この謎のサービス群は、Windows 10初期リリース(バージョン1507)では 4つ、Windows 10 November Update(バージョン1511)では 5つ、Windows 10 Anniversary Update(バージョン1607)では 7つと、その数は機能更新(旧称、機能アップグレード)とともに増えてきました( 画面1、 表1)。 画面1 Unistackサービスグループ(UnistackSvcGroup)として「svchost. exe」により制御される謎のサービス群。 このサービスが実行中でないときは、メールと、この機能に依存する他のアプリケーションは正しく機能しません。 このサービスを停止または無効にすると、連絡先が検索結果に含まれなくなる可能性があります。 ユーザー データには、連絡先情報、予定表、メッセージなどのコンテンツが含まれます。 このサービスを停止または無効にすると、このデータを使用するアプリが正しく動作しなくなる可能性があります。 ユーザー データには、連絡先情報、予定表、メッセージなどのコンテンツが含まれます。 このサービスを停止または無効にすると、このデータを使用するアプリが正しく動作しなくなる可能性があります。 タイル通知、トースト通知、直接通知がサポートされています。 機能更新のたびに増えている 「タスクマネージャー」(Taskmgr. exe)の「プロセス」タブでは、「 サービス ホスト:Unistack サービス グループ」として表示されます。 これらのサービスは「svchost. exe」(Windowsサービスのホストプロセス)によって、「UnistackSvcGroup」というサービスグループ名でホストされます。 先日リリースされたWindows 10 Creators Update(バージョン1703)については、UnistackSvcGroupサービスグループに含まれる項目は変わっていませんでした。 画面は、Windows 10 Anniversary Update(バージョン1607)の場合 従来のWindowsサービスとは異なる特徴 この謎のサービス群は、従来のWindowsサービスとは異なる幾つかの特徴を備えています。 その特徴には、マルウェアやスパイウェアを想像させるものもあります。 例えば、サービス名/表示名に付加されたランダムな文字列は、マルウェアが正規のWindowsサービスを装っているように見えるかもしれません。 サービス名をインターネットで検索すると、怪しげなツールやコンポーネントのダウンロードサイトへのリンクが表示されたり、マイクロソフト自身がデータ収集のために組み込んだスパイウェア的なものであると主張する投稿が出てきたりします。 さらに不審さを増すものとして、マイクロソフトの公式情報が1つも検索結果に引っ掛からないことがあります。 このサービス群がマルウェアの類いではなく、Windowsの正規コンポーネントであることは先に指摘しておきます。 Windows 10を使用しているということは、プライバシーデータを含む情報がマイクロソフトに送信されることに同意しているということです。 データ収集に同意できないなら、Windows 10を使用しなければいいのです。 (Microsoft License Teams) この謎のサービス群の目的や用途について、マイクロソフトから公開されている情報はないため(少なくとも筆者は見つけられませんでした)、前出の 表1のサービスの説明以上のことは分かりません。 「ユニバーサルWindowsプラットフォーム(Universal Windows Platform:UWP)アプリ」(ストアアプリ、モダンアプリとも呼ばれます)に対して、ユーザーデータの同期、メッセージング、検索、保存、通知に関係する機能を提供しているようです。 任意のUWPアプリを開始すると、必要に応じて謎のサービス群が開始状態になることを確認できます。 謎のサービスが追加されたことに、Windows 10 Anniversary Update(バージョン1607)で初めて気が付いたという人も多いのではないでしょうか。 このことから、マルウェア作成者が説明を作成するのが面倒だったのではと勘繰る人もいそうです。 しかし、説明が表示されない理由は、恐らくWindows 10のバグでしょう。 dll. mui」に本来あるべきなのですが、日本語版にも英語版にもこのファイルが存在しないのです。 Windows 10 Anniversary Update(バージョン1607)で初めて気が付いた人が多いという理由は、もう1つあります。 Windows 10 November Update(バージョン1511)までは、これらのサービスは「タスクマネージャー」(「プロセス」タブおよび「サービス」タブ)には表示されるものの、管理ツールの「サービス」スナップイン(Services. msc)には表示されませんでした( 画面3)。 関連記事• アプリケーションのインストールなどを繰り返していると、いつのまにかWindowsの起動時に自動実行されるプログラムが増殖する。 これらを確認するには、Windows 2000なら[コンピュータの管理]を、Windows XPなら[システム情報]を使う。 またWindows XPでは[システム構成ユーティリティ]で削除指定ができる。 リッスンしているネットワーク・ポートを調べていると、svchost. exeというプロセスが所有者となっていることがよくある。 svchost. exeは、ネットワーク関連の基本的なサービスを起動するための親となるプロセスであり、いくつかのグループに分けてサービスを起動している。 scコマンドを使うと、サービスをコマンド・プロンプトから制御することができる。 Windows 10のWindows Updateは、以前のWindowsから大きく変わりました。 Windows 10になってからも変更は続いています。 半ば強制的なWindows Updateに対抗する最終手段は「Windows Updateサービス」の無効化ですが、どうしてもというなら、影響を知った上で一時的に無効化するのがよいでしょう。 マイクロソフトは2017年4月12日(日本時間、以下同)、当初の予定通り、Windows Vista(Service Pack 2)に対する全ての製品サポートを終了しました。 次にサポートが終了するのはWindows 7ですが、まだ3年もあると思っていませんか。 それよりも前に、セキュリティ更新提供が終了するWindows 10があります。
次のWindows 10 Windows SuperFetch SuperFetchを検索すると 、あまり評判が良くないことが書かれています。 何が良くないかと言うと、「重い」・・・Windowsを重くしている原因の一つとみなされています。 PC立ち上げ直後の Superfetch は上の図のようにディスクアクセスを行ったりして Windows を重く感じさせます。 そもそも Windows SuperFetch とは? そもそもWindows SuperFetch とはどんな機能なのでしょ? 端的に述べると、パフォーマンスの向上に関するディスクキャッシュおよびメインメモリの管理プログラムです。 ユーザーの操作パターンや各アプリケーションとウイルス検索などのバックグラウンドプロセスの挙動を記録し、その記録を分析することで予測を立て、予測に基づきデータ等の先読み込みを行うことでより効率的なメモリ管理を行うと言われています。 また、メモリが足りない時にスワップ操作を Windows が行いますが、スワップアウトやスワップインを行う際に利用頻度による重み付け考慮し、頻度の高いプロセスをメモリに入れておくようにすることで、やはり効率的なメモリ管理を行っていると言われています。 その他、明示的なユーザー操作がされていなくてもユーザーの PC の利用実態に合わせて、アプリケーション等をすぐに実行できるようにあらかじめプリフェッチの計画を立て、現在使用されていないメモリ領域に対してプリフェッチ実行しメモリに読み込を行います。 これらの一連の動作に伴い、一定以上の CPU やメモリ、 HDD などのリソースを使用するために、一時期的に Windows が重たくなることがあります。 Windows SuperFetch は必要? まずはメリット・デメリットですが。 メリット ・(高機能なPCにおいて)全体的なレスポンスの向上 ・(高機能なPCにおいて)アプリケーションの起動速度の向上 デメリット ・(非力なPCにおいて)収集・分析・計画・実行にリソースを喰われるので重くなる ・(非力なPCにおいて)メモリ容量が十分でないがために結果として、効果が出ない場合がある ・OSの起動直後は、SuperFetchの先読み動作により、かえってアプリケーションの起動に時間が掛かる場合がある 上の他にもメリット・デメリットがあると思いますが、基本的に必要か不要かとなると不要な気がします。 ただ、高機能なPCにおいては、足かせになることも少ないと思いますので、メリットを享受できる分実行しておいても損はしないかと。 ちなみに、私のPCの場合は約90MBを利用して特に目立つことも無く粛々と活動しているようです。 Windows SuperFetch を止める方法 その時だけ停止させたい場合は、[タスクマネージャー]の[サービス]タブを開き、SysMainを探します。 その後、右クリックして[コンテキストメニュー]の[停止]を選択すれば停止できます。 次回起動から停止させたい場合は、上と同じく SysMain を右クリックして[コンテキストメニュー]の[サービス管理ツールを開く]を選択し、サービス管理ツールを開きます。 Superfetchを右クリックして[コンテキストメニュー]の[プロパティ]を選択し、プロパティ画面を開きます。 スタートアップの種類を「手動」もしくは「無効」に設定して、「OK」「適用」します。 以上の操作背で次回の起動からは Superfetch は稼働していません。 Windows SuperFetch のまとめ PCを立ち上げ後しばらく待ってみて、タスクマネージャーで状態を確認しましょう。 Superfetch は基本的にしばらくすると大人しくなります。 むしろ Windwos Update の方がよほどWindowsを重くしています。 Windwos Update も行われておらず、それでもSuperfetch が単体でWindwosを重くしているようなら、利用を見合わせるようにしましょう。 以上、Windows 10 Windows SuperFetch についてでした。 カテゴリー: 作成者:.
次のSysMainサービスの必要性 パソコンのパフォーマンス改善のためのSysMainサービスですが、 現在は必ずしも有効にしておく必要はありません。 理由としては、現在では読み込み速度の早いSSDが普及しており、SysMainサービスを利用する恩恵が少なくなってきているためです。 逆に機能が有効になっていると、PCの物理メモリを通常よりも多く使用するため、動作が遅くなるケースもあります。 SSD搭載のPCをお使いの場合は、機能の停止を試すとパフォーマンスが改善する場合があります。 スタートをクリックして「サービス」と入力て、検索候補に出てきた「サービス — アプリ」をクリックします。 サービスの一覧の「名前」の項目をクリックしてサービスを並び替えます。 「SysMain」を右クリックして「プロパティ」を選択します。 以降の手順は不要です。 Windowsを再起動します。 Windowsが再起動するとSysMainサービスが無効、もしくは有効になります。 サービスを無効にした場合は、念の為アプリケーションなどを操作して、動作に問題がないか確認しておくことをおすすめします。 Windowsやアプリケーションの動作がおかしい場合は、再度有効に戻しましょう。
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