普通の青年が榛村により精神が崩壊させられていくという 金山一輝 いつき :岩田剛典 多くを語らず感情も読めない、事件のキーとなる謎の青年。 この作品に登場する榛村大和こそ、まさに「サイコパスの鑑」ですから (褒められることではないですけどね……) 榛村の幼少期や生い立ちに同情しないことはなかったですが、 虐待されたり施設育ちの子がみんな犯罪を犯すというなら、 そういう境遇の出でも真面目に生きている子たちを冒涜することになる というような言葉を作中で読み、 そりゃそうだと納得しました。 人たらしとシリアルキラーという異なった二つの顔を持つ男を、「1度は手を出してみたい役」と楽しみながら熱演! 筧井雅也 かけいまさや :岡田健史 自分の理想とは程遠い無名の大学に通い、これまで自分が見下してきた連中たちと肩を並べて授業を受けることに嫌気がさし、鬱屈とした毎日を送っています。 やがて雅也は、連続殺人犯ではあるものの、やはり 榛村はその育ってきた環境のせいで殺人犯になってしまっただけで、本当はいい人なのではないだろうか?という思いと 殺人犯の血を受け継いでいる自分にも殺人衝動があるのではないかという2つの相反する感情と戦うように そして 小さい子をみると殺人衝動にかられるように・・・ となっていたけど 実際は冤罪はなくぜーーーんぶ榛村の犯行。 老い蜂(2021年9月 ) 単行本未収録短編 [ ]• 9件目の事件は そろそろ捕まりそうだと気づいた榛村が、過去の獲物である その兄を呼び寄せ、まだ自分の支配かであることを確認するために行われた殺人だった( 過去と同じように自らの選択で自分以外の人を選ばせ、その選んだ相手を9人目として榛村が殺すことで強烈な罪悪感を植え付けていた) で、この 雅也もまた彼の獲物の一人だった。 別に雅也は榛村の子供でも何でもなくて、 雅也の母はレイプされ妊娠し、性的虐待経験がありトラウマがある義母にばれると家を追い出されると思った母が榛村に相談し、榛村にそそのかされるままトイレで産んでそして殺してしまっていた(しかも結局妊娠したことを榛村に尾ひれをつけてちくられて雅也の母は義母との縁を切られいてる) 母はそのためその後も 自己肯定感が低く、祖母と父が支配する家ではまるで置物のような存在感となってしまっていて雅也との間にも信頼関係を築けずにいたが、 雅也と榛村がつながっていることを知り、榛村が父親でないことと榛村の過去のことを雅也に話すことができる。 ホーンテッド・キャンパス だんだんおうちが遠くなる(2021年12月21日 角川ホラー文庫) 夢見屋シリーズ [ ]• 少年籠城(集英社『小説すばる』2021年9月号 - ) インタビュー [ ]• スポンサーリンク 珠玉のキャスト 榛村大和 はいむらやまと :阿部サダヲ 24人もの子どもを拷問の末に惨殺したとして逮捕されたシリアルキラー。 ドリームダスト・モンスターズ 眠り月は、ただ骨の冬(2015年5月 幻冬舎文庫) その他 [ ]•.
内容としては特段変わってる!ってわけでもないんですが、 「 人生を失敗したFラン大学生が、不思議な魅力を持つシリアルキラーの死刑囚からの依頼で、彼が行った 9つの犯罪のうち1件の無罪を晴らすために動く」 という内容になっており、どっかにはありそうですが、あまり記憶には該当しないタイプの作品です。 そして 自分の母親が榛村と同じ義母に育てられていたことを知り、母の言葉から自分が 榛村の息子であること と 確信する。 ファンタジーへの誘い-ストーリーテラーのことのは-(2016年6月 ) メディア・ミックス [ ] 映画 [ ]• そして 最初はバカにしていた灯里を誘いデートへ・・・ でも 榛村はこの灯里にも手紙をかいていた・・・ ということがわかったところで物語は終わり 感想 ライトなところもあるけど総じて面白かった! 殺人事件に巻き込まれたくないと思って生きているので(当たり前か)加害者がわかりやすく悪人でなかったり被害者に全く非がない場合にその避けようのなさに恐怖を感じる.
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