コロナうつ。 コロナうつについての相談(心療内科・精神科)

これから怖い「コロナうつ」にどう備えればいいのか 心療内科専門医に聞く

コロナうつ

新型コロナウイルスによる 「コロナ疲れ」の原因 2020年5月25日に全国の緊急事態宣言を解除することを政府が正式に決定しました。 段階的に自粛の緩和を行ったり、新しい生活様式を取り入れたりするなど、コロナの時代の新たな日常を作り上げていく方針が示されました。 新型コロナウイルス感染の不安は完全に消えていません。 今後も三密の回避やテレワークの継続、マスク着用など感染対策は継続して行われます。 世間では 「コロナ疲れ」「コロナストレス」「コロナうつ(コロナ鬱)」という言葉もよく聞かれるようになりました。 長引くコロナによる様々な影響により、不安やストレスを感じ、そのストレスがきっかけとなってうつ病を発症させてしまうのです。 緊急事態宣言が解除された今後も、新たなストレスによってうつ病を発症する人が増えると言われています。 「コロナ疲れ」の一番の原因はストレス 新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの暮らしを大きく変化させることになってしまいました。 どのようなものなのか分からないウイルスに対して大きな不安を抱えてしまうことはもちろん、外出が思うようにできない生活によって大きなストレスとなってしまった人が多いでしょう。 ストレスは物事をどのように受け止めるかによっても、まったく異なるものとなります。 外出を控える生活や感染症に対してそれほど不安のない人からすれば、それほど大きな不安とならないかもしれません。 ところが感染症の拡大によって不安となり、自宅に引き篭もってばかりの生活に嫌気をさしているのであれば、それだけで大きなストレスとなってしまいます。 そのストレスが蓄積していくことで「コロナ疲れ」「コロナストレス」となり、それがきっかけとなって「コロナうつ」へと進行していくことになるのです。 「コロナ疲れ」の原因を取り除くには 多くの方が新型コロナウイルスに対しては強い不安を感じているのではないでしょうか。 強いストレスを感じている方も多いでしょう。 「コロナうつ」を予防するためには、その原因となるストレスを上手くコントロールすることが大事です。 まずは生活習慣を整えることが大事です。 栄養バランスのとれた食生活と良質な睡眠を取ることは、ストレスをコントロールするうえでとても重要なものとなります。 不安が強くなると、生活習慣が乱れ気味になりがちですが、意識的に整えるようにすればストレスコントロールに役立ちます。 また正確な情報を掴むことも大事です。 生活を工夫することによってストレスを回避することができますので、自分にあった健康管理の方法を持っておくことも大事になります。 まずは次にお伝えする精神面・身体面の不調のチェックに取り組んでみて、自分自身の状態を掴んでおくことをおすすめします。 「コロナストレス」かも!? 精神面・身体面の不調のチェック 新型コロナウイルスの対応によって、疲れを感じているという方は多いのではないでしょうか。 知らない間に緊張感が続いていますので、無意識にイライラしたり、不安感が高まったり、抑うつ症状が強くなったりといった方も少なくないはずです。 まず自分自身の現在の状態を知って、適切に対処していただくようお願いいたします。 身体面のコロナストレスチェック• 休んでいるのに疲れが取れない• 眠れなかったり途中で目が覚めて眠れなくなったりする• 頭痛がひどく治らない• 食欲不振になったり腹痛を感じている• 肩こりや背中の痛みを強く感じる• めまいや耳鳴りで悩まされている 疲れを感じているのであれば、上記の「精神面・身体面の不調のチェック」を行ってみてください。 ひょっとしたら何気なく感じている疲れは「コロナ疲れ」や「コロナストレス」によるものかもしれません。 電車通勤をしなければならない人であれば感染しないかと過敏になり、テレワークに取り組む企業だとしても家族が自宅にいて、うまく業務ができずにストレスになっているかもしれません。 買い物にいくと行列に並ばされ、少し咳払いしただけで白い目で見られてしまう…。 このような状況が続いていることで、知らずうちに心身から何かしら疲れやストレスのサインが出ているかもしれないのです。 このようなサインに早く気づいて対処することが必要です。 全国で緊急事態宣言が解除されましたが、新しい生活様式を取り入れることでのストレスやコロナ感染の第二波・第三波の不安など、ストレスを抱えやすい状況は終わっていません。 そこで、自宅で簡単にできる 「コロナうつ」セルフチェックをご用意しました。 「コロナうつ」を予防するために 心身に現れている不調に気付き、適切に対処することがとても大事です。 気になる症状が現れているのであれば、うつ病の自己診断も行うようにしてください。 その症状を放置していると、単なる疲れやストレスだけではなく、「コロナうつ」へと進行させてしまうことになるかもしれないからです。 連日、国や自治体からの情報が報道されているだけではなく、WHOの情報や世界の感染状況などを目にします。 今まで私たちの生活の中でこのような経験はありませんでしたから、先のことが不安になることは当然ですし、外出しなければならない場合にも恐怖を感じることもあるでしょう。 しかしそのような中でも、情報に振り回されないように正確な情報を掴んでおくことが大事です。 感染症関連であれば、厚生労働省や感染症専門医から情報を得るようにしておくようにしましょう。 さらに自分自身も家出できる適度な運動 エクササイズ・ストレッチなど に取り組んでみて、ストレス解消に努めることも大事です。 次に不安や恐怖をコントロールする方法についてお伝えいたしますから、ぜひ取り組んでみてください。 新型コロナウイルスに対する 不安やストレスの緩和方法 薬に頼らない新しい治療法「磁気刺激治療 TMS 」について 新宿ストレスクリニックでは、うつ病の症状を改善させる「磁気刺激治療 TMS 」に専門的に取り組んでいます。 「磁気刺激治療 TMS 」は脳内に磁気刺激を与え、直接脳内の機能が低下した部位を活性化させる治療法です。 一般的に行われている抗精神薬や抗うつ薬を用いた治療では、なかなか効果が現れないということも少なくなく、効果が現れる前に副作用に悩まされてしまうことも多くあります。 磁気刺激治療 TMS での治療期間の目安は1か月半~6か月程度であり、一週間程度の治療で効果を実感する人も少なくありません。 副作用もほとんど見られませんので安心して治療に取り組めます。 また治療時間は20分程度で済みますから、入院せずに通院治療することが可能です。 成人だけではなく、未成年 12歳以上の中学生から 、高齢者、妊産婦などへの提供も可能な身体に優しい治療法なのです。 脳の状態を的確に捉える「光トポグラフィー検査」 新宿ストレスクリニックでは、診断サポートとして『光トポグラフィー検査』を受けていただく場合もございます。 光トポグラフィー検査は脳の状態を客観的に捉えることができ、脳の血流量をデータ化することによって、うつ病診断のサポートが可能となっています。 通常、一般的なメンタルクリニックや心療内科では、問診だけでうつ病診断が行われています。 双極性障害(躁うつ病)など、別の病気と誤診されてしまうことがあり、適切な薬が処方されないまま治療に取り組んで、効果が現れないといったことも珍しくありません。 うつ病によって薬物治療に取り組んでおり、なかなか効果が現れないということでしたら、ご相談いただきたいと考えております。 新宿ストレスクリニックは「磁気刺激治療 TMS 」「光トポグラフィー検査」を専門に行なっているクリニックです。 ぜひお気軽にご相談ください。

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新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の病院が大混雑している。 それは内科だけではない。 松崎病院(愛知県)の精神科医・鹿目将至氏は、「親交のある県内の精神科医の場合、3月下旬のある日に診察した患者68人中58人がコロナへの強い不安を述べたそうです。 com/hisa nishiya 精神科を受診した68人の患者のうち、58人が「コロナ関連」 新型コロナウイルスの感染者数が増え続けている。 自らのコロナ感染を疑う患者も、日々、病院に殺到している。 とりわけ「内科」は大混乱だが、そうした混雑状況は他の診療科にも飛び火している。 たとえば、精神科だ。 愛知県にある松崎病院の精神科医・鹿目将至 かのめまさゆき 氏はこう話す。 「私たち精神科もコロナと無関係ではありません。 むしろ精神科だからこそ、直撃と言っていいほどコロナの影響を受けています」 鹿目医師と親交のある愛知県内の病院の精神科医は、2020年3月下旬、外来患者の「主訴」を独自に調査した。 その結果、1日に診察した68人のうち、58人がコロナへの強い不安を述べたという。 患者の8割以上が同一の心配事を語るというのは、東日本大震災を含めてこれまで一切なかったという。 「私自身は、そのように人数を数えたことはありませんが、私が勤務する病院でも状況は同じです。 外来患者さんや入院患者さんを診察する中で、同じ医師として肌感覚で同様の印象を持ちます。 入院中の患者さんでも、食堂にあるテレビでコロナの情報に逐一耳を傾け、怯えています。 日に日にコロナ感染への不安を抱える患者さんが増えているのは間違いありません」 鹿目医師によれば、これらの患者はいわゆる「コロナうつ」というべき症状だという。 通常、うつ状態の患者の主な症状は「気持ちの落ち込み」だが、「コロナうつ」はそれに加えて「不安と焦り」という特徴がある。 今後の見通しが立たないことから、不安や焦りが強くなり、息苦しさや不眠といった症状が出る。 コロナに感染する前に、先にメンタルがやられてしまう 「コロナウイルスによる肺炎で有名人が亡くなった」 「全世界で死者がドンドン増えている」 「唯一の治療法は罹患しないこと」 松崎病院精神科医の鹿目将至さん こうしたニュースを聞けば、だれもが不安を抱くだろう。 精神科の患者はその不安度がより高い。 「コロナが怖い」「コロナになったらどうしよう」という訴えの強さが「尋常ではない」(鹿目医師)というのだ。 実際、コロナの影響で会社をリストラされたことで「死にたい」と話す患者がおり、入院に至るケースもあるそうだ。 コロナに感染する前に、先にメンタルがやられてしまうのだ。 新型コロナウイルスの感染拡大にともない、この「コロナうつ」も日本の各地で増加していると思われる。 そこで鹿目医師に予防法について聞いた。 それは大きく5項目にわけられる。 (1)自分の症状を冷静に見つめ「これはコロナのせい」と自覚する 「『コロナが怖い』『感染したらどうしようかと不安になる、焦ってしまう』。 そうした気持ちは誰もが感じることであり、決して『そう感じてしまう私はおかしい』と考えないほうがいい。 不安や焦りが募れば、気持ちが自然と落ち込み、夜も眠れなくなるかもしれない。 そのときは『きっとコロナによって自分はいつもよりも不安になっている』『敏感になっている』と認め、受け入れることが大切です」 「不安を認め、受け入れることはうつに対する基礎的な自己防衛術です。 不安をひとりで抱え込まず、まずは自分の症状を認めて、自覚すること。 それが治癒への第一歩になります」 (2)ニュースの追っかけをやめる 「コロナウイルスに関するニュースを意識的にシャットアウトしましょう。 ネガティブな情報に触れ続けていると、自然とネガティブな気分に支配されてしまう。 自分ではそのことに気がつきにくいのです」 「『いつも通りに行動し、気がつくとネガティブになっている』ならば、情報を選択し、ネガティブとポジティブの情報の量を調整しバランスをとることが大切です。 『この情報番組はネガティブだな、今の会話もネガティブだな』。 そう思ったら、意識的にポジティブなニュース、ポジティブな話題に触れましょう。 例えば、音楽を聴く、好物を食べるなど、ポジティブな気持ちになれることを積極的に行うことが『コロナうつ』の予防になります」 なぜ、テレワークでコロナ鬱になってしまうのか (3)規則正しい生活をして、できるだけ体を動かす 「外出の自粛やテレワークなどにより、多くの人は運動量が減っています。 特に若い世代は会社や学校に行くという習慣がなくなり、日中はソファで眠って夕方に目を覚ますなどと生活が乱れがちです。 自堕落な生活による健康被害は、『コロナうつ』よりも深刻になります。 体力が失われ免疫力が低下すれば、コロナどころか風邪にもインフルエンザにもかかりやすい体になってしまいます。 その上、うつにもなりやすくなってしまうのです」 「運動習慣のある人とない人とで比較すると、運動習慣のない人のほうが圧倒的にうつになりやすいことがわかっています。 朝、太陽の光を浴び、日中は活動する。 3食とも健康的な食事をし、間食は控える。 夜はお風呂に入り清潔を保ち、ゆっくりと休む。 この『当たり前』な生活こそが、コロナへの感染確率を下げると同時に、『コロナうつ』から(健康な)心を守ります」 (4)明るい未来を予測する 「コロナウイルスの感染拡大が深刻ですが、いつかは必ず収束します。 『アフターコロナ』に、自分は何がしたいのか、どう生きていきたいのか、小さな頃に抱いた夢や希望はなんであったのか、改めて思い出してみるのもいいでしょう」 「悲観的になりすぎず、明るい未来を予測することも『コロナうつ』を予防し、乗り越える秘訣となります。 com/DNY59 (5)感謝の気持ちをもつ 「コロナへの不安を述べる精神科の患者さんの中で、ごく少数ですが、非常に安定した心理状態を維持している方もいます。 彼らの共通点は感謝の気持ちを外来で話していることです。 『先生もこんな状況なのに診察してくれてありがとう』『先生が頑張るなら私も頑張るよ』『先生もコロナにならないように気をつけて』『また来月会えるのを楽しみにしているよ』。 健常者に比べて、気分が不安定になるリスクが高いにもかかわらず、みな一様に元気なのです」 「精神的に安定しているから気持ちに余裕が生まれ、感謝の言葉を話す。 もしくは感謝の気持ちを伝えることで気持ちに余裕が生まれる。 おそらく両方の作用があるとみています」 以上が、鹿目医師のアドバイスである。 コロナ鬱を避けるため毎日言うべき「5文字」 コロナウイルスの脅威が世界を震撼させる中、誰もが不安な気持ちであることは間違いない。 しかし、つらい状況だからこそ、見えてくるものもある。 これまで「当たり前」と思っていた幸福に気づくのだ。 しかし、つらい状況だからこそ、見えてくるものもある。 こんな状況だからこそ、「当たり前」が「ありがたい」のだ。 家族がいるから自分がいる、両親がいるから自分がいる、作ってくれる人がいるから物がある、物を売ってくれる人がいるから買うことができる、そんな「当たり前」にもう一度目を向け「ありがとう」と言ってみる。 意外とこういうシンプルなことが、「コロナうつ」を防止する鍵なのではないだろうか。 著作としては「偏差値30からの中学受験シリーズ」(学研)、「ノープロブレム 答えのない子育て」(学研)、「主婦が仕事を探すということ」(東洋経済新報社 共著)などがある。 最新刊は「鳥居りんこの親の介護は知らなきゃバカ見ることだらけ」(ダイヤモンド社)。 ブログは「湘南オバちゃんクラブ」「Facebook 鳥居りんこ」。 ----------.

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「コロナ疲れ」「コロナ鬱(うつ)」に陥らないために (1/4):仕事が「つまんない」ままでいいの?(63)

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キティこうぞう きてぃこうぞう [アドバンテッジリスクマネジメント、シニアコンサルタント] キティこうぞう 本名:鬼頭 幸三 株式会社アドバンテッジリスクマネジメント シニアコンサルタント 名古屋大学経済学部経営学科にて、「産業組織心理学」、「マーケティング心理学」を専攻。 1987年に卒業後、株式会社名鉄百貨店入社。 子供服売場、法人外商を担当し、顧客心理学を実践する。 一方で、労働組合の役員を10年以上、また、2000年からの6年間は、名鉄百貨店労働組合執行委員長を務め、社員のカウンセリングにも関わる。 その後、同社人事部で、採用および社員の人材教育・キャリア開発に関わる。 現在は、株式会社アドバンテッジリスクマネジメントのシニアコンサルタントとして、講演活動などで活躍中。 労働組合や人事部での経験をもとにした、コミュニケーションやメンタルヘルスに関する講演は、企業や労働組合を中心に、人気を博している。 内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 「コロナうつ」の予防が急務です Photo:PIXTA は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で、在宅勤務や自宅待機によって働き方が変わり、「コロナストレス」を感じている人が増えていることをお話ししました。 人間はストレスがたまると、気分の落ち込みや意欲減退、不眠などの症状が体に表れ、「コロナ疲れ」に陥ってしまいます。 そして、対策を講じないと「コロナうつ」になる可能性があります。 そこで、今回は、「コロナうつにならないために自分自身でできる対策」についてお話しします。 (アドバンテッジリスクマネジメント キティこうぞう) コロナ疲れ解消のヒントは RPGにある? ストレスがたまる状態が続き、コロナ疲れに陥ったときにはどうすればいいのでしょうか。 そのヒントは「ロールプレーイグゲーム(RPG)」にあります。 世の中にはさまざまなRPGがありますが、その多くで、敵に遭遇してすぐに交戦するのではなく、まずは「コマンド」を聞かれます。 プレーヤーは「たたかう」「にげる」「どうぐ(をつかう)」「じゅもん(をとなえる)」など複数のコマンドの中から自分が取る行動を選択します。 その行動によりキャラクターの経験値を蓄積しパワーアップすることによって、目標を達成していくのです。 このRPGの仕組みを、現実世界の今の状況に置き換えてみましょう。 ここで私たちに与えられている「コマンド」は、「たたかう」か「にげる」かの二択ではありません。 つまり、RPGのように「どうぐ」や「じゅもん」を使って新型コロナウイルスという敵(脅威)に対して感じているストレスを緩和し、倒していくこともできるのです。 ここからは、「どうぐ」や「じゅもん」を使ってコロナストレスを緩和していく具体的な方法をお話ししていきます。

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