防衛大 校友会。 あおざくら 防衛大学校物語

防大かわら版VOL.121

防衛大 校友会

1学年 岩田 嵐 理工学専攻 岐阜県立岐阜高等学校(岐阜県出身) 1日を過ごす度に自分は成長している。 防衛大学校では誰もがそう感じることができるだろう。 入校して約3か月が経過し、実際に私は自分自身の著しい成長を実感している。 それは先を見据えた行動や倫理観の高い行動をとれることが多くなったからである。 しかし、晴れて防大生となった4月5日の私には今の自分の姿など全く想像できてはいなかった。 入校当初は、1学年の役割や学生舎での規則など数多くのことを定着させていく必要があった。 そのために学んだことを積極的に実行するものの最初は失敗に終わるばかりであった。 自分の失敗を反省し再発防止に努めてもなお、時間に追われる生活の中では細部にまで気が回らず、また同じ失敗をする。 その悪いサイクルが続くことで当時は自分の行動に自信を持つことができなかった。 それでも現在、防衛大学校での日々を送っているのは、あることに気が付けたからである。 それが初めに述べた「1日を過ごす度に自分は成長している」ということだ。 できなかったという失敗が増える一方で、こうすればできるという経験も増えていき、徐々に生活の基盤が固まる。 そこから自分の行動に自信を持てるようになり様々なことに本気で取り組むことで行動が洗練されていき、そして達成感を感じた。 こうした日々の達成感により入校時の不安は残っていない。 今はこの先に対する期待感が満ち溢れている。 これからも向上心を持ち68期の同期と成長していこうと思う。 1学年 金野 朱莉 人文・社会科学専攻 東京都立小山台高等学校(東京都出身) 4月1日(水)、我々68期生は防衛大学校に着校した。 朝夕に流れる国歌を聞きながら、本当に幹部自衛官となるべき者を育成する場所に来たのだと実感した。 しかし、着校日から数日が経過した頃の私は、点呼や清掃など、これまでとはかけ離れた生活についていけるのか、不安でベッドで泣いていた。 そんな日から早くも2カ月余りが経過した。 泣いていたあの日から、これまでやってこられたのは周りの人たちのおかげである。 新型コロナウィルスの影響で生活にも制限はあったが、指導官や上級生の方々は我々1学年が過ごしやすいよう工夫してくださった。 また、日々の生活では上級生に厳しい指導を受けることもあるが、そこには全て納得できる理由があり、私たちが成長するためなのだと実感できる。 この環境において、日々全力で誠実に努力を重ねていくことで幹部自衛官にふさわしい人物に近づけると感じている。 厳しくも優しく頼りになる上級生に囲まれて本当に恵まれている。 そして、何より一番に感謝したいのは同期である。 防衛大学校には、「どんなことがあっても同期を見捨てるな」という教えがある。 私がミスをしても、遅れをとっていても、同期は絶対に私を見捨てないでくれる。 また、辛いときもお互いに声を掛け合い乗り越えてきた。 同期がいなければこの2カ月余りも乗り越えられなかっただろう。 同期の皆、本当にありがとう。 これからも大変なことが多くあるだろう。 しかし、それを乗り越え強くなることが、国民の負託に応えるべき私たちの務めだと思う。 防大生たる名誉と責任を自覚し、私たちを支えてくれる全ての人に感謝しながらこれからも頑張っていきたい。 1学年 地造 由樹 理工学専攻 奈良県立青翔高等学校(奈良県出身) 令和2年4月5日、本来であれば入校式が行われるはずだったが、新型コロナウィルスの対策のため、必要最小限の規模で宣誓式が行われた。 私にとってあの日は自衛隊員としての一歩を踏み出した節目の日であり、自衛隊員としての自覚が芽生えた瞬間だったと思う。 その日から厳しくも、充実した生活が始まった。 朝起きてから夜眠るまで絶えずやらなければならないことがあり、外の世界がどうなっているかなど知る由もなかった。 宣誓式から二日後、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、緊急事態宣言が発令された。 緊急事態宣言後、防衛大学校では学生に三密の防止、検温の実施、また予定されていた計画の大幅な変更等、状況に対応し柔軟に教務が行われた。 緊急事態宣言発令中は外出ができなかったが、メンタルケアやレクリエーションなど学生の負担を減らす方策がとられていた。 誰もこのような状況を体験したことがなかったが、新型コロナへの対応を通じて自衛隊の即応性、柔軟性を身をもって体感し、組織の実力の片鱗を見たように思う。 一日のほとんどを同期と過ごし、この辛い数か月間を共に支え合いながら過ごしてきたが、自分一人なら乗り越えられなかった壁がいくつもあった。 私は自身だけが成長するよりも、同期みんなで成長するほうがはるかに大きな幸せを感じるようになった。 友として、そしてライバルとして切磋琢磨し高みを目指していきたいと思う。 もう少しすれば夏季定期訓練が始まり、その最後には遠泳がある。 私は今のところ満足に泳ぐことができないが、最後の一か月同期に後れを取らないよう練成を行い68期全員で完泳をめざす所存である。 1学年 田中 玲瑛 理工学専攻 岐阜県立関高等学校(岐阜県出身) 4月1日、私が入校したとき心の中にあったのは大半が防衛大学校でこれからやっていくということに対する嬉しさと少しの不安でした。 本当にここで私がやっていくことができるのか。 なぜならば、他人と違う境遇に置かれることでより成長できると思ったからです。 そこからは新型コロナウィルスの影響により、通常の防衛大学校と異なる日程が続き、一瞬で3か月が過ぎたように今では感じています。 自身でできるようになったことも多くなりはじめ、上対番や同部屋の2学年の方に教わったことが自分の中に根付き始めていると実感できるようになりました。 それとともに1学年同士の結束も深くなってきており、まさに理想の防衛大学校生活を送れていると考えています。 これから夏季定期訓練、棒倒し、小学校の時から行っている柔道の大会や期末試験など学生舎生活、校友会活動及び学科教育・訓練の三本柱をこなしていかなければいけません。 しかし、41中隊1学年全員でそれらすべてを乗り切り1年間全力で過ごしていきたいと考えています。

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防大かわら版VOL.95

防衛大 校友会

1学年 岩田 嵐 理工学専攻 岐阜県立岐阜高等学校(岐阜県出身) 1日を過ごす度に自分は成長している。 防衛大学校では誰もがそう感じることができるだろう。 入校して約3か月が経過し、実際に私は自分自身の著しい成長を実感している。 それは先を見据えた行動や倫理観の高い行動をとれることが多くなったからである。 しかし、晴れて防大生となった4月5日の私には今の自分の姿など全く想像できてはいなかった。 入校当初は、1学年の役割や学生舎での規則など数多くのことを定着させていく必要があった。 そのために学んだことを積極的に実行するものの最初は失敗に終わるばかりであった。 自分の失敗を反省し再発防止に努めてもなお、時間に追われる生活の中では細部にまで気が回らず、また同じ失敗をする。 その悪いサイクルが続くことで当時は自分の行動に自信を持つことができなかった。 それでも現在、防衛大学校での日々を送っているのは、あることに気が付けたからである。 それが初めに述べた「1日を過ごす度に自分は成長している」ということだ。 できなかったという失敗が増える一方で、こうすればできるという経験も増えていき、徐々に生活の基盤が固まる。 そこから自分の行動に自信を持てるようになり様々なことに本気で取り組むことで行動が洗練されていき、そして達成感を感じた。 こうした日々の達成感により入校時の不安は残っていない。 今はこの先に対する期待感が満ち溢れている。 これからも向上心を持ち68期の同期と成長していこうと思う。 1学年 金野 朱莉 人文・社会科学専攻 東京都立小山台高等学校(東京都出身) 4月1日(水)、我々68期生は防衛大学校に着校した。 朝夕に流れる国歌を聞きながら、本当に幹部自衛官となるべき者を育成する場所に来たのだと実感した。 しかし、着校日から数日が経過した頃の私は、点呼や清掃など、これまでとはかけ離れた生活についていけるのか、不安でベッドで泣いていた。 そんな日から早くも2カ月余りが経過した。 泣いていたあの日から、これまでやってこられたのは周りの人たちのおかげである。 新型コロナウィルスの影響で生活にも制限はあったが、指導官や上級生の方々は我々1学年が過ごしやすいよう工夫してくださった。 また、日々の生活では上級生に厳しい指導を受けることもあるが、そこには全て納得できる理由があり、私たちが成長するためなのだと実感できる。 この環境において、日々全力で誠実に努力を重ねていくことで幹部自衛官にふさわしい人物に近づけると感じている。 厳しくも優しく頼りになる上級生に囲まれて本当に恵まれている。 そして、何より一番に感謝したいのは同期である。 防衛大学校には、「どんなことがあっても同期を見捨てるな」という教えがある。 私がミスをしても、遅れをとっていても、同期は絶対に私を見捨てないでくれる。 また、辛いときもお互いに声を掛け合い乗り越えてきた。 同期がいなければこの2カ月余りも乗り越えられなかっただろう。 同期の皆、本当にありがとう。 これからも大変なことが多くあるだろう。 しかし、それを乗り越え強くなることが、国民の負託に応えるべき私たちの務めだと思う。 防大生たる名誉と責任を自覚し、私たちを支えてくれる全ての人に感謝しながらこれからも頑張っていきたい。 1学年 地造 由樹 理工学専攻 奈良県立青翔高等学校(奈良県出身) 令和2年4月5日、本来であれば入校式が行われるはずだったが、新型コロナウィルスの対策のため、必要最小限の規模で宣誓式が行われた。 私にとってあの日は自衛隊員としての一歩を踏み出した節目の日であり、自衛隊員としての自覚が芽生えた瞬間だったと思う。 その日から厳しくも、充実した生活が始まった。 朝起きてから夜眠るまで絶えずやらなければならないことがあり、外の世界がどうなっているかなど知る由もなかった。 宣誓式から二日後、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、緊急事態宣言が発令された。 緊急事態宣言後、防衛大学校では学生に三密の防止、検温の実施、また予定されていた計画の大幅な変更等、状況に対応し柔軟に教務が行われた。 緊急事態宣言発令中は外出ができなかったが、メンタルケアやレクリエーションなど学生の負担を減らす方策がとられていた。 誰もこのような状況を体験したことがなかったが、新型コロナへの対応を通じて自衛隊の即応性、柔軟性を身をもって体感し、組織の実力の片鱗を見たように思う。 一日のほとんどを同期と過ごし、この辛い数か月間を共に支え合いながら過ごしてきたが、自分一人なら乗り越えられなかった壁がいくつもあった。 私は自身だけが成長するよりも、同期みんなで成長するほうがはるかに大きな幸せを感じるようになった。 友として、そしてライバルとして切磋琢磨し高みを目指していきたいと思う。 もう少しすれば夏季定期訓練が始まり、その最後には遠泳がある。 私は今のところ満足に泳ぐことができないが、最後の一か月同期に後れを取らないよう練成を行い68期全員で完泳をめざす所存である。 1学年 田中 玲瑛 理工学専攻 岐阜県立関高等学校(岐阜県出身) 4月1日、私が入校したとき心の中にあったのは大半が防衛大学校でこれからやっていくということに対する嬉しさと少しの不安でした。 本当にここで私がやっていくことができるのか。 なぜならば、他人と違う境遇に置かれることでより成長できると思ったからです。 そこからは新型コロナウィルスの影響により、通常の防衛大学校と異なる日程が続き、一瞬で3か月が過ぎたように今では感じています。 自身でできるようになったことも多くなりはじめ、上対番や同部屋の2学年の方に教わったことが自分の中に根付き始めていると実感できるようになりました。 それとともに1学年同士の結束も深くなってきており、まさに理想の防衛大学校生活を送れていると考えています。 これから夏季定期訓練、棒倒し、小学校の時から行っている柔道の大会や期末試験など学生舎生活、校友会活動及び学科教育・訓練の三本柱をこなしていかなければいけません。 しかし、41中隊1学年全員でそれらすべてを乗り切り1年間全力で過ごしていきたいと考えています。

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陸上競技部紹介

防衛大 校友会

はじめに 階級社会の自衛隊において、およそ2割を占める幹部自衛官。 そんな幹部自衛官には防衛大学出身者も多く含まれています。 指揮官として部隊を統率する幹部は、強い責任感と実行力が常に求められ、リーダー的存在として部隊にはなくてはならない存在します。 2016年3月31日現在、陸海空合わせた自衛官の総人数230,000人のうち、幹部自衛官は約42,000人、全体の約2割を占めています 防衛省公式HPより。 そんな幹部自衛官になるための方法には、大きく分けて以下の3つの方法があります。 1)自衛隊入隊後、部内幹部候補生採用試験に合格すること 2)一般幹部候補生試験に合格すること 3)防衛大学校 または防衛医科大学校 に入学(入校)すること 幹部自衛官は、努力次第では中卒でも大卒でも学歴に関係なく、言ってしまえば誰でも目指すことが可能です。 しかしながら幹部自衛官になるための道のりは長く、一筋縄ではいかないもの。 一方で若いうちから「幹部自衛官になる」という明確な目標があるのであれば、防衛大学に入校することが一番の近道と言えます。 ここでは基本的な概要についてご紹介していきたいと思います。 <学費免除&手当支給の4年生の大学校> 防衛大学校は神奈川県横須賀市に位置する、幹部自衛官を目指す人のための4年生の大学校です。 休日に横須賀の街を歩いていると、必ずと言っていいほど防衛大学の制服を着た学生をよく見かけることがありますが、防衛大学は風光明媚な横須賀の中でも景色が一望できる丘の上に所在しています。 防衛大学校は、将来自衛官を希望する若者が目指す大学校です。 防衛大学校の募集要項によると、入学資格は18-21歳までの男女が指定されています。 またすでに自衛官であったとしても、23歳までなら受験することが可能です。 防衛省に属する機関の一つでもある防衛大学校では、学生は「特別職の国家公務員」という位置付けとなります。 そのため、授業料をはじめ、衣類、食事、居住などに掛かる費用は国費でまかなわれ、これに関わる自己負担はゼロ。 また毎月学生手当として103,000円、さらには6月・12月に期末手当が支給されます。 勉学に励みながら手当が支給されるというのは、他の一般の大学と大きく異なる特徴と言えると思います。 そんな防衛大学校では、幹部としてのキャリアが確実に積めることに加え、通常の大学同様に学士の称号も授与されます。 ちなみに2017年4月5日現在、防衛大学校には2017名の学生が在籍しています。 <4年間の集団生活で、幹部自衛官としての資質を磨く> 防衛大学校が他の大学と大きく異なるポイントは他にもあります。 防衛大学校に晴れて入学すると「学生舎」と呼ばれる学生寮で4年間、仲間と衣食住を過ごすこととなります。 寝室、自習室、シャワー室、洗濯室など、様々な空間を共有することは、集団生活の基礎を確立するだけでなく、将来幹部自衛官として必要となる資質が磨かれるのだそうです。 それでも、規則正しい生活を強いられることになる防衛大学での生活は、最初は戸惑う学生も多いのだとか。 また限られた時間で、与えられたタスクをこなさなければならない時間管理の難しさもあってか、苦労して入学した防衛大学を1年足らずで後にする学生も少なくないそうです。 しかし日を重ねるごとに、自律心が養えたり、仲間との絆が生まれたりと、大変なこと以上に得るものがたくさんあるということも事実。 部隊を統率するために必要なハートの強さは、厳しいながらも価値のある防衛大学での生活によって培われる、と言っても過言ではありません。 <2種類の専攻と14の学科> 防衛大学の入学試験時には、人文・社会科学と理工学の2種類の専攻のいずれかを選択し、入学の日を迎えることとなります。 そして入学してから1年間は、教養科目を中心に学んだり、陸海空の研修に参加したりと忙しい毎日を過ごします。 そして1学年が終わりに近づく頃、人文・社会科学は3学科の中から、理工学は11学科の中から一つ選び、専門分野についてさらに詳しく学んでいきます。 もちろん4年間を通して、戦闘訓練や射撃訓練といった自衛官として必要な基礎も習得します。 自身が興味を持つ分野と幹部自衛官として必要な知識の両方が学べるのは、防衛大学の魅力の一つでもあります。 ちなみに、実際の訓練項目は週に数時間と限られているものの、7月の定期訓練時期となると、1ヶ月間は訓練漬けの毎日となります。 <2年時に陸海空のいずれかを選択> 幹部自衛官としての資質を学ぶ防衛大学ですが、入学したての頃は、実は全員が陸海空のどれにも属していないのだとか。 先述した通り、入学してから1年間は教養科目を中心に学んでいきますが、2学年に進級するタイミングで、自身の希望と照らし合わせながら陸海空のいずれかが決定されます。 陸海空のどれに属すかは、基本的に自衛官として退職するまで変わらないもの。 だからこそ自身の区分が決定するこのタイミングは、大学生活の中でもインパクトの強い瞬間でもあるそうです。 <留学制度や留学生受け入れによる国際交流がさかん> 海外の士官学校への留学制度も充実している防衛大。 アメリカ、イギリス、インド、シンガポール、韓国などの士官学校へ、1-3週間の短期または約4ヶ月の長期で留学することができます。 また主に東アジアを中心に、留学生の受け入れもさかん。 2017年4月5日現在では、留学生は92名在籍しており、全体のおよそ5%を占めています。 そんな防衛大では、授業という限られた時間だけでなく、朝から晩まで、毎日の生活を留学生と共に過ごします。 こうして当たり前のように行われる国際交流は、幹部自衛官に求められる国際的視点、さらにはコミュニケーション能力の育成に重要な役割を担っています。 <専門分野に磨きをかけるため、研究科に進む卒業生も> 防衛大を卒業する学生のうち約9割は幹部自衛官としてのキャリアを積みますが、残りの約1割は、さらに専門的な知識を習得するために、大学院に相当する「研究科」に進むそうです。 研究科は「総合安全保障研究科」と「理工学研究科」の2つの学科で構成されており、装備開発や安全保障のための実践的問題解決といった分野を学ぶこととなります。 前期・後期の過程が終了後、論文の審査と試験に合格することで修士さらには学士の学位が授与されます。 【防衛大学校の学生の1日】 防衛大の概要について詳しくご紹介してきましたが、実際に防衛大生は1日をどのように過ごしているのでしょうか。 ここからは1日のスケジュールについて簡単にご紹介していきたいと思います。 <6:00~> 起床後点呼を済ませ、防衛大の伝統である「寒風摩擦」を行います。 女子学生はTシャツを着用しますが、男子学生は上半身裸で行います。 <8:00~> 清掃、朝食を終えると、国歌掲揚そして朝礼が行われます。 朝礼が終わるとすぐに、授業が行われる教場へ隊を組んで移動。 お昼まで授業を受けることとなります。 <12:00~> お昼は一斉に学生食堂で取ります。 学生全員が一堂に会す場面でもあり、その光景は非常にインパクトがあります。 <13:00~> 17:15の課業終了後まで、授業を受けます。 <17:15~> 防衛大には校友会と呼ばれる、運動部や同好会、委員会などで構成されるクラブ活動があります。 運動部に至っては38もの種類があり、全員がいずれかの部に所属することになっているそうです。 そして校友会の中でもひときわ注目を浴びているのが儀仗隊。 防衛大の入校式や卒業式はもちろん、年1回開催される自衛隊音楽まつりでも演技が披露されています。 <課業後> 1日の課業が終了すると、基本的には自由時間となります。 食事や入浴を済ませたり、次の日の準備を行ったり、さらには自習室で消灯まで勉強する学生もいるそうです。 【防衛大学卒業後、およそ1年で幹部に昇任する】 卒業後の流れとしては陸海空によって少し異なりますが、幹部候補生学校を経て部隊での勤務へと移行するのが基本的な流れとなります。 防衛大学を卒業すると、陸曹長・海曹長・空曹長の階級が付与され、幹部候補生学校に入校します。 幹部候補生学校では、指揮官としての資質を学んだり、実際の訓練を通じて統率力を養うこととなります。 その後は部隊に配属され、実際の業務をこなしながら、防衛大学卒業後およそ1年で幹部 3尉 に任命されます。 <経験不足という葛藤を抱えながらも努力を重ねる姿勢が印象的だった> 私が陸上自衛官として毎日業務を行なっていた際も、防衛大学出身の幹部の方が上司として在籍しており、上官としてはもちろん、人間としてもとても尊敬できる人ばかりでした。 高校卒業後18歳で防衛大学に入学すると、最短で23-24歳で幹部に昇任することができます。 そうなると、実業務の経験値が、勤続年数の多い曹士に劣ってしまうという可能性も少なくありません。 そのため私が現役の頃は、実業務における経験不足により、悩みを抱える幹部自衛官も多いというのを良く耳にしました。 しかしその一方で、知識を積極的に習得したり、経験値をどんどん重ねていこうと、毎日遅くまで業務を行う姿がとても印象的でした。 防衛大学出身の幹部自衛官の方々は、たくさんの葛藤と努力を繰り返しながら、自衛官としてのキャリアを確実に積んでいるということを日頃から肌で感じていました。 【防衛大学にはどうやって入学するのか?】 自衛官としてはもちろん、人間的にも大きく成長することができる防衛大学。 そんな防衛大学の入学試験を受けるためには、以下の4つの方法があります。 1)推薦 2)総合選抜 3)一般 前期 4)一般 後期 試験科目には学力試験、口述試験、身体検査などがありますが、総合選抜では加えて適応能力試験や基礎体力試験などが設けられています。 また防衛大学では年に数回のオープンキャンパスはもちろん、春から夏の一定期間において、防衛大学のキャンパス見学もできるとのこと。 防衛大学への入校を希望している人で、構内の様子を実際に肌で感じたいという人は、ぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか。 なお、入学試験の募集要項やオープンキャンパス情報は、随時公式ホームページで確認することができます。 試験内容をはじめとした情報については、推薦・総合選抜・一般 前期&後期 の4つの方法でそれぞれ異なるので、ご自身の目で必ず確認されるのをおすすめします。 今こうしている間も、未来の指揮官として勉学に励んでいるであろう防衛大学生に対して、大きな期待をせずにはいられません。 今回のコラムで、あまり知られることのない防衛大学が、少しでも身近に感じていただければ幸いです。

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