いん の う 水腫 大人。 陰嚢水腫の症状や原因、治療方法とは?

睾丸(精巣)が腫れてきた・陰嚢(内容)が大きくなってきた

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一部の陰嚢水腫では腸の一部が袋に出てくる鼠径(そけい)ヘルニアを合併する場合や、ニワトリの卵よりも大きな水腫、 2年経過をみても治らない場合には治療を行います。 治療は手術で、腹水の漏れる部分をふさぐことで陰嚢水腫の原因を取り除きます。 手術は全身麻酔で行う場合が多いですが、通常 30分以内で終了します。 病院によっては午前中に手術して、麻酔から完全に覚め、発熱がなく、飲水・排尿に問題がなければ夕方には帰宅できる場合があります。 その他炎症、外傷、腫瘍などの原疾患の治療を行います。 かつては陰嚢の水分を注射針で取り除くことを行うお医者さんがいますが、これは対症療法で水を抜くことにより、また腹水が漏れ出ることになり、再発を繰り返し、感染症の危険性を伴うことから今では行われていません。 1歳までに 9割が自然治癒しますが、残りの 1割には症状が残ります。 手術ができる用意なるには 3歳ぐらいから可能ですが、体質によっては幼稚園や小学校入学前に手術を行うことがあります。 その間、自分の性器が他人と違うということがトラウマになる可能性があることから漢方薬を用いる事があります。 (注射器で水を抜くのは前述のように治療としては適していません。 ) 治療に使われる漢方薬には水のめぐりをよくして、陰嚢水腫を小さくするものがあります。 この場合には腹腔突起が完全に閉まるわけではないので、再発することがあります。 もう一つの漢方薬はお腹の筋肉を引き締めて、穴を自力で閉じてしまうという方法です。 これは症例によっては完治する可能性がありますが、一般化されているわけではありません。 (「漢方治療が奏効した小児印欧水腫の一症例」日東医誌 59( 4) 647、 2008、と奏功したことが 1例だけで文献になっています。 ) 記載した文献は以下のアドレスに載っています。 その他陰嚢水腫の原因が分かった場合には、それに対応する漢方薬なども検討したほうがいいでしょう。 抗炎症や腎虚系、水分排出系の漢方薬が適しています。 詳しくは漢方薬に詳しい漢方薬剤師などの専門家にご相談ください。

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陰嚢水腫について

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笑い事でない睾丸・陰嚢内容が腫れる病気 笑い事でない睾丸・陰嚢内容が腫れる病気(AKTテレビ) 陰嚢内容って睾丸(精巣)のこと? 患者さんが「睾丸が腫れた」といって病院を受診する場合, 精巣(睾丸)そのものが腫れている場合と, 精巣に付属している臓器が腫れている場合があります. 今回はそれらを含めて,陰嚢内容が腫れる病気についてお話しします. 「腫れる」っていうけど痛くはないの? 腫れて痛い場合と,痛くない場合があります. 痛みがあって腫れている場合は,緊急処置を要する場合もあります. 痛みがなくて腫れてくる病気? 痛みを伴わずに腫れてくる病気には、 精巣腫瘍(睾丸腫瘍)、 陰嚢水腫、 精索水腫などがあります。 (1) 精巣腫瘍は、毎年10万人に1人の割合で発生する比較的稀な病気で,15〜35才までの青壮年期に好発し、進行が早いことが特徴です.痛みを伴わずに睾丸が大きくなってきたり,しこりを触れたりする場合がほとんどですが,疼痛を伴うこともあるので,注意が必要です。 早期から転移することが多く、転移による症状(例えば肺の異常陰影や、頚部や腹部にリンパ節腫大によるシコリを触れる)から見つかることもあります。 診断は、触診で精巣の腫大を確認した後、精巣の超音波検査を行います。 また腹部超音波検査やCT・MRI検査で、リンパ節転移や肺転移の有無を調べます。 また腫瘍マーカー(AFP、HCG)も有用です。 治療は、まず精巣摘除術を行った後、組織型や病期によって決められます。 精巣腫瘍は癌の中でも化学療法が比較的良く効くので、転移がある場合でも、化学療法、外科療法、放射線療法を組み合わせた集学的治療が積極的に行われており、適確な治療により比較的高い治癒率が報告されています。 (2) 陰嚢水腫は精巣を包んでいる鞘膜の中に、 精索水腫はその上方で精索を被っている鞘膜の中に液体が貯まった状態です。 診断時は、鼡径ヘルニア(いわゆる脱腸)と間違わないようにしなければなりません。 陰嚢水腫や精索水腫では、陰嚢表面にペンライトを当てると中が光で透けて見えますが、超音波検査による診断が確実です。 治療は、大人の場合は中の液体を注射器で吸引することもありますが、一時的でまた貯まってくるので、根本的に治すには手術が必要です。 小児では2〜3歳までは自然治癒の可能性が高いので経過観察します。 内容液の吸引は根本的な解決にならないのであまり勧められません。 特に交通性の場合には、穿刺吸引してもすぐに貯まってきます。 3〜4歳以降でも大きい場合には手術を行います。 痛みがあって腫れてくる病気? 痛みを伴って腫れてくる病気には、 精巣炎(睾丸炎)、 精巣上体炎(副睾丸炎)、 精巣捻転(睾丸捻転)、 精巣垂捻転(睾丸垂捻転)、 精巣上体垂捻転(副睾丸垂捻転)、 精巣外傷(精巣外傷)などがあります。 (2) 精巣上体炎は、尿道や前立腺の炎症が精管を伝わって、精巣上体まで及んだ時に発症します.痛みを伴う陰嚢部の腫脹で,発熱を伴い急激に発症することが多いのが特徴です.精巣の下側や側に接して硬いシコリが触れ、圧痛が著明です。 尿道から細菌が入り込むのが原因ですが、尿道炎の症状が現れないことが多いようです。 性行為感染症のクラミジアも精巣上体炎で発症することがあります。 また、症状に乏しく精巣上体に無痛性の硬結を触れるときには,結核性の炎症も考えなくてはなりません。 超音波検査で、正常な精巣と血流が増加している腫大した精巣上体が観察されます。 治療は、抗生物質や抗菌剤の投与を行います。 また陰嚢を持ち上げて冷やし、安静にしていることが勧められます。 淋菌やクラミジアが原因の場合には、性的パートナーの治療も必要ですし、治療は中途半端にせず感染が完全に治るまで続けることが大切です。 (3) 精巣捻転は,精巣が精索を軸として回転し,血管が締め付けられるため,精巣が壊死を起こす病気です.青少年に多く,寝ているときに発症することが多いのが特徴です.思春期の男子が「早朝,時々,下腹部や陰嚢部が痛くなる」というのは,その前兆です.激しい精巣部痛で始まり,次第に陰嚢内容が腫脹してきます.悪心や嘔吐を伴うこともあります. 6〜8時間以内に元に戻さないと睾丸がだめ(壊死)になってしまうので,早く診断して手術しなければなりません. 診断は、触診だけでは難しい場合が多く、超音波検査で、捻れてダルマ状になった精巣と精索を描出し、精巣への血流が消失していることを確認します。 精巣上体炎や精巣垂あるいは精巣上体垂捻転との鑑別が必要ですが、実際にはなかなか困難で、手術で確認することもあります。 治療は、手術により、捻れた精索を戻して血流を回復させ、精巣を陰嚢に固定します。 精巣への血流が絶たれてから時間が経ちすぎ精巣が壊死に陥っている場合は、精巣を摘出します。 思春期やそれに近い年齢の男子が下腹部や陰嚢部を痛がった時には、精巣捻転の可能性も考え、学校に行くよりもまず泌尿器科を受診してください。 (4) 精巣垂捻転、 精巣上体垂捻転は、精巣や精巣上体にある小さな突起が捻れて,腫れてきた場合です。 これらは精巣捻転とは違って手術の必要はありません。 触診だけでは精巣捻転との鑑別は困難です。 超音波検査では、精巣や精巣上体の形状と血流は正常で、精巣や精巣上体に接して血流のない腫瘤が描出されます。 (5) 精巣外傷は、陰嚢部を蹴られたり,野球のボールが精巣に当たったりした時に起こります. 疼痛が激しく,悪心や嘔吐があり,ショックとなることもあります.超音波検査では、正常な形状の精巣は見られず断裂した白膜が描出されます。 陰嚢が腫れてきたらどうする? 陰嚢内容が腫れてくる病気には、水の貯留,腫瘍,炎症,捻転,外傷といろんな原因が考えられます.痛みがない場合でも精巣腫瘍の場合があり,痛みがある場合は捻転のように緊急手術が必要な場合があります。 迷わずに早めに泌尿器科を受診することが大切です..

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陰嚢水腫の手術の要否

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原因 陰嚢水腫は、発生年齢に応じて原因が異なっています。 新生児期からみられる陰嚢水腫は、赤ちゃんが産まれる前、つまりお母さんの体内において発生しています。 精巣は、生後には陰嚢の中に納まっているのですが、体内ではお腹の中で形成されます。 お腹の中で形成された精巣は、週数が進むにつれて徐々に精巣の中に移動します。 この過程において、精巣は「 精巣漿膜 せいそうしょうまく 」と呼ばれる一枚の薄皮で包まれることになります。 通常は、精巣と精巣漿膜は密着しているのですが、密着がうまくいかずに両者の間に水が入り込むことがあります。 この結果、陰嚢水腫が発症します。 一部の陰嚢水腫では、精巣漿膜に大きな穴が空いておらず、お腹の中と空間的なつながりを持っていないものがあります。 このように空間的にお腹の中と断絶されている陰嚢水腫の場合は、水が吸収されるにつれて、自然に治癒することが期待できます。 しかし、その一方で、水の溜まっている空間とお腹の中が大きくつながっている場合もあります。 この場合には、水は増える可能性もありますし、お腹の中の臓器(たとえば腸管)が陰嚢の中に入り込みを発生することもあります。 成人を含むより年長の陰嚢水腫においては、炎症や怪我などが原因となります。 炎症は精巣や精巣上体と呼ばれる部位に感染症(特に性感染症)をきっかけに生じることがあり、結果として陰嚢水腫が発生します。 症状 新生児から乳児期にみられる陰嚢水腫に伴う症状は、陰嚢が腫れているということ以外はほとんどありません。 大きな陰嚢水腫では、水が増えるにつれて精巣が圧迫されることになり、痛み生じることもあります。 その場合は、不機嫌になるなどのサインがみられます。 また、感染症に伴う陰嚢水腫の場合においては、炎症による痛みを訴えるようになります。 産まれつきの陰嚢水腫については、1歳までに自然治癒することが期待できます。 症状がない疾患ではありますが、その他の陰嚢に腫れをきたす病気を除外することが大切です。 たとえば、を生じている場合には、腸管が狭い部位に入り込むことに伴う鼠径部の腫れや痛みを生じます。 また、陰嚢全体が赤くなったり、不機嫌で泣き続けたりするなどの症状も現れるようになります。 また、同じく陰嚢が腫れて痛みを伴う病気には、 せいそうねんてん といったものもあります。 精巣捻転では、数時間単位で症状が増悪することになり、速やかな治療介入が必要です。 治療 1歳までの陰嚢水腫については、自然に治癒することが期待できます。 しかし、水腫が増大傾向にある場合や、1歳を超えても陰嚢水腫が続く場合には、お子さんの精神的な成長過程を見極めながら、手術をすることが検討されます。 また、鼠径へルニアを認めるときにはそれ自体がを引き起こすリスクを伴うため、発見次第早いタイミングで手術を行うことがあります。 成人における陰嚢水腫は自然消失しますが、乳児の場合と同じく、増大傾向にある場合や精巣の圧迫感などの違和感を伴う場合には、治療介入が検討されます。 一般的な手術の方法は、鼠径へルニアに対しての手術と同様、陰嚢や鼠径部に数cmの小さな切開を入れて行われます。 日帰りによる手術も可能です。 以前は、針を用いて陰嚢に溜まった水分を取り出す手技が行われることもあったようですが、現在は子どもに恐怖心を与える可能性や、再発率の問題などから、ほとんど行われることがなくなってきています。

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