ベーキング パウダー 体 に 悪い。 ベビーパウダーに「発がん性物質」は本当か

ベーキングパウダーのアルミフリーは危険?赤ちゃんは食べれるの?

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ベーキングパウダーは危険だと言う話を聞いたことはありませんか? ふくらし粉とも言われるベーキングパウダーはパンやケーキをはじめ、小麦粉を使った主食やお菓子にはかなりの確立で使われる食品添加物であり、誰もが口にしたことがあると言っても過言ではないほどのものですが、実は危険成分が含まれているという話があります。 しかし実際の所、色々な食品や調味料が危険と言われる理由の中には説明不足や過剰反応、時には全くの嘘が含まれていることもあり、ベーキングパウダーについてもただ危険と言う話だけ信じて全く食べないようにするというのは馬鹿らしいと思う人もいると思います。 しかもベーキングパウダーなんて市販の洋菓子を買うなら避けて通れないほどのものですし、せめて何が危険成分であり、どんな理由で、どれほど摂取するとどんな危険があるのかをはっきり知りたいと言う方も多いのではないかと思います。 そこで今回はそんなベーキングパウダーが危険という話についてご紹介させていただくために「ベーキングパウダーとは何?」から「ベーキングパウダーは本当に危険と言えるのか?」までをご紹介した 『ベーキングパウダーが危険と言われている理由とは?』と言う記事を書かせていただきました。 ベーキングパウダーとは本当に危険なものなのかどうかについて興味があったりはしませんでしょうか? Topics• ベーキングパウダーとは何か? まずはそもそもベーキングパウダーとは何かを簡単にご説明させていただきます。 ベーキングパウダーとは、「ふくらし粉」と呼ばれることもあることから想像できるように粉を練って作った生地を膨らます働きをする為の食品添加物です。 どうして膨らます働きがあるのかを簡単に説明しますと、主成分である「重曹(炭酸水素ナトリウム)」の加水または加熱することで炭酸ガス(二酸化炭素)を発生させる働きを利用し、内部にたくさん気泡を作り出すからです。 この重曹の働きを良くしたり、重曹を使うデメリットを調整したものがベーキングパウダーと言うものでして、 なくても問題ないけれども使うと非常に便利である調味料のようなものだと思っていただけたら間違いないです。 そして当然そんな便利なものですから、 大量生産するときには必ずと言っていいほど使われるものでして、市販の小麦粉が主成分の洋菓子やパンにはかなりの確立で使われています。 では一体そんな良く使われる便利な食品添加物であるバーキングパウダーの何が危険だと言うのかについて次は触れていきます。 ベーキングパウダーの成分で危険と言われるもの ベーキングパウダーは重曹を主成分として、色々な添加物を混ぜ合わせて作られている複合型の調味料でして、その中でも危険性があると言われるものは以下のもの• 炭酸水素ナトリウム• 第一リン酸カルシウム• 硫酸アルミニウム• コーンスターチ 主に以上の4つがベーキングパウダーが危険という話が出る時に名前が挙がる物質で、恐らくコーンスターチ以外はどれも耳馴染みがないものばかりかと思いますが 炭酸水素ナトリウム=重曹 硫酸アルミニウム=ミョウバン のことでして、 第一リン酸カルシウムは生き物の骨や歯を作り上げている主成分のカルシウムです。 なんだかこうして聞くととても害になりそうにないものばかりなのですが、それぞれの物質には以下の通りの危険性があるとされています。 炭酸水素ナトリウム(重曹)の危険性 制酸剤として速効性のある胃腸薬に使われていることもあります。 正しこの物質は胃の粘膜を刺激し胃液の分泌を強制的に促すものなので、胃炎や胃潰瘍などの時には胃壁に穴をあけることもあるので、服用には注意が必要だとされています。 また刺激物であることには変わりないため人間でも200~300g一気に摂取すれば推定致死量に達するとも言われている弱いですが毒性があると言えないこともない物質です。 第一リン酸カルシウムの危険性 生き物の骨の主成分であるとご紹介したので、「それに何の危険性があるのか?」と思う人も多いと思いますが、一応この成分も過剰摂取すれば毒になると言えないこともない物質です。 例えば関節へ沈着してしまうことで偽痛風の要因にもなるものですし、これもまた人間でも200~300g一気に摂取すれば推定致死量に達するとも言われている弱いですが毒性があると言えないこともない物質です。 硫酸アルミニウム(ミョウバン)の危険性 これこそが最もベーキングパウダーの危険成分として取り上げられることが多い物質でして、まず人間が数十グラム以上大量に摂取すると下痢、嘔吐、さらに消化管の炎症を起こします。 また一時期はアルミニウム類の摂取がアルツハイマーを引き起こすとも言われたり、精神・神経疾患への影響が懸念されるとされ、世界保健機関(WHO)からアルミニウムの摂取量は「週に2mg/kg体重」以下にするべきという基準値が発表されてもいるそうです。 最も現在はアルミニウムは口から体内に入ってもほとんど全て体外に排出されることが確認され、アルツハイマーになるという説も現在は否定されていますから、1度に大量摂取さえしなければ「精神・神経疾患を引き起こす要因である可能性があるかもしれない」と言う物質に過ぎないのですが。 コーンスターチの危険性 コーンスターチの危険性については別記事の 『』で詳しくご紹介しています。 【スポンサーリンク】 ベーキングパウダーの危険度はどれほど高いものなのか? 結論から言いますと ベーキングパウダーの成分の中には確かに人体に有害になる可能性のあるものは使われているのですが、特別危険だから注意するべきものだとは言いがたいです。 極端な話、塩であれ砂糖であれ大量摂取すれば体に害になるわけですし、化学調味料と呼ばれる添加物ならばほとんどどれもが抱える程度の危険性がある程度です。 何よりベーキングパウダーがそこまで危険なものではないと言う 最大の理由は「そもそもそんなにベーキングパウダーを大量に使うことはない」からです。 そもそもベーキングパウダーとは味をつけるものでもなく、旨味を加えるものでもなく、少量で生地を簡単に膨らませるためのものであり、どちらかと言うとあまり入れても意味がない類のもの。 更に 適切な割合が小麦粉100gに対して5g以下を使うものですので、この比率で人体に有害な量を体に取り込むとなれば恐らく先に他の糖分や脂肪分の過剰摂取で違う病気になる方が早いです。 またベーキングパウダーの危険成分として最も多く取り上げられる硫酸アルミニウム(ミョウバン)の危険性についてなのですが、アルミニウム類は他にも本当に様々な天然の飲食物にも含まれており、ベーキングパウダー以上の量を普段の食事から摂取していることも普通にありえます。 唯一注意して欲しいのはお子様が口にするものの場合。 謝って誤飲すれば大人でも危険なので、抵抗力や毒性のあるものへの許容量が圧倒的に小さいお子様が口にするものに関して大量のベーキングパウダーを使ったお菓子などを与えると若干危険性がある可能性はもちろんあります。 もちろんその場合も普通に作られたお菓子やパンに含まれる量のベーキングパウダー以上にマーガリン、ショートニングなどの油分、砂糖やグルコース(ブドウ糖)、フラクトース(果糖)と言った糖分などを過剰摂取することになるために、ベーキングパウダーの害が出る前に別の食品からの害を受ける可能性のほうが圧倒的に高いです。 その為 ベーキングパウダーが危険という話は嘘とまでは言いませんが、そこまで過剰に警戒するものでもないです。 ベーキングパウダーは代用出来ないのか? ベーキングパウダーの危険性はそこまで高くないと言われても、「高くない」だけであり、「ない」のではないのならばやはり避けたいと言う方もいるでしょうから、最後にそんな方のためにベーキングパウダーの代用品についてご紹介します。 まずベーキングパウダーは色々な会社が色々な内容で販売しておりますので、アルミニウムなどどうしても気になって避けたいものがある方は、まず他のベーキングパウダーに使われていないものがないかを調べてみると良いです。 それでどうしても避けられない物質が使われているようでしたら 次の候補は重曹です。 そもそも重曹の持つ膨らませる作用を使いやすくしたものがベーキングパウダーなので多少仕上がりに問題は出ますが、ベーキングパウダーの代わりに重曹を使うことは可能です。

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ベビーパウダーに「発がん性物質」は本当か

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スポンサードリンク 大人への害は? アルツハイマー病とは無関係。 ベーキングパウダーには、主原料の重曹以外にも多数の化合物とでんぷん(主にコーンスターチ)が混合されています。 その化合物の中に 焼きミョウバン(無水の 硫酸カリウムアルミニウム)が含まれており、それによって摂取される アルミニウム成分が アルツハイマー病の原因物質であると疑われていました。 しかし、アルミニウムの人体への影響について未解明の部分が多いとは言え、アルツハイマー病のアルミニウム原因説はすでに否定されています。 子供・赤ちゃんへの害は? 幼児には有害かもしれない。 ベーキングパウダーに含まれる焼きミョウバン由来のアルミニウムに関して、2013年、 厚生労働省が都道府県とパン・菓子業界の団体に対して事実上の警告と使用量低減を要請しました。 国連の 世界保健機関(WHO)などがアルミニウムの許容摂取量を定めていますが、厚生労働省が日本人の加工食品・生鮮食品からのアルミニウム摂取状況を調査した結果、 幼児(1~6歳)において、パン・菓子類の過食傾向がある子供(幼児全体の約5%)ではWHOなどの許容摂取量を超える可能性のあることが判明したためです。 健康な人へのアルミニウムの有害性については実証されていませんが、ラットの実験では大量投与による腎臓・膀胱などへの影響が認められたそうです。 年齢にかかわらず、普通の食生活を送っている人には、アルミニウムの過剰摂取は起こり得ないはずですが、幼児でパンやお菓子を食べ過ぎる場合には、ベーキングパウダーを使用した商品の摂取を控えた方が良いでしょう。 一般的にベーキングパウダーは安全な食品添加物です。 ただし、幼児のパンとお菓子の食べ過ぎには注意。 よく読まれている記事• デキストリンの危険性は... デキストリンは、片栗粉などの澱粉が加水分解されてマルトース(麦... ベーキングパウダーの危険性は... ベーキングパウダーは、19世紀末にドイツで商品化されたレ... クマバチの危険性は... クマバチは、体長が 22~23mm もある比較的に大きなハチです。... 人工甘味料の危険性は... 厚生労働省が食品添加物として認可している人工甘味料を五十音順に紹... ポリデキストロースの危険性は... ポリデキストロースは、トウモロコシ由来のブドウ糖を主原料... ナメクジの危険性は... ナメクジは、北海道から沖縄まで全国に生息しています。 現在、都市・農... 乳化剤の危険性は... 乳化剤は、水と油を均一に混ぜ合わせることのできる食品添加物ですが、泡... グリシンの危険性は... グリシンは、タンパク質の構成要素となるアミノ酸の一種です。 多種多様... 水で膨らむビーズの危険性は... 水で膨らむビーズは、直径1mm~15mm の球形(または直... 除光液の危険性は... 除光液(リムーバー)の主成分は、マニキュアやジェルネイル・スカルプチ... 塩素系漂白剤の危険性は... 家庭用の塩素系漂白剤は、強い漂白作用と殺菌作用がある次亜塩素酸... ソルビットの危険性は... ソルビット(またはソルビトール)は、自然界ではバラ科・オオバコ科... トレハロースの危険性は... トレハロースは、地球上のさまざまな生物の細胞内に存在する糖の一... 増粘多糖類の危険性は... 増粘多糖類にはさまざまな種類があり、飲料・食品に粘性や接着性を与... 王水の危険性は... 王水は、濃硝酸と濃塩酸を 1 : 3 の体積比で混合して生成される液体... コチニール色素の危険性は... コチニール色素は、中南米やスペインで養殖されているエンジムシ... ケミカルライトの危険性は... ケミカルライトは、コンサートやライブ・結婚披露宴などのイベン... マーガリンの危険性は... マーガリンはバターと似ていますが、バターが牛乳から造られているの... ゾウムシの危険性は... ゾウムシは種類も豊富で我々の身近にいるごく普通の甲虫類です。 通常の日常... 有毒魚の危険性は... 毒のある魚としてもっとも有名なのが、フグ(トラフグなど)です。 ふぐ料...

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ベーキングパウダーに含まれるアルミに害はある?アルミフリーを私が選ぶ理由

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アルミニウム 毒性 毒物 健康影響 子ども ベーキングパウダー 市民のための環境学ガイド ------- アルミニウムは毒物か? 06. 2013 本Webサイトが開始から17年目に入りました。 最初の記事はこれです。 食品安全委員会が アルミニウムの摂取量のひとつの基準である暫定耐容(耐用ではない)週間摂取量2mg/kg/週を、若年層の場合には超している可能性があるとして、食品添加剤、特に、ベーキングパウダー(放送ではなぜか膨張剤という表現が使われていたが、ベーキングパウダーは一般名詞ではないのか?)中のアルミニウムの含有量を下げる方向で検討する、というニュースが流れた。 C先生:昨日6月22日は、東大生産技術研究所の跡地にできた新西洋美術館3階のレストランで、安井研卒業生の会が開催され、65名ほどの参加者があった。 そのため、久しぶりに、A君、B君に合うことができたので(?)、対話形式で行きたい。 A君:早速ですが、このアルミニウムの話題を取り上げていたNHKの夜のNEWS WEB、橋本奈穂子アナがキャスターの番組を見ていました。 視聴者からのTwitterのメッセージがでてくる番組で、どんな反応があるのか、と思ったら、なんと表現したら良いのやら、すごいというか呆れた反応でした。 B君:同じものを見ていた。 「アルミが毒? はっと気づいたらアルミ缶でビールを飲んでいた。 アルミ缶は危ないのか?」、「このような情報はもっと速く知りたかった」、「また、直ちに健康に影響はないなどといっている」、などなど。 最後の感想には、まだ、福島原発事故の影響を感じた。 A君:まさに。 「政府が出す情報は信頼できない」、という感覚で、不信感がまずでてしまう。 これは非常に不幸なこと。 もう一つは、絶対的な安全と絶対的な危険があるというゼロ・100思想で反応する人ばかり。 B君:もっとも、アルミニウムのような物質の毒性情報がでたということは分かるけれど、暫定耐容週間摂取量PTWIは2mg/kg/週だと言われても、何がなんだか分からないだろう。 A君: PTWI Provisional tolerable weekly intake とは、この量を一生涯摂取したとしても、健康に悪影響のない量。 Provisonalは暫定を意味する。 耐容は、Tolerableの日本語訳だけど、その意味はと言えば、まあ「大丈夫」なので、用語を「 大丈夫量」とでも言い変えた方が良いのかもしれないですね。 食品安全委員会としも学術用語をすべて一般用語に置き換えるという努力をした方が良いのかもしれない。 B君:一般の人々にとって、「毒性学」は、もっとも遠いところにあるような気がする。 一般向け用語を発明しなおさないと、いつまでたっても、世間の反応はこんなもの。 A君:「毒性学」的に危険性を考えるとき、まず必要なのことが、エンドポイント。 これは、「害の実態」のような意味。 アルミニウムをある程度以上摂取したら、どのような「害」がおきるか。 B君:実は、 アルミニウムの「害の実態」はあまり明確でない。 この報告書で、PTWIが1mg/kg/週になった。 B君:生殖系(食品安全委員会の文書では繁殖系)、神経系の発達に影響する可能性がある、とでも訳すのがよいだろう。 A君:実験論文のレビューは、2012年の10月4日開催の食品安全委員会セミナーで、 江馬 眞氏が発表しているので、その資料に詳しい。 B君:もう一つの講演である入野康宏氏のアルミニウムの精神・神経疾患への影響の実験は、まあ、このような実験が統計的にどのぐらい有意なのか、と考えてしまう。 なぜアルミがそのような影響を与えるかといった細かいところは、結局、いくら解析をしたところで分からないだろうと思うし、まあ、となんとも言い難い。 どういう実験をやるのか、というとマウスにアルミニウムを摂取させて、例えば、パニック状態にさせたときの反応がどう違うか、というようなテストを多数行って、アルミニウムを与えた群と与えない群の差を議論する。 そこまで。 それ以上の生理作用とか、そのときの神経系へのアルミニウムの蓄積とかは調べない。 A君:アルミニウムは、一時期、アルツハイマー病の原因ではないか、と言われた時期があって、日本の研究者でもそのように主張していた人々がいました。 そのときの発表を思い出すと、まず、 アルミニウム鍋の写真がまず出てくるという特徴があったのですが、この入野氏の発表資料も、 アルミ缶の写真で始まっていますね。 アルミ缶をマウスに食わせたのなら、あるいは、アルミ缶に食品などを入れておいて、それを食べされたのなら、まあ、良いのですが、実際には無関係。 それ以外に、日常的に摂取している食品中にアルミニウムは普通に有るわけで、この写真から始まるということに、何か、既視感と違和感があります。 これ入野氏の研究課題も、アルツハイマーのときのような結末を迎えるのではないでしょうか。 B君:とにかく、確実なことはなかなか言えない実験結果なのだけれど、それにしても人体に対する影響が最後に求められる結果であるのに、どうして、食品添加物とか、バッファリンに入っている胃酸の抑制剤とかを用いた実験をしないのか。 ヒトが大量に摂取するとは思えない物質を実験に使うのか、よく分からない。 実用的に使われている物質は、もともと比較的無害な物質なので、大量にマウスに食べさせるのが難しいのかもしれないが。 A君:ということで、規制すべきかどうかも、難しい。 今回の食品安全委員会も、事業者に自主的にアルミニウムを減らしたベーキングパウダーに変えるように要請するぐらいでしょうが、実際、それで充分。 B君:そもそも、規制値が、2006年には1mg/kg/週にしたものを、2011年には2mg/kg/週とゆるくしている。 B君:そして、今回の食品安全委員会からのメッセージは、この値に基いて色々と調査を行ったところ、子どもにベーキングパウダーを使ったお菓子類、特に、クッキー、蒸しパンなどを大量に食べさせている場合があるようで、その場合には、アルミニウムの摂取量が、2mg/kg/週のPTWIを超す可能性がある。 A君:だからといって、確実に影響がでるとも断言するのではない。 それは、 100倍の安全係数を掛けているので、おそらく、実際には何もでない。 しかし、可能性は無いとは言えない。 なぜなら、「無い」ということを証明するのは、どうやっても不可能だから。 B君:ベーキングパウダーになぜ、アルミニウム化合物が使われてきたのか、と言えば、それは、アルミニウムには、生理作用がほとんど無い。 すなわち、安全とされてきたため。 これは基本的に正しい。 A君:現時点では、アルツハイマーの原因物質ではない、と判断されていますので、念のため。 B君:なぜ、アルミニウムは生理作用が無いのか、その理由を理解すると、少しは安心できるのではないか。 A君:簡単にやってみますか。 人体の主要元素および準主要元素の構成は、次の通りである。 水素(H) :10% 酸素(O) :65% 炭素(C) :18% 窒素(N) : 3% カルシウム(Ca :2% リン(P) : 1. 1% カリウム(K): 0. 35% イオウ(S) : 0. 1% ナトリウム(Na):0. 15% 塩素(Cl) :0. 15% マグネシウム(Mg):0. 05% これらの主要な元素以外に、ヒトの体は微量元素と呼ばれるものを含んでいる。 Fe 0. As,B,Br,Cd,F,Pb,Li,Ni,Si,Sn,V A君:以上で31種類の元素になりますが、この中に、地球の主要構成元素であるケイ素SiとアルミニウムAlが入っていない。 これらは、動物が生命を維持するのに、役に立たない元素とも言えるのです。 細胞の中では、余りにも安定で、ということは、生理機能を持ち得ないに等しいのが、アルミニウムとケイ素だから。 ただ植物の場合だと、イネのように、しっかりまっすぐ伸びるために機械的な強度を強めるために、固体の酸化ケイ素を補強材としてかなり多く含んでいる場合があります。 いわば、植物の骨格として使うという場合です。 これ以外にも、アルミニウムは土壌の主要な構成元素ですから、植物には確実に含まれていますが、量的には少ないようです。 B君:アルミニウムが不要だとしても、土ほこりを吸い込めば、アルミニウムは身体に入る。 A君:まあ、その場合も、安定な化合物なので、そのままいつのまにか排泄されます。 そうでなくても、不要が元素は、排泄されます。 毒物のイメージとして、どこかに蓄積して嫌なことをやる、というものがあると思いますが、アルミニウムの場合には、人体の中で余り悪いこともできない元素の代表例ではないですか。 チタンも同様ですが。 B君:例外がアスベスト。 ケイ素、アルミニウム、などの酸化物で、中皮腫の原因物質になる。 A君:アスベストの悪さは、その形と大変な化学的安定性にあって、肺組織に刺さることによって、細胞を破壊するなどの刺激があります。 しかも、いつまでたっても変質しない。 アスベストは、非常に特殊な形態をしているので、アルミニウムの化合物で、そんな形態や安定性までを考慮する必要がある物質は、天然物、人工物の両方で、今のところないですね。 B君:むしろ、アルミニウムの場合には、水にとけたアルミニウムイオンがなんらかの悪影響を与えるということか。 A君:まあ、そう考えるべきでしょう。 B君:それでは、次の話題に。 今回、具体的に問題になった物質は何か。 それはどのようなもので、どのぐらい使われているのか。 A君:ミョウバンと呼ばれる物質があります。 もっとも一般的なのは、カリウムミョウバンで、中学高校の実験で結晶を作るものの材料などに使われている。 実は、最近でもそんな実験が行われているのかどうか、知らないけど。 B君:料理用にもしばしば使われてるミョウバンだが、食品添加物として許可されているのは、カリミョウバンとアンモニウムミョウバン。 毒性は、少なくとも急性毒性に関しては、食塩よりも低い。 売られているのは、加熱して粉末状にした焼きミョウバン。 A君:ベーキングパウダーは、二酸化炭素を出す重曹と、焼きミョウバンなどの酸性物質が二酸化炭素を効果的に放出するために加えれている。 B君:アルミニウムの摂取だけれど、ベーキングパウダーだけからならそれを避けるという方法もあるけれど、アルミニウムは、すでに述べたように、地殻の主要成分なので、植物には確実に含まれている。 野菜だとマッシュルーム、ホウレンソウ、レタス、コーン、果物、乳製品、ソーセージ、魚介類などにも含まれている。 平均濃度が高い食品としては、茶、ハーブ、ココア、スパイスなど。 しかし、これらを大量に摂取する訳はないので問題にはならない。 それでも、2010年までのPTWIであった1mg/kg/週は比較的簡単に越してしまうということだ。 現在は、毒性が低いからか、あるいは、過去の経験を加味したか、2mg/kg/週に緩和された。 A君:PTWIを計算するときに、通常100倍の安全係数が掛かっていますから、まあ、蓄積性がそれほど高い訳ではないアルミニウムですから、それほど心配するようなものとも思いません。 ビスケットがもっとも高く、ケーキやペストリーなども高いので、毎日毎日子どもに食べさせるといったことをしなければ、それだけで充分でしょう。 B君:子どもは、体重の割に食べる量が多いので、体重基準であるPTWIなどを計算すると、摂取量が増えがちになる。 C先生:こんなところか。 以上のような情報を正しく理解して貰えれば、それで良さそうだ。 現時点で議論をしているような物質類は、経験上はほぼ安全性が確保されている物質なので、極端に大量摂取しなければ、多くの場合に問題になることはない、という歴史的事実が裏に存在していると思っても良い。 ところが、このあたりをきちんと説明しないものだから、また、新しく危険な事実が見つかった、と考えてしまう市民が増えてしまった。 100倍の安全係数が掛かっていることももっと積極的に伝えるべきだろう。 むしろ、次のように考えて貰うと、感覚的には正しいと思う。 最近、毒性の種類の中で、次世代の健康に関わることが重要視されるようになってきた。 すなわち、子ども重視の姿勢である。 それは、簡単に分かってしまう急性の毒性と違って、因果関係が極めて分かりにくいために、まだまだ事実が隠れているのかもしれない、と考えられている。 しかし、ヒトというもののメカニズムは極めて複雑怪奇なので、例えば、体細胞の数は60兆個であるが、大腸内に住み着いている腸内細菌は、免疫など重要な役割を果たしているが、その数はなんと100兆個もあって、ヒトの細胞数よりも多い。 ヒトとは、このように複雑なシステムである。 したがって、因果関係を明確に示すことは、急性毒性によって死亡といった明確な証拠がない場合には、相当不確実性が高いと考えるしかない。 また、社会全体がかなり安全サイドに振れているので、その対応も重要になってきている。 だから、今、何かが問題になったからといって、公害時代の感覚、例えば、今後、新しい水俣病が発生するとか、PM2. 5がそうだったが、新しい四日市喘息が再発するとか考える必要はない。 例えば、ダイオキシンでどのような被害があったのだろうか。 ベトナム戦争と結びつけられ、結合双生児が話題になったが、ヒトに対する催奇形性は未確認のままである。 また、1gで100万人も死亡するといった急性毒性も問題になり、恐れられたけれど、果たして何人が悪影響を受けたのだろう。 過去の経験を忘れないで、今起きていることを冷静に分析できる能力をもって欲しいと思う。

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