しかしながら、「お茶の子」「さいさい」とは、いったいどんな意味を持つのでしょうか? 「お茶の子」とは、お茶受けに出されるお 菓子 ( かし )のことだとか、 彼岸 ( ひがん )に 仏前 ( ぶつぜん )に 供 ( そな )えるお 萩餅 ( はぎもち )のことなどといわれています。 「こんなこと、オチャノコよ!」と 威勢 ( いせい )よく 啖呵 ( たんか )をきる人がいます。 それに 民謡 ( みんよう )などの 囃子 ( はやし )である「さいさい」がついて、より 軽快 ( けいかい )に「 物事 ( ものごと )をこなす」イメ-ジとなった 模様 ( もよう )です。 どちらにしても、「カンタンに食べることができ、お 腹 ( なか )にたまらないもの」というもので、そこから転じて、「ものごとをカンタンにこなすことができること」の意味を持ったようです。 」という 意味 ( いみ )なのです。 「オチャノコ」というのは、「 お茶 ( ちゃ )の 子 ( こ )さいさい」の 短縮形 ( たんしゅくけい )で、つまり、「こんなことカンタンよ、すぐできちゃう。.
「お茶の子さいさい」という威勢の良い言葉を発したのはいいけれども、どうにも 上手 ( うま )くいかない」というあなた、 原点 ( げんてん )に 戻 ( もど )って、お茶とお菓子でカンタンな腹ごしらえをしてみてはいかがですか?.
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