さな一歩です。 会社で研修を受ける、LGBT当事者の話を聞く、本を読む、それが積み重なって、LGBTの理解につながるのです」と語った。 世界の法曹も日本のLGBTを支援 アメリカ法曹協会 会長 リンダ・クレイン氏 「40万人の会員を持つアメリカ法曹協会は、40年以上にわたり『平等』の実現に取り組んできました。 1973年、アメリカ法曹協会は、性的志向とジェンダーアイデンティに関するポリシーを初めて採択しました。 それからというもの、その2つに関する30以上のポリシーを採択しました。 2010年には、アメリカ法曹協会は、性的志向に関わる結婚の壁を取り払うよう活動を開始し、5年後にはアメリカ最高裁判所でそれが認められました。 LGBTを支援するすべての人との今後の協力が楽しみです」(クレイン氏) オーストラリアからは、前オーストラリア高等裁判所判事 マイケル・カービー氏が参加した。 同氏は2009年に退官し、オーストラリア史上最も長く務めた判事として知られる。 「LGBTの平等は、日本の人々が心から欲して実現するものです。 外国人が来て、『やらないといけない』と言ったから始まるものではありません。 日本の人々もLGBT当事者に『対面』し始めました。 ディスコダンサーのように目立つわけでもない、『普通の人々』としてのLGBTを認識するようになったのです。

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人工衛星などへの国際担保の設定 ケープタウン条約と宇宙ファイナンス

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相澤: 本日はお集まりいただきありがとうございます。 この若手弁護士座談会では、西村あさひ法律事務所はどのような事務所なのかについて、若手弁護士の視点から意見交換をさせていただければと思います。 まず最初に、本日参加いただく先生方の自己紹介をお願いいたします。 私は71期の相澤と申します。 杉本: 同じく71期の杉本です。 また、データ保護関係の案件も担当しています。 秋吉: 69期の秋吉です。 危機管理を主に担当しています。 最近では、他チーム コーポレート、知財、争訟等 とのコラボ案件を担当する機会も増えてきています。 サイバーセキュリティ関係の案件を担当することもありますね。 江口: 69期の江口です。 メインは事業再生ですが、労働法分野も担当しています。 労働法分野は、入所時には業務分野として選択することになるとは考えていませんでしたが、入所後に指導担当の先生にお声掛けいただいて、担当する機会が増えてきた分野です。 角田: 67期の角田です。 主に独占禁止法や通商法を担当しています。 最近はデータ保護や様々な業規制の案件も担当しているほか、これらの分野に関連した文献の執筆機会も多くなりました。 伊豆: 67期の伊豆です。 企業の規模にかかわらず、事業を新しく創出していく際に法的にどういう枠組みを使うべきか、実際に交渉・契約をどう進めるべきか等、法務戦略策定段階からサポートするという仕事を主に行っています。 相澤: ありがとうございました。 今日は西村あさひに関する色々なトピックについて、先生方からお話を伺えればと思いますので、よろしくお願いいたします。 まずは西村あさひを選んだ理由について、杉本先生はいかがですか? 杉本: 私は、サマー・アソシエイト等のインターンを通じて、複雑かつ興味深い案件に日々携わることのできる点や、優秀かつ誠実な弁護士と一緒に仕事ができる点に魅力を感じ、ぜひそうした西村あさひの環境で仕事をしたいと思うようになりました。 また、どのような興味分野があり、どこに強みがあるのかを自発的に言える環境があるのは魅力的であると感じています。 やりたい分野を自分で選択できる、自分の強みを伸ばしたいという思いを尊重してくれる環境があるという点も大きな入所の決め手のひとつです。 実際に入所してからも、そのような環境があることを実感しています。 相澤: 大学時代のアメリカンフットボール等、学生時代ずっとチームスポーツをやっていたこともあり、インターンで西村あさひに来て、指導担当パートナー制度等、先輩・同期・後輩の人の繋がりがしっかりしていて、先輩が後輩をちゃんと育ててくれるという雰囲気がある点に最も魅力を感じました。 あと、杉本先生も指摘しているように、入所後もやりたい分野を自分で広げていくことができるというのは重要だと思います。 私も入所後に別のチームの先生の誘いを受けて新たな法分野の開拓に参加しています。 自分の成長にとって大事なことは、この人と仕事をすればきっと成長できると思う人ができるだけ多くいること、そしてそういう人たちと分野やチームを超えて実際に仕事ができる環境があることだと思います。 江口: 司法試験の選択科目で倒産法を選択していたこともあって、就職活動の段階から事業再生をやってみたいという希望を持っていました。 私はインターンの経験はありませんでしたが、所外の弁護士からも事業再生を本気でやりたいなら西村あさひが良いのではないかと勧められたこともあり、西村あさひを入所先として選択しました。 実際に丸3年働いて思うことは、弁護士としての能力は単に努力だけで伸ばせるものではなく、成長のためには自分を成長させてくれるレベルの高い案件があることと、尊敬できる人と一緒に働くことが必要だと感じていて、西村あさひはその点を満たす環境を備えているんだと思います。 秋吉: 若手含めインターンや就職活動で出会う弁護士全員が、自分の案件を非常に楽しそうに、かつ、自分の言葉で語っているのが印象的でした。 また、「あなたが西村あさひに入所したらこういうことができる」、「あなたが西村あさひに入所したら、一緒に働くのは今までインターン等で会ってきた危機管理チームの弁護士であり、あなたの成長に責任を持つのもその弁護士たちである」と明言してもらえたことで、入所した後のイメージを具体的に持つことができましたし、非常に安心したのを覚えています。 角田: 私が主に担当している独占禁止法・通商法は、今では多くの事務所が扱っている分野です。 しかし就職活動をしているときに、単に法律を解釈・適用するだけでなく、解決すべき社会課題や、クライアントが目指す社会像の実現ためのツールとしての独占禁止法・通商法の在り方、規制の在り方自体を革新していくマインド等の話を聞けた事務所は西村あさひだけだったことが、大きな入所理由のひとつです。 こうした視点や志、スキルはそれまでの自分に足りていない部分でしたが、西村あさひで働くことで自分も自然とこのような視点を身に付けていくことができるのではないかと期待しました。 伊豆: インターンや就職活動を通じて、特に若手の弁護士の方々が明確な目標を持ちながら情熱的に仕事をされている点に非常に魅力を感じました。 また、西村あさひは事務所全体として新規分野を開拓していこうという雰囲気が最も強く感じられ、この事務所で働きたいと感じました。 相澤: みなさん入所の理由は千差万別ですね。 それでは、実際に入所してみて、現在の業務についてはどのように捉えていますか。 杉本: 入所前に、若手のうちからクライアントと直接やりとりをするという話は聞いていたものの、実際に仕事をしてみて想像以上にクライアントと積極的にやりとりをする場面が多く、責任とやりがいのある仕事だと感じています。 書面のドラフトでは、上の弁護士からアドバイスを受けて自分のスキルを上げていく段階ですが、2期・3期上の先輩とやり取りをする機会が多く、丁寧かつ具体的な指導を受けることができています。 案件を進める中では、流れの説明を受けるだけでなく次の案件では自分で案件を前に進めることができるように、先輩のやり方を見ながら案件の進め方やポイント、クライアントに何を聞かなければいけないのか等を理解するように努めています。 案件を自分で前に進める意識を強く持つという点は、チャレンジングであり面白みを感じる部分でもあります。 江口: 「若手を最前線に」というのが西村あさひのやり方で、もちろん若手にとって大変かつ不安もありますが、その分必死で調べて考えて対応するので力がつきます。 また、翻って考えると、若手にチャンスを与えてくれるのは先輩弁護士の器量の大きさ・若手への信頼の大きさのあらわれでもあり、そこも西村あさひの良い部分だと思っています。 秋吉: 単純に違法・適法の見解を述べるだけでなく、どうすればクライアントの意向に沿うような結果・方法を実現・提案できるかを考えることが求められる機会が多く、非常にやりがいがあります。 また、若手のうちからチャレンジングな仕事を中心メンバーとして担当し、様々な成長機会をいただけたことが現在の自分を形作っていると思います。 案件以外でも、シドニーで開催されたIBA International Bar Association でプレゼンテーションをしたり、シンガポールで開催されたIPBA Inter-Pacific Bar Association にパネリストとして参加したりと、若手のうちから様々な国際経験を積むこともできました。 角田: 独禁法は業界を問わず適用され得る法律であるため、常に市場や業界実態を研究しながら様々な隣接分野 データ保護、IP、業規制、民商法等 のことも踏まえて物事を考える必要がある分野です。 年次が上がるにつれて、そうした幅広さを踏まえて方向性や解決策を提案する力が一層問われている気がします。 また、ロースクールの頃にリサーチペーパーを執筆していたこともあって、個人的には理論面でのインプットを期待されることも多いです。 特に最先端の問題になればなるほど、過去の事例や議論の蓄積等にも照らした理論的な基盤が問題となることが多い印象ですね。 今は、こうした理論と実務の掛け合わせを更に深める観点から博士課程にも挑戦しています。 前例のない取組みですが、チャレンジを受け入れ、応援してくれる西村あさひの風土はありがたいなと実感しています。 私は、入所時に、本人の希望を踏まえながら、誰が育ててくれるのかという点でコミットしてもらえる点がグループ制の良い点だと思います。 一方で、いざ入所してみるとグループの中でしか仕事ができないというわけではなく、個人の希望を尊重しつつも指導担当の先生が自分の成長にコミットしてくれる制度だと実感しています。 江口: 私も、入所直後にはある程度決まった人と継続的に案件を担当することが、弁護士として成長するために必要なプロセスだと思います。 指導担当パートナー制度があっても、他の弁護士と仕事をしてみたい、他の分野もやってみたいと希望を伝えれば、事務所としてそういった意見を大事にしてくれますので、バランスは図られていますね。 杉本: 指導担当期間中でも、指導担当の先生から来る案件もあれば、指導担当以外のパートナーから来る案件もあります。 また、定期的にグループのパートナーとの面談が設定され、今どんな案件をやっているのか、興味があるのか等の要望を聞いてもらえます。 その面談の中で、指導担当の先生が具体的なアドバイスをしてくださり、その指導を踏まえて次の数ヶ月を過ごすことが出来るため、一人一人に合わせてきめ細やかなケア・指導が受けられている点は非常に安心感があります。 指導担当パートナー制度以外にもAssociate Care Committee等様々な制度があり、西村あさひは想像以上に若手弁護士のケアが手厚いなと思いました。 秋吉: 指導担当の先生がその人の適性やバランスを考えながら案件をアサインするので、自分では向いていないと思っていた案件で意外な適性を発見できたり、自分の苦手とする部分が克服できたりするのが、指導担当パートナー制度の良い点だと思います。 また、指導担当パートナー制度が適用されるのは最初の2年間ですが、その後も指導担当の先生との信頼関係は続いていき、やってみたい案件をリクエストする等、必要に応じて相談をしています。 指導担当パートナー制度は、2年間でその後の広がりの土台を作るためにバランス良く教育してくれるための制度だというイメージです。 杉本: 指導担当の先生による指導だけではなく、先輩アソシエイトは何でも丁寧に教えてくれます。 今は2期・3期上の先輩とコミュニケーションをとる機会が多く、どう案件に対応しようと考えているか聞いてくれる等、自分が案件を回すという意識を教えてくれます。 普段コミュニケーションをよくとっている分相談もしやすく、必要なときには厳しい指摘をいただくこともありますが、大変なときにはフォローもしてくださり、とてもありがたいです。 相澤: そうですね。 先輩にご飯に連れて行ってもらうこともよくあり、仕事の悩みを聞いてもらうこともあれば、仕事ではない話をすることもあります。 事務所の外でも、一個人として気にかけていただいています。 江口: 若手であっても、案件では一人のプロフェッショナルとして意見を尊重してくれると感じます。 また、西村あさひの場合、1ヶ月間の語学研修で同期全員が衣食住を共にしますので、同期仲は良いですね。 同期を見ても、私を含め、出身大学、ロースクール、バックグラウンド等は千差万別で、多様性に溢れているのも印象的です。 秋吉: 私の周りでは迷ったら遠慮なく先輩に聞きに行くという文化が強いです。 仕事以外の場面でも、毎年仕事仲間で旅行をしています。 伊豆: 後輩指導に関しては、年次が上がるにつれ、自分で対応した方がよいか、後輩に任せた方がよいかの判断が難しく悩む部分はあります。 ただ、そのように悩みながら指導することがチームリーダーとしての役割を担う中堅アソシエイトの成長にも繋がると考えています。 また、自分のリーダーシップの在り方について若手の先生の意見を聞いて気づかされることも多いです。 角田: 私も同感です。 他には、その後輩にとっての成長曲線や興味関心、現在地がどのあたりなのかも踏まえて、互いにコミュニケーションをとりながら案件を一緒に前に進めていくことを意識しています。 後輩とのコミュニケーションにあたっては、パートナー弁護士ともよく連携しています。 江口: 仕事の環境については、リモートワークの環境も整ってきて、アソシエイトの働き方を改革しよう、見直そうとする事務所の意思を感じます。 学生の方から、西村あさひは女性弁護士にとって大変な環境ではないかとよく聞かれますが、率直に言って、女性弁護士に限らず、責任ある仕事を任されているので決して楽ではありません。 もっとも、大切なのは、仕事の量やペースを自分で管理する能力を身につけてメリハリをつけて働くことだと思いますし、そのような工夫をしながら働いている人が多いと思います。 杉本: 休暇については、周りの同期や先輩を見ると、皆さんしっかり取っている印象です。 事務所で仕事をした方が効率的なときは遅くまで事務所で仕事をすることもありますが、早めに家に帰って一休みしてからリモートで仕事をすることもあり、自分の無理のない範囲で働いています。 そのように自分のペースで執務できる環境は非常に便利で、ありがたいですね。 秋吉: たしかに、最近では制度や設備が整ってきたため、時間効率を考えて事務所での仕事とリモートでの仕事を使い分ける等、自分に合った働き方を選択できるようになったのはありがたいです。 相澤: ありがとうございます。 では次に、仕事のやりがいについて聞かせてください。 大変な案件であればあるほど、クライアントとの信頼関係も強くなるため、案件後にも関係性が続くことが多いです。 江口: 印象に残っているのは、無事に事業を再生させて一段落ついたときに、クライアントから涙を流して感謝されたことでしょうか。 正直なところ、西村あさひのような大規模事務所に入ってそのような経験をするとは思っていませんでした。 事務所の規模が大きくても、扱っている1つ1つの案件は本当に人間くさいもので、だからこそやりがいを感じます。 秋吉: 調査報告書の中で企業に対して再発防止策を提言することがありますが、企業が真摯にそれを受け止めて変わっていく姿を見ると、自分の仕事が社会に影響を与えているという実感が得られますし、やりがいを感じます。 角田: 自分が担当している業務分野 独禁法、データ保護、業規制等 は、何か新しいビジネスをやろうとするときに常につきまとう領域ということもあり、新しい企画立案の早い段階から相談していただけたり、クライアントから継続的に自分の見解や感触を知りたいとの連絡をいただけたりするようになってくると、自分が積み上げてきたものは間違いではなかったと、自分の成長や貢献を感じることができます。 相澤: 最後に、学生の皆さんへのメッセージをお願いします。 江口: どんな仕事をしたいのか、どんな弁護士になりたいのか、何に興味があるのか、といった自分のことについて、少しだけ真面目に考えてみると良いと思います。 単に就職活動のためというだけではなく、弁護士として働き始めてからも「初心」というのは大切なものだと感じます。 秋吉: 司法試験の勉強で手一杯になるかもしれませんが、隙間時間に、法律以外の分野で自分の興味関心を見つけ、それを掘り下げてもらえたら良いと思います。 意外なところで案件にその知識が役に立ったり、自分の進路の決め手になることがあります。 今になって感じることですが、学生のうちにしかできないことが沢山あると思うので、積極的に色々なことに取り組んでもらいたいです。 角田: 私は入所前の段階でやってみたい分野が比較的明確なタイプだったのかもしれませんが、入所前に現在の業務ポートフォリオを見通していたわけではありませんでした。 入所してから目の前の業務に一つ一つ真摯に取り組む中で今の環境・業務に至ったというのが実感ですし、今後も変化していくのだと思います。 そうした変化を可能にするほど、西村あさひというプラットフォームには常に多くのチャンスが拡がっているので、学生の皆さんには、選択の基盤となる興味関心や価値観をよく自己分析してもらい、自分なりの羅針盤を持ってきてもらうことができたらいいですね。 伊豆: 西村あさひを知っていただく機会としてインターンや事務所訪問等がありますが、これらを通じて自分が何を得たいかという仮説を持って参加していただけると有意義に活用できると思います。 杉本: 司法試験の勉強だけでなく、実務に出たときに自分が何をやりたいのかを考え、インターン等で少しでも興味があればその分野の弁護士の話を聞いて、自分の興味分野の範囲を広げることができると良いかなと思います。 インターン以外では、学部やロースクールで実務家の先生の授業をとったり、留学生と同じ授業をとったりと、実務を想定して自分の興味範囲を広げて取り組むと、いざ仕事を始めたときに必要となる自分の引き出しを増やしておけるでしょうね。 相澤: 西村あさひは環境が整った非常に魅力的な事務所だと思いますし、学生の方々には、実際に自分の目で事務所を見て、弁護士たちに会っていただいて、ぜひこの魅力を直接体感してもらいたいです。 今日の若手弁護士座談会を通じて、若手の先生それぞれがそれぞれの言葉で事務所の姿を語れることもまた西村あさひの魅力のひとつだと感じました。 本日はありがとうございました。

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