オオクワガタ 英語。 オオクワガタの幼虫の飼育方法まとめ!割り出しの体験記録

オオクワガタ 92.3ミリってギネスですか?

オオクワガタ 英語

オオクワガタは丈夫で長生き。 クワガタ飼育・繁殖の入門に最適なのだ。 かつては幻のクワガタといわれていたオオクワガタ。 天然個体を見つけるのは簡単ではないけれど、飼育・繁殖されたものがヤフオクやホームセンター等でも販売されていて入手しやすくなった。 価格もサイズや産地、血統に拘らなければ3千円前後から70-75mm位のペアを購入できる。 飼育方法や繁殖方法も概ね確立され、様々な飼育用品が開発・販売されている。 もともと丈夫なので粗悪な環境や特殊なことがない限り、3年程度は飼育することができる。 子供と一緒に、大人の趣味として、クワガタ飼育を始めてみよう。 いままで気にしなかった身近な自然や環境のことを考えるきっかけにもなるだろう。 オオクワガタの概要 オオクワガタ(学名:Dorcus hopei binodulosus)はクワガタムシ科・オオクワガタ属・オオクワガタ亜属に属する、日本最大級のクワガタである。 学名にあるように現在では、中国に広く分布するホペイ(学名:Dorcus hopei)の亜種に分類されている。 オスは一対の大きな内歯を有する太い大顎を持ち、この大顎に見合った幅広で質量感のある体躯が人気。 体色は黒色。 希少な大型の個体は「黒いダイヤ」とも呼ばれ、高値で取引されることもあった。 メスは体全体がより光沢がある黒色で上翅に明瞭な点刻列(スジ)を持つことが特徴。 形状は他のクワガタのメスと同様であるが、サイズは大柄である。 近年は飼育方法がほぼ確立され、人気もあることから飼育個体数はかなりの数に上るが、自然環境下では、開発や乱獲等により、生息数は減少傾向にあると思われる。 オオクワガタの外観的特徴 大きさ・色 オオクワガタの自然界での大きさは、オス:約40-70mm、メス:約30-48mm。 もう少し大きなものや小さなものの採集例はあるようだが、概ねこの範囲だろう。 実際、野外採集で70mm級のオスを得ることはごくまれで、40-50mm程度の個体がほとんど。 60mm以上の個体も多くはないものの得られることがあるようだ。 メスも40mm以上であれば大型個体といえる。 飼育環境下ではオオクワガタのオスの最大サイズは85mmを超え、80mm台前半も珍しいものではなくなっている。 メスも53-55mmあたりのものが増えてきている。 体色は基本的に黒。 やや黒褐色の個体も見られる。 オスは半光沢、メスは全体的に光沢が強い。 小型のオスやメスの鞘翅上面(いわゆる背)には点刻列がある。 オオクワガタ(佐賀県神崎産 メス:45mm) 大歯・中歯・小歯 オスは体の大きさにより、大顎の形状が異なる3種類に分類できる。 これは他のクワガタにもみられる特徴といえる。 離島では対馬のみ生息例が確認されている。 これは朝鮮半島での生息と合わせ、日本列島が大陸の一部であった頃に分布域を拡大した経路上であったことが理由のようだ。 国内では以下の地域が多産地として知られている。 ・福島県南会津郡檜枝岐村周辺 ・山梨県韮崎市、北杜市周辺 ・愛知県稲沢市祖父江町等木曽川流域 ・京都府亀岡市周辺、大阪府北部一帯、兵庫県川西市周辺 ・福岡県久留米市、佐賀県神崎郡等の筑後川流域 この他にも、青森県・秋田県の十和田湖周辺や田沢湖周辺、岡山県吉井川流域等が著名な産地である。 原生林以外での生息域は限定的で、条件を満たす環境下で局所的に生息しているに過ぎない。 幼虫の生育に必要な発生木と成虫の生息木があれば民家の敷地等でも採集例はあるようだ。 夜行性で警戒心が強く、なかなか発見に至らないが、思わぬところに生息している可能性はある。 なお、近年ではマナーやモラル、常識のない採集者が増え、地権者・地元住民との間でトラブルが多発している。 騒音・ゴミの始末等をはじめ、発生木そのものを破壊する材割採集もエスカレートする一方のようだ。 オオクワガタの生息環境を残していくためにも、大人として良識ある行動をとっていただきたい。 オオクワガタの生態と習性 オオクワガタの成虫の生態と習性 オオクワガタの成虫の活動時期は5月から9月位。 クヌギをはじめ、ナラ類、カシ類、ニレ類等のブナ科、河川敷等のヤナギ類の樹木につく。 樹液が出て身を隠せる樹洞や樹皮の裂け目のある大木を好み、特に台場クヌギと呼ばれる刈敷(若芽・小枝等を田畑にまいて肥料にすること)や炭、シイタケ等のホダ木を得るためのクヌギ林での生息例が多い。 台場クヌギ オオクワガタは基本的に夜行性。 体躯に似合わず、音や光、振動等に対する警戒心は非常に高く、危険を察知するとすぐに洞や樹皮等の隙間に逃げ込む。 オスは樹洞を中心としたテリトリー(縄張り)を持ち、一度気に入った場所を確保すると長期にわたって生活拠点とするようである。 メスとペアでいることも多く、越冬時にもペアで過ごす個体もいるようだ。 交尾を終えたメスはカワラタケやニクウスバタケの発生した立ち枯れや倒木等に産卵抗を掘って産卵する。 オオクワガタの寿命は長く、自然界でも羽化後2-4年程度、飼育下では4-5年生きることもある。 オオクワガタの幼虫・蛹の生態と習性 メスによって朽ち木に産み付けられた卵は2-3週間程度で孵化し初令幼虫となる。 幼虫は産み付けられた朽ち木を食べて2令、3令へと成長する。 背中が割れて羽化が始まる 外皮をほぼ脱ぎ捨て上翅、内翅も伸び始める 上翅が整い、内翅も伸びきった。 羽化開始から約10時間 さらに24時間 一般に、オスに比べメスの方が成長速度が速い。 幼虫である期間も、前蛹や蛹の期間もオスの7、8割程度である。 なお、幼虫の期間(孵化から蛹になるまで)は温度や栄養状態他の外的要因に大きく左右される。 飼育下である程度の温度が維持できる場合は、1年程度で成虫になる(1年1化型などという)が、自然界では2年以上の期間が必要なことも少なくない。 オオクワガタを手に入れる 実際にオオクワガタを入手するには 購入(あるいは譲受)か 採集ということになる。 最も手軽で確実なのは 購入だ。 近年では専門店やペットショップはもちろん、ホームセンターでも販売されているし、ネットオークション等でも多くの個体が販売されている。 少し調べればサイズ・カタチ・産地まで概ね希望する個体を得ることができる。 夜間における山間部での行動は危険も伴うし、採集地までの移動コストも馬鹿にできない。 ある程度の情報収集や経験を積んでから、次の楽しみのステップといえるだろう。 私は本格的な採集活動をしていないこともあり、1980年代に長野県北部にて偶然、ホテルの照明に飛来したメスを採集したのみだ。 眺めているのもいいが、やはり最低限の飼育環境は用意してやろう。 オオクワガタはかなり丈夫なクワガタだ。 粗悪な環境にさえしなければ成虫・幼虫ともに簡単に死んでしまうことは少ない。 オオクワガタの成虫の飼育 まずは、成虫の飼育方法。 クワガタの飼育はオオクワガタに限らず個別飼育が原則だ。 オスとメスを同居させるのは基本的にペアリング(交尾)をさせるときだけと考えておこう。 種類やペアの相性によってはペアの同居飼育や多頭飼育が可能な場合もある。 なお、 オオクワガタは耐寒能力は高いが、暑さには弱い。 湿度も適せん、霧吹き等で補てんする。 補水のインターバルは環境によって異なるが、マットがさらさらとしてきたら一つの目安だ。 用意するもの 用意するのは次のようなものだ。 最近はこれらを「飼育キット」としてセット販売している。 価格も割安になっていることが多いので、利用するのもいいだろう。 ・飼育ケース:オス用の20cm程度のものとメス用の15cm程度のもの ・成虫飼育用マット:各社で販売されている成虫飼育用のもの。 5LもあればOK。 ・エサ皿:16gか18gワイドのものが入ればいい。 ・止まり木、隠れ家等:ストレス軽減・転倒防止効果もあるので必ず。 ・昆虫ゼリー:各社で販売されている、16gか18gワイドのもの。 タンパク質強化のものも要る。 ・その他作業道具:霧吹き、スコップ、スプーン等。 エサ代や手間もかかることから成虫よりもリーズナブル。 大型血統のものや各種産地のものがプリンカップや菌糸ビンに投入されて販売されている。 産卵セットを組んでみる。 オオクワガタはかなり丈夫なクワガタだ。 粗悪な環境にさえしなければ成虫・幼虫ともに簡単に死んでしまうことは少ない。 2016-07-31:オオクワガタの産卵セットの割り出しをリンク。

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アンタエウスオオクワガタとは

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日本国内においては、ほぼ全国的にするが、生息地域は帯のやの台木(台場クヌギ)林に集中し、局所的である。 部ではのみに分布していることから、中国大陸・朝鮮半島・対馬・日本本土が陸続きだったの頃に南下分布した可能性が高いと考えられている。 生態 日本産オオクワガタのは、から頃に活動を始め、ほとんどで、昼間は・・類・類・類・類などの樹液が出る大木のなどに隠れている。 性質は臆病で、危険を感じると、すぐに洞(うろ)に隠れる。 飛ぶことも滅多になく、住処(すみか)を変える際か灯火に引き寄せられる場合を除いて限定的なものと推測されている。 樹洞を縄張りとしたオスの元にメスが次々と訪れる生活を夏季に送り、交尾の後、受精したメスは大木の立ち枯れなどに飛来し、産座を築いたり、トンネルを掘って、その内壁にする。 また、産卵中のメスは肉食傾向が強くなり、他の昆虫を捕食したり、また同種の死骸を食べることもある。 飼育下で、他種の幼虫や蛹などを与えると捕食することが知られている。 9月末から10月くらいになると、成虫は態勢に入り、翌年の5月頃まで活動休止する。 野生個体のは生息域により異なる。 やでは、2年1化1越年(幼虫で2年過ごし夏に羽化後翌年まで静止する)で、から3年目の初夏に活動を開始し、成虫は繁殖活動後も越冬を繰り返す。 なお寿命は長く、飼育下で5-6年生きる個体も珍しくない。 幼虫は堅めの材に見られ、ニクウスバタケ・がついた・・類の硬い大木や朽ち木の地上部に多い。 また、との間に、俗にと呼ばれるができることが知られており、自然下でもごく稀に採集される。 人工飼育で作出することもできる。 ただし、幼虫での死亡率が非常に高く、また性別が極端にオスに偏る。 大きさと形はオオクワガタに近いが、やや細身で脚部等がコクワガタに似るという特徴がある。 成虫 オオクワガタにまつわる問題 1990年代後半からのの先駆けになった種で、以前は "黒いダイヤ" と呼ばれ大型個体が高値で取引された。 1mmの体長差でも大きな価格差が発生したこともあり、マスコミ報道やドラマの題材などでしばしば取り上げられた。 現在では大きさだけでなく、各部のバランス・顎幅なども重視されるようになった。 一時期の高値は飼育技術の発達により現在では鳴りを潜め、本種のペアがペットショップ等でも数千円程度で販売されている。 オオクワガタは1999年に80mm以上の飼育個体が出現したが、その当時はまだ「80mmは夢のサイズ」と言われていた。 しかしむし社のクワガタムシ・カブトムシ専門雑誌『ビークワ』(年4回発行の季刊誌。 同社発行『月刊むし』の姉妹誌)にて開催されている誌上企画『クワガタ飼育レコード』では2001年の初代飼育レコードで81. 1mmが出現したのを皮切りに数々の大型個体が輩出され、2009年(6代目飼育レコード)にて85mm超(86. 6mm)が出現し、80mm初出現から17年後の2016年(10代目)にて90. 0mmの個体が発表された。 その後、2019年にはさらに記録を更新する91. 7mmの個体が発表されている。 ブームの一方で乱獲や生息地の破壊などにより野生での個体数は年々減っている。 乱獲、特に材割り採集や生息木の洞の破壊により多大な被害を受けた種である。 この『材割り採集』は昆虫雑誌等でも本種を比較的手軽に採れる方法として紹介され被害を加速させた。 また生息木の洞を破壊する行為も多数見られた。 その拡大した被害状況は新聞などの報道でも多数報じられている。 これら乱獲・丘陵地の開発・森林伐採など複合的な要因により野生個体の生息が危ぶまれており、2007年には準絶滅危惧種から 絶滅危惧II類に引き上げられた。 による累代飼育が大変盛んに行われているため、種として絶滅の恐れはないが、野生種保護の観点から、主に幼虫の生息する壊死部や腐朽部のある広葉自然林の保護が必要である。 のや豊能郡は、大都市に近いこともありオオクワガタの有名な採集地となり、乱獲の影響を受け新聞などの報道もなされた。 またも生息地として知られるようになり、それに流域、を加え、これらは愛好家の間で五大名産地とも呼ばれる。 能勢町や川辺郡阿古谷産に大顎の太い個体が多いとされるが、それらが本当に野生個体であるかどうかの検証は十分なされていない。 近縁種である・・ホペイオオクワガタなどと交雑し、をもたらしているため、外来種・国産を問わず、 飼育個体は野外に放ってはならないと呼びかけられている。 本種はヒラタクワガタ類と並んで噛む力が強い種類ではあるが、反面飛翔性がやほど高くなく、それら二種のクワガタムシのような分布範囲を拡げたり、交雑を避ける能力が低いので、地元で採集、もしくは採集個体から生まれた個体でない限り、放虫は厳禁である。 分類 元来オオクワガタは、 hopei(ホペイオオクワガタ)、 binodulosus(オオクワガタ)が、共に curvidens()のとする考え方が支持されていた。 しかし、 curvidens(基亜種)と hopei(亜種)がの同じ産地で採集されるなど、この考え方に疑問を持つ声が高まり、オオクワガタを巡る分類の議論は紛糾した。 の主任研究員であると小島がに行った、の解析による分子系統樹が発表され、従来的知見などから述べられていた通り、日本産のオオクワガタはとの一部に産するビノデュロサスオオクワガタと同じ亜種であることが分かった。 近縁種は、に棲むタイワンオオクワガタと、・・等に棲むグランディスオオクワガタであり、中国本土のホペイオオクワガタとも近い。 しかし、従来日本産の学名になっていたクルビデンスオオクワガタとは、ミトコンドリアDNAの解析からも、また交雑試験からも全くの別種と分かり、亜種関係を見直した結果、現在は Dorcus hopei binodulosusの学名で呼ぶのが適当とされる。 なお curvidensも binodulosusも、雄成虫に見られる1対の眼上突起に基づく命名である。 和名でオオクワガタと付けて呼ばれる種には、この他にも、クルビデンスオオクワガタ・(旧名パリーオオクワガタ)・アンタエウスオオクワガタ・などが知られるが、オスの大アゴの発現型と、その以外に遺伝的共通点は少ない。 なお Dorcusの属名の元となったは小型種で、オオクワガタ属に統合されるまで別属扱いだった。 「徹頭徹尾総力特集!! 日本のオオクワガタ大特集!! 2016」『BE・KUWA(ビークワ)』第60号、むし社、東京都中野区、2016年8月12日、 14頁。 「第19回クワガタ飼育レコードコンテスト」『BE・KUWA(ビークワ)』第73号、むし社、東京都中野区、2019年11月15日、 6頁。 『オオクワガタ 乱獲が森の生態系壊す 無責任の果て、無残なクヌギ林』2004年(平成16年 4月28日(水)読売新聞山梨版• 『消えたオオクワガタ…木の伐採・乱獲など要因はさまざま - 佐賀』YOMIURI ONLINE 2009年8月30日• 『生きものたちのSOS エピソード3夏 9:オオクワガタ』福井新聞2009年7月17日.

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第2回! 福島県オオクワガタ採集! 只見町で街灯採集!

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形態 [ ] 国産クワガタムシの最普通種。 「小さい鍬形虫」という意味のだが、日本のクワガタムシの中では決して小さくはなく、中型種であるといえる。 体長はが17 - 58. 1 、が21. 5 - 33 mm(飼育下ではオスが最大58. 1 mm、メスが36. 9 mm)。 他のと同様に体は上下に平たく、黒い体色をしているが、赤褐色を帯びるものもいる。 やに比べると体幅が狭く細いが、頭盾はヒラタクワガタより幅広い。 オスの大顎はオオクワガタやヒラタクワガタに比べて細長く、前方に伸びる。 小さなオスではこれらの歯は消失する。 オスの頭部背面、前胸背板、上翅は全体に密で浅い艶消しがあり光沢は弱い。 内歯が全て消失した小型個体はかつて「ヒメクワガタ」の和名を与えられ別種と考えられていた。 メスの場合は前胸背板にやや強い光沢を持ち、の縦縞は平行となる。 同じコクワガタ亜属の D. striatipennis やなどとよく似ていて混同されることもあるが、オスの大アゴに歯が1つしかないこと、前翅に線がないことなどで区別できる。 またネブトクワガタは本種とは大きく生態が異なり、幼虫は主としてが食害した腐植質を餌とする。 分布 [ ] 日本・・・ に広く分布し、日本でもからまで全国に分布する。 生態 [ ] 個体数は他種のクワガタムシよりも多く、見かける機会は最も多いと言える。 主に・などで構成される雑木林や里山、森林・山間部沿いの河川敷のや林に生息している。 平地性のクワガタムシの代表格であるが、本種は他のクワガタムシの少なくなるブナ・ミズナラ帯などの高標高地にも生息しており、圧倒的な生息数・環境への適応力を誇る。 森林だけでなく、街路樹や公園の樹木などの都市部の小規模な緑地でも見られることがあり、と並んで日本のクワガタムシの中では最もなじみ深い種類である。 木を蹴ると落ちてくるので、採集もしやすい。 野外で成虫は5月から10月中旬ごろまで活動し、おもにクヌギ・コナラ・・・ヤナギ・・・・など多様な広葉樹の樹液に集まり、樹液以外にも熟した果実などに集まることもある。 樹液を出す樹木の少ない山間部などでは、メスがやの様に樹皮を削り、自ら樹液を出す行動を取ることもある。 他にもの中に潜んでいたり、夜間に灯火に飛来したりする。 特に明けの春から初夏に飛来することが多い。 夜行性だが、オオクワガタやヒラタクワガタほど徹底している訳ではなく、昼間にも活動する。 樹液の他には、産卵木である広葉樹の朽木の上や、木の洞や樹液の出ている木の根元でも見つけられることがある。 のような殺虫成分を持たなければ食樹の樹種は問わない。 クスノキであっても腐朽の進行により殺虫成分が減衰していれば、しばしば穿孔している。 稀ではあるが針葉樹であるマツの朽木から発見される例もある。 野生下ではから化にまる1年かかるのが普通であるが、寒冷な環境では2年かかることもある。 蛹の期間は約3週間。 した成虫の成熟には1か月を要するが、夏から秋に羽化した場合、そのまま越冬して翌年春に活動を開始する場合が多い。 一旦野外活動を開始した成虫は、一部の個体はその年に一生を終え、越冬した個体も大半は翌年に一生を終える。 越冬中に死亡する個体も少なくない。 交尾するコクワガタ(撮影地:東京) 分類 [ ] 本種は5にされている。 ・・・にそれぞれ別亜種が知られており、どちらも原名亜種よりも赤色が濃い。 コクワガタ・ Dorcus rectus rectus Motschulsky, 1857 ・・・からなど、朝鮮半島・中国・台湾。 オス17 - 54 mm、メス21. 5 - 33 mm。 体色は黒色から黒褐色。 miekoae Yosida, 1991。 オス23 - 49 mm、メス23 - 28 mm。 大型個体では内歯より少し上の部分の幅が広い。 yakushimaensis Tsuchiya, 2003 ・・・。 オス21. 5 - 50 mm、メス21. 5 - 30 mm。 赤褐色で光沢が弱い。 mishimaensis Tsuchiya, 2003 ・・。 オス18. 5 - 49 mm、メス20. 5 - 31. 5 mm。 全体的に ほっそりしている。 コクワガタの交尾の様子(撮影地:東京 5月) D. kobayashi Fujita et Ichikawa, 1985 (・など)。 オス23 - 50. 5 mm、メス24 - 28 mm。 赤褐色で光沢が強い。 近縁種 [ ] 日本には、近縁種のスジクワガタとリュウキュウコクワガタが知られており、本種と同じく、幾つかの亜種に分かれる。 Dorcus striatipennis 日本全土に分布している。 コクワガタに似ているが、体型が若干細長く、オスの体長は平均10ミリ近く小型で、大顎の内歯がやや二股に分かれており、遺伝系統的にはオオクワガタ類よりも類に近いとされる。 和名の由来は雌や小型の雄の上翅の点刻が列状につながって並んでいるためであるが、大型の雄になるほど点刻が浅くなり不明瞭となる。 体長は14 - 39 mm。 コクワガタよりも相対的に冷涼湿潤な環境を好み、やや高標高に多く、平地や低山地でも沢や小川、用水路等と隣接した森林に多産する。 成虫の飼育は暑さに気を付ければ容易だが、繁殖は難しく、多くの場合飼育下の成虫は産卵することなく寿命を終えてしまう。 野生の幼虫は土中に半埋没した湿気の多い朽木にみられ、腐朽分解の不十分なやや固い朽木にも穿孔している場合が少なくない。 亜高山帯から高山帯の広葉樹の朽木から採集される小型種のクワガタムシ科幼虫は、殆どが本種かである。 ルリクワガタやマダラクワガタなどの極小型種と見間違うことはない。 には亜種のヤクシマスジクワガタ D. kawamai が生息し、本種よりも赤みが強い体色が特徴。 amamianus 以南の南西諸島に生息し、原名亜種のリュウキュウコクワガタ D. amamianus は北部の山地に生息する。 コクワガタよりも小型で、大顎の形状がに近い。 体長は21 - 38 mm。 夜行性。 バナナやパイナップルでトラップ採集をおこなうと、最普通種のクワガタムシであるオキナワヒラタクワガタに混じって少数得られるが、傾向として本種のほうが相対的にやや高標高に多い。 野生の成虫の餌はシイやカシの樹液であり、と一緒に樹液を吸っている姿がで撮影もされている。 知られている亜種には産のアマミコクワガタ D. amamianus 、産のトクノシマコクワガタ D. kubotai 、のヤエヤマコクワガタ D. yaeyamaensis がある。 ヤエヤマコクワガタはまだ10頭ほどしか得られていないため採集家たちの間では、採集禁止種を除く国産クワガタ全種全亜種制覇の最後の壁ともいわれている。 nepalensis 北東部とに分布する。 世界最大のコクワガタで、体長は最大で80 mm近くにも達し、大きさに加えてのような色合いで人気も高い種だが、低温帯に住んでいるため、日本での飼育が難しい。 fulvonotatus インド北東部やなどに生息する。 体長20 - 31 mm。 小型ながらドルクス属でもっとも色彩豊かなことで人気のある種である。 elegantulus axis に生息。 他にやに亜種が生息する。 産地が示す通り、飼育には温度管理などの細心の注意が必要だとされる種である。 体長14 - 30 mm。 groulti インド北東部や、北西部に生息。 体長15 - 22 mm。 やに似た、くの字型の大顎を持つ。 elegans 体長20 - 36 mmで、長く伸び、先端に内歯が付いた大顎が特徴。 インド北東部やネパールに生息。 名前通り華奢な外観である。 エレガントルスと良く混同されるが、この種も高温に弱く、飼育が難しい種とされる。 飼育 [ ] 温度や湿度についての適応幅が広く、オオクワガタと並んで、最も飼育しやすいクワガタである。 体が小柄な分、大型種ほど飼育スペースや餌を必要とせず、幼虫もそれほど多くの餌が必要という訳でも無いので、ある意味ではオオクワガタよりも遙かに飼育しやすいといえる。 本種の雌は原則としてマットには産卵しないので、採卵の際には材が必要である点には注意を要する。 なお、幼虫は発酵マットや材でも容易に飼育できるが、菌糸ビンを使うと大型個体を誕生させることも出来るが、決して全て大型になるのではない。 成虫も長命で、2 - 3年ほど生きる時もある。 脚注および参考文献 [ ]• 小倉健夫「 」 『茨城県林業センター研究成果解説』第37巻、茨城県、2000年6月1日、 2020年6月27日閲覧。 「」『ビー・クワ』2007年夏号 No. 24 、むし社。 平嶋義宏『』東京大学出版会、2007年7月。 ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。

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