プロット 作り方。 Excel(エクセル)での散布図の作り方|2項目の分布や相関関係を分かり易く表示する

エクセル 散布図グラフの作り方

プロット 作り方

ダメってことはないけど、ストーリーを進めていくとたぶんどこかで詰まっちゃうと思うよ。 プロットがあると物語も広げやすいし、できるだけ作っておく方がおすすめ プロットの基本設定 プロットを作るうえで、まずは基本設定が必要です。 世界観やキャラ(味方と敵)、あとはキャラの目的や動機、そして始まりとラストを設定しましょう(暫定的なラストで構いません。 プロットを作っていくうちにさらに大きなラストが生まれたりもします)。 世界観は異世界ハイファンタジー、世界を滅ぼそうとする魔王とそれを止めようとする勇者パーティとでもしてみましょうか。 大筋のプロットの作り方 ではプロットの作り方の例を見てみましょう。 まずは冒頭とラストです。 勇者が生まれる• 勇者が才能に気付く• 仲間と出会う• 王から魔王討伐依頼を受ける• 仲間の一人が裏切る• ダンジョンを攻略する• 街を救う• 魔王を倒す• 囚われていた王女と結婚 こんな感じで中盤にエピソードを追加すると、着地点が増える場合もあります。 仲間の一人が裏切るにしても、いきなり裏切ったのでは興ざめですから伏線を入れておきたいところです。 仲間というよりも、国側の大臣が黒幕で、そのせいで仲間が犠牲になった方向にしてみましょうか。 大臣が黒幕ならばその理由付けも欲しいところなので、勇者は知らないけど勇者が生まれる以前に、大臣は王によって家族を殺されていた隠しエピソードを入れておきましょう。 大臣が王に家族を殺される(隠し)• 勇者が生まれる• 勇者が才能に気付く• 仲間と出会う• 王から魔王討伐依頼を受ける• 大臣が裏切る• 仲間が一人犠牲となる• ダンジョンを攻略する• 街を救う• 魔王を倒す• 囚われていた王女と結婚• 黒幕の大臣を倒す こうなると少し意外性も出てきたかもしれません。 王も大臣の家族を殺した理由が必要で、背景にも厚みが出てきます。 大臣が復讐を企んでいたのなら、大臣が王妃を寝取って、王女は本当は大臣の娘だったということにしても話が広がるでしょう。 こうやって冒頭からラストまでのストーリーの骨格を決めていき、あとはシーンごとのプロットを作っていくと物語を矛盾なく描きやすいです。 これは漫画だけではなく、小説やライトノベルでも同様ですし、むしろ長期連載とならないのならしっかりと落としどころを決めて後味の良い物語としたいものです。 パズルみたいに組み立てていく感覚かな。 矛盾なくシーンも追加しやすいし骨格だけでも決めておくといいよ シーンごとのプロットの作り方 大筋の骨格ができたとして、細かいシーンごとのプロットを作るのもいいでしょう。 この辺りはそれぞれの書きやすい形がいいと思いますが、エピソードを矛盾なく進めるためにはプロットがあるとやりやすいと思います。 例えば、上記の「仲間が一人犠牲となる」「ダンジョンを攻略する」を書くとして、ここを流れで書いていくのもいいのですが、プロットを作ると少し厚みのある展開にもできます。 ダンジョンに行く理由として、僧侶の故郷を救うとしましょうか。 そして、戦士が僧侶を庇って犠牲になるとしましょう。 僧侶が故郷からの手紙を受け取る• 辿り着いた街は変貌していて盗賊の棲み処となっていた• その盗賊は以前成敗して改心していた• 盗賊は大臣からの圧力で勇者を倒さなければならない• 盗賊は戦士の防具に細工をする• 盗賊から事情を聞いてダンジョンに向かう• 大臣の圧力によって盗賊がやむなく襲ってくる• 僧侶が背後から襲われるが戦士が庇う 僧侶故郷編はこんな感じのプロットになりますね。 落としどころも決めなければなりませんが、勇者が盗賊を倒して仲間のピンチを救ってもいいですし、隠れ住んでいた故郷の住人を使ってもいいでしょう。 そして、ラストが決まったならそれを盛り上げるためのエピソードや伏線を差し込むというやり方です。 人それぞれだけどざっくりとだけ決めておいて、勢いで書いていく人も多いよ。 シーンを決めすぎると予定調和になって勢いが出しにくいってパターンもあるかな 逆算すれば伏線を張れる 小説やライトノベルを書く際に、伏線を張るのが苦手という方がいらっしゃいますが、それは順々に書いていっているからです。 ラストや見せ場をプロットで作っておけば、それを矛盾なく盛り上げるための伏線を差し込むことも容易です。 プロットを作って逆算で伏線を差し込むというのがコツですね。 大臣が黒幕なのなら、その動機が必要ですし、バレない程度の描写も多少は入れこむべきです。 上記までのストーリーなら、「大臣は王に家族を殺された復讐」という動機がありますが、黒幕がいるという描写をどこかに入れるべきで、倒した盗賊が「お前らの本当の敵は……」とでも言い残しておくと伏線になるでしょう。 最初に主人公に渡された指輪に大臣との因縁を混ぜ込むなどの重要アイテムを絡めるのも定番です。 これはプロットを組んでおかないと少し難しいですが、逆にラストを想定したプロットを作っておくと簡単に伏線を張ることができるはずです。 ぜひラストを想定したプロットを作って、そこから逆算して伏線を入れ込んでみてください。 着地点だけは最初に決めておこう。 書いてるうちに着地点が変わってもそれはさらなる盛り上がりになるし、伏線が張りやすいからね まとめ ライトノベル小説の書き方のひとつとして、プロットの作り方と伏線の張り方でした。 基本設定を下地に、始まりと終わりを想定してシーンの流れを箇条書きしていってください。 骨組みを作っておくと、パズルのように穴埋めをしたり、エピソードの追加をしたりでどんどんと展開が深まっていきます。 ラストシーンが変わることもありますが、それはそれで物語が膨らんだ証なので好ましいことでもあります。 そして、それらを盛り上げるために、謎に対しては読者にヒントを匂わせて伏線を張っていきましょう。 謎に対する伏線の張り方次第で、その作品が名作となるかどうかの分かれ道ともなるので、プロットと伏線をうまく使って面白い作品を生み出してみてください。

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プロットの作り方|重要なポイントやコツを分かりやすく解説

プロット 作り方

シナリオスクールでは、本番のシナリオを書く前に、プロットの書き方を練習をします。 プロの脚本家も、シナリオを書き出す前にプロットを書きます。 プロットはそれほど大切な工程です。 プロットの書き方は、プロの脚本家でも解釈が異なるほど難しく、アマチュアが理解することは難しいかもしれません。 そのため、プロットを書かずに、直接シナリオに取り掛かる方もいるでしょう。 しかし、プロットの書き方は、ぜひ身につけておいたほうが良いテクニックです。 プロットの書き方が上達すれば、シナリオ自体も必ずレベルアップするからです。 本記事では、プロットの書き方を身につけるために必要な知識とテクニックを紹介します。 初めてプロットを書く方でもイメージしやすいよう、できるだけわかりやすく解説します。 映画プロットの書き方 本記事では、映画プロットの書き方を想定して解説します。 プロットは、映画だけでなく、テレビドラマやラジオドラマ、マンガや小説などの創作物全般に存在します。 それぞれの業界によって、プロットの書き方や形式は異なるかもしれませんが、本質はかけ離れていないと思われますので、参考にしていただければ幸いです。 以降は、映画プロットの書き方として解説していきます。 プロットとは プロットはシナリオの設計図 シナリオは映画の設計図といわれますが、プロットはそのシナリオの設計図と言えます。 プロットの書き方がわからなければ、順調なシナリオ執筆は難しいでしょう。 シナリオを書き進めていくと、破綻に気づく事があります。 その時、シナリオのように詳細に書いたものを修正するのは大変です。 その点、プロットがあれば、さして苦労もなく修正することが出来るでしょう。 また、シナリオを書くとき、作者はその世界にのめり込み、視野が狭まります。 プロットがあれば、俯瞰して客観的に全体像を見ることが出来ます。 プロットの文章量 一般的なプロットは、200字詰め原稿用紙で30~50枚程度にまとめます。 時と場合によっては、数枚程度にまとめるよう要求されることもありますが、アマチュアの場合、イレギュラのケースは考えなくても良いでしょう。 プロットの形式 プロットの形式は、小説のような文章になります。 しかし、小説のような説明的、抽象的な表現はしません。 読者の脳裏に映像が浮かぶように、登場人物のディテールや台詞・動きをできるだけ具体的に書きます。 一字一句イメージを呼び起こす表現とならなければいけません。 その点、小説よりシナリオに近いといえます。 プロットとシナリオの違い プロットとシナリオの違いは、まず見た目(書き方)が違います。 シナリオは柱、ト書き、台詞と分けて書きますが、プロットはひとかたまりの文章として書きます。 プロットは骨で、肉付けしてシナリオとなるイメージを持つとわかりやすいかもしれません。 見た目は明らかに違いますが、骨格(大まかな構成)は同じということです。 そして、映画製作の視点で見ると、シナリオは道標、プロットは判断材料といえます。 これは、どちらも関係者が読むことには変わらないですが、シナリオは制作を進める際の道標として使われ、プロットは作品を作るかどうかの判断材料として使われることを意味します。 プロットの読者は関係者 先述したとおり、プロットは制作関係者が読みます。 主に、企画会議など制作映画を選考する場面で読まれます。 プロットで選考する理由は、シナリオでは長すぎるからというのが一番の理由でしょう。 何本も候補シナリオを読むのが大変だし、もし修正が入った時にはシナリオライターも作業が大変です。 だから、シナリオより短いプロットで選考するのです。 プロットには仕組みが必須 脚本家は「シナリオにしよう!」「映画にしよう!」と制作関係者に思わせるプロットの書き方を身につけなければいけません。 そのような良質のプロットには、狙いが上手に組み込まれているものです。 狙いとは、仕組みとも言われます。 「このプロット(作品)の売りはなにか」「役者はどのように動くのか」「撮影場所はどこか」「映画のスケール感はどの程度か」などの検討材料を、プロットで伝えるためのテクニックが仕組みです。 実際のプロットの書き方は以下で説明します。 プロットの作成手順 プロット作成はシナリオ創作工程の要 初めてプロットを書く時は、その作成手順もわからないでしょう。 まず、シナリオ完成までの手順を確認します。 概ね以下のような手順となると思われます。 シナリオ制作に全体から見ても、要のパートといえるでしょう。 ストーリーでは企画会議にかけられないし、シナリオの設計図にもなりえません。 なぜならストーリーはあくまで素材に過ぎないからです。 料理に例えるなら、素材は調理してこそ、食べたいと思わせます。 逆に言えば、手を加えないと、その魅力が伝わらないのです。 同じ意味で、どれだけストーリーが良くても、面白そうに見せなければ意味がないのです。 面白く見せるには、ストーリーに仕組みを加えて、プロットにします。 ストーリーに仕組みを加えてプロットにする ストーリーには仕組みがなく、プロットには仕組みがあります。 簡単な例で説明します。 例えば「受験生が大学入試に落ちて自殺をする」というストーリーがあるとします。 これだけでは、どこに魅力があるのかわからないし、作品のイメージも読み取れません。 そこで、仕組みを加えます。 「受験生は遊び人で何度も浪人を繰り返している。 今回受験に失敗したら親から勘当すると宣言される。 親の金がなければ遊べないと、死に物狂いで1日20時間勉強した。 しかし、受験当日にひどい下痢になり会場に行くことも出来ずに受験失敗した。 家に帰ると鍵が取り替えられ、中に入ることも出来ない。 弁解しようにも聞いてもらえない。 大学講堂の屋上から飛び降り自殺パフォーマンスをして許しを請おうとするが、足を滑らせて転落してしまう」 これはストーリーではなく、プロットになっています。 つまり、仕組みをもたせるとは、ストーリーに具体性を持たせて、作品の見所やイメージを伝えることです。 プロットの構成 プロットでは、大まかな構成を組むことになります。 プロットの構成は、そのままシナリオの構成となることも多く、念入りに作る必要があります。 プロットの構成は、シークエンスを最小単位として考え、その順番を入れ替えたり、変更したり、柔軟に対応していきます。 シークエンスとは シナリオの最小単位はシーンですが、プロットの最小単位はシークエンスです。 シークエンスはいくつかのシーンの集合体と考えて下さい。 大まかな出来事をシークエンスとしてまとめ、その配置を考慮して組み上げたものがプロットになります。 シークエンスをつなげる因果関係 プロットとは、シナリオ全体の筋です。 筋を構成する一連の出来事をシークエンスと呼びます。 プロットは、シークエンスをつなげて作る骨組みとなります。 シークエンスとシークエンスの間には、因果関係がなければいけません。 Aというシークエンスがあるから、Bというシークエンスがつながるのです。 親がいるから子供が生まれる• 雨が降るから草木が育つ• 喧嘩をしたから絆が深まる この因果関係の繋げ方には、いくつかのプロットパターンがあります。 3つのプロットフォーマット例 プロットの構成パターンはさまざまありますが、以下の3パターンに大きく分類することができます。 初心者やアマチュアの方は、これらを例として参考にし、プロットの書き方を身につけると良いでしょう。 直線タイプのプロットです。 新聞記事のように、起承転結が正確につながっています。 童話や子供向けの作品に多く、プロットの筋としてはわかりやすいが、反面、単純すぎて退屈してしまうデメリットもあります。 インパクトのある展開を演出することが出来、観客の興味をひきつけますが、あまり複雑にしすぎると、脇道に逸れて主題が伝わりにくくなるデメリットもあります。 大多数の映画やドラマがこのタイプに属します。 オムニバスタイプのプロット A、B、Cがそれぞれ独立しているオムニバスタイプのプロットもあります。 この場合、狂言回しの役割を持つ登場人物が存在することがよくあります。 一つずつのシークエンスが短くなるので、作品にのめり込むことが難しい反面、切り替えごとに目新しい興味を引くことが出来ます。 まとめ プロットの書き方がわからず、いきなりシナリオを書くと、様々なリスクがあります。 修正の範囲が構成にもおよんだ際、シナリオの状態だと範囲が広大になり手間がかかる。 また、シナリオを俯瞰して見ることが出来ないので、客観的な意見を持ちにくくなります。 反面、プロットの書き方をおぼえると、構成を柔軟に練ることになるので、シナリオのレベルアップにつながるはずです。 また、作業効率は確実に上がるでしょう。 また、関係者への企画プレゼンにプロットは必須です。 プロのシナリオライターを目指すなら、アマチュアのうちからプロットの書き方はマスターしておくべきです。

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4. プロットを作る。 « VOL1「脚本の書き方講座」

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プロットの便利なところ• ストーリー上の重要なできごとを押さえておけば、完成までたどり着ける可能性が上がる。 プロットの段階でストーリーの矛盾などに気づけば、書きはじめてから修正するよりも時間をむだにしなくてすむ。 自分の物語の構造を理解できる。 ただ、プロットの書き方は色々あり、人によってちがいます。 物語を完成させられない人や初心者におすすめなのが、ストーリーの型にあてはめて重要なできごとを埋めていく方法です。 まずは、ストーリーの型【三幕構成】とストーリー上の重要なできごとについて説明します。 三幕構成とは 三幕構成とは、簡単にいうと1つの物語を大きな3つのパートにわけて考える方法です。 どういうふうに分かれているのかというと、【物語の準備をする第一幕】、【主人公の葛藤を描く第二幕】、【問題を解決する第三幕】の3つにわかれています。 それでは、3つのパートでどんなことが起こるのか見ていきましょう。 (インサイティング・インシデントやキイ・インシデントなどの専門用語をつかわずにわかりやすく解説していきます) 第一幕の内容 第一幕は本筋のストーリーをスタートさせるための準備をするパートです。 第一幕の重要なできごとは【設定説明】【きっかけ】【重要な決断】です。 設定説明 時代はいつで、場所はどこで、主人公はどんな人物なのか、などの設定が説明されます。 いついつの時代、どこどこの場所に〇〇がいた、〇〇はどんなやつで・・・といった直接的な説明はされませんが、人物の行動や会話、描かれる情景などによってこれらがしめされます。 きっかけ 主人公が置かれている状況がある程度しめされたあとに、物語が動き出す【きっかけ】となるできごとが起こります。 例をあげると、弱小野球チームに野球が上手い転校生がやってくる、パートナーから突然の別れを突きつけられる、などのできごとです。 重要な決断 きっかけとなるできごとによって置かれている状況に変化が生まれ、主人公は重要な決断を迫られます。 例をあげると、野球の上手い転校生が現れ(きっかけ)、弱小野球チームが甲子園優勝を目指す(重要な決断)。 などです。 この決断によって、主人公の目的や物語の方向性が定まります。 (前回の【ログラインの作り方】で何度も考えた「どんな主人公が、どんなことをする話」なのかがしめされます) 第二幕の内容 第二幕は本格的にストーリーが動き出し、目的に向かって進む主人公の葛藤などが描かれます。 主人公が【重要な決断】をして物語の方向性が定まったら第二幕のスタートです。 第二幕での重要なポイントは【状況の変化】【偽りの成功】【きっかけ】【どん底】【きっかけ】【重要な決断】です。 状況の変化 第一幕の決断によって環境がガラリと変わり、日常から非日常の別世界へと主人公は足を踏み入れます。 ストーリーを進めつつも、新しい環境はどうなのか、新しい人間関係はどうなのか、第一幕と比べてどのように状況が変化したのかがしめされます。 偽りの成功 求めていたものを手に入れたり、目的に向かって順調に進んでいく主人公の姿が描かれます。 きっかけ 調子のよかった主人公がどん底へ落ちる【きっかけ】になるできごとが起こります。 【きっかけ】になるのは下の例のようなできごとです。 トーナメントを勝ち進んできたのに決勝戦をまえにチームがバラバラになってしまう。 (スポーツもの) 自分が隠してきた秘密がバレてパートナーと仲違いしてしまう。 (恋愛ものやバディもの) どん底 物語の中で1ばん暗い場面です。 状況は振り出しにもどったか、それ以上に悪化してしまったと主人公は思い込みます。 きっかけ 落ちこんでいた主人公がどん底から立ち上がる【きっかけ】となるできごとが起こります。 【きっかけ】となるできごとは、主人公が答えにたどり着くためのヒントを教えてくれます。 重要な決断 本当に大切なものは何なのか、自分はどう変化するべきなのか、いまやるべきことは何なのかを悟った主人公は重要な決断をします。 第三幕の内容 第三幕は主人公が問題に決着をつけるパートです。 主人公の成長や変化が描かれます。 重要なできごとは【解決】【エンディング】です。 解決 物語の中で得た経験を活かして主人公は問題を解決します。 エンディング 物語のはじまりと比べて主人公がどう変化したのかがしめされます。 (もしくは主人公のがんばりによって、まわりがどう変化したかがしめされます) 以上が三幕構成の簡単な説明です。 それでは、この三幕構成で物語をつくっていきます。 プロットの作り方:第一幕 三幕構成の重要なできごとを埋めながらプロットを作っていきます。 第一幕の目的は「どんな主人公が、どんなことをする話」なのかをストーリーの流れで読者にわかりやすくしめすことです。 そのために、第一幕のプロットにかかせない【設定説明】【きっかけ】【重要な決断】を考えます。 まずは、それぞれにどんな役割があるのか見てみましょう。 【設定説明】 主人公が置かれている状況や物語の舞台の説明。 役割:「こういう状況にいる、こういう主人公だから、この決断をしたんだ」と読者に納得させるための理由づけ。 【きっかけ】 物語が動き出すきっかけになるできごと。 役割:主人公にチャンスをあたえて背中を押す、あるいはそうせざるおえない状況に追い込む。 【重要な決断】 きっかけに対する主人公のリアクション。 役割:「どんな主人公が、どんなことをする話」なのかを定める。 このように、3つとも「どんな主人公が、どんなことをする話」なのかをストーリーの流れで読者にわかりやすくしめすためのお膳立てをしています。 第一幕の目的は「どんな主人公が、どんなことをする話」なのかを読者にわかりやすくしめすことでしたよね。 つまり、第一幕のプロットをつくるには、この3つを決めてやればいいのです。 第一幕の簡単なプロット 〇〇な状況にいる主人公は、きっかけとなるできごとがあって、〇〇するようになる。 このように設定説明、きっかけ、重要な選択、の順に並べてやるだけで第一幕の簡単なプロットになります。 そして、この3つは前回つくった【ログライン】から導き出せます。 ログラインとは「どんな主人公が、どんなことをする話」というように物語を1行にまとめたものでしたよね。 【どんな主人公】は【設定説明】の根幹ですし、【どんなことをする】は【重要な決断】の結果、もしくは【重要な決断】そのものです。 なので、あとは【きっかけ】を考えてやるだけです。 【きっかけ】で感情を揺さぶる 物語が動き出す【きっかけ】とは、主人公に重要な決断をさせるための【きっかけ】です。 【きっかけ】にはいろんなパターンがありますが、大きく2つのタイプにわけられます。 主人公の背中を押すできごとか、そうせざるおえない状況に主人公を追い込むできごとです。 例を見てみましょう。 (設定説明、 きっかけ、重要な選択、の順に並べて第一幕の簡単なプロット風にしています) 【きっかけの例】主人公の背中を押す• 恋人を亡くした科学者は、 タイムイムマシンを完成させ、亡き恋人を助けるために過去を改編しようとする。 『タイムマシン』• かしこくなりたいと願うIQの低い青年は、 開発されたばかりの脳手術の話を聞き、かしこくなるために被験者になることを決意する。 『アルジャーノンに花束を』• 自分の夢を持たない少女は、 カルタ好きの少年と出会い、カルタで世界一になることを夢見るようになる。 『ちはやふる』• 頭脳明晰な高校生は、 不思議なノートを拾い、ノートの力で犯罪者のいない新世界をつくろうとする。 『デスノート』 主人公の背中を押すタイプの【きっかけ】は、主人公の選択肢を広げるできごとです。 主人公は何かを手に入れたり、誰かに出会ったりして新たな可能性を見出します。 【きっかけの例】主人公を追い込む 家庭を顧みない仕事人間の男は、 妻に逃げられ、仕方なく息子の面倒を見るハメになる。 『クレイマー、クレイマー』 腕利きの交渉人は、 濡れ衣を着せられ、真犯人を捕まえるためにやむをえず立てこもり事件を起こす。 『交渉人』 豪華客船の乗客たちは、 突然の大津波に襲われ、転覆してしまった船の中から脱出しようとする。 『ポセイドン・アドベンチャー』 都会育ちの女子高生は、 母が恋人と夜逃げしてしまったせいで、田舎の祖母の旅館でアルバイト仲居として働くことになってしまう。 『花咲くいろは』 主人公を追い込むタイプの【きっかけ】は、主人公の選択肢をせばめるできごとです。 主人公は災難に見舞われたり、大切なものを失ったりして窮地に立たされます。 このように主人公に【重要な決断】をさせるにはチャンスをあたえて背中を押すか、試練をあたえて追い込んでやればいいのです。 どちらのタイプの【きっかけ】がいいのか迷ったときは、より主人公の感情を揺さぶるほうを選んでやりましょう。 主人公がはじめから目的を持っていない場合は目的を持つように仕向けたり、はじめから目的を持っている場合はチャンスや試練を与えたり大切なものや欠点を理解して、それを刺激してやれば簡単に主人公の感情を揺さぶることができます。 感情を揺さぶる方法はでくわしく紹介しています。 主人公には困難な道を選ばせよう 【重要な決断】は「どんな主人公が、どんなことをする話」なのかを定める決断なので、物語の方向性がわかっていれば自然と決まります。 ただ、気をつけてほしいのが、主人公に無難な目標や安全な方法を選ばせないことです。 物語を盛り上げるために無謀な挑戦や、まちがった方法を選択させましょう。 コツは後戻りできない状況をつくり出すことです。 第一幕のチェックポイント 【設定説明】【きっかけ】【重要な決断】は決まりましたか? 3つが決まって第一幕の簡単なプロットができたなら、あとは「なぜ?」をくり返してキャラクターや舞台の設定を掘り下げましょう。 下の例のように考えて、少なくとも【きっかけの原因】と、主人公が【重要な決断をする理由】は決めておいてください。 「どんな主人公が、どんなことをする話」なのかストーリーの流れで、わかりやすくしめされているか。 【設定説明】で主人公が【重要な決断】をする理由がしめされているか。 【きっかけ】で主人公の感情を揺さぶっているか。 【きっかけ】の原因を考えているか。 【重要な決断】で困難な道を選ばせているか。 【重要な決断】で後戻りできない状況をつくり出せているか。 主人公以外の登場人物にも目的や動機を持たせているか。 第一幕は読者に興味を持っていもらえるかどうか、つまりは続きを読んでもらえるかどうかが決まる重要なパートなので、じっくり考えましょう。 つぎは第二幕のプロットです。 プロットの作り方:第二幕 主人公がすぐに目的を達成したり、一直線でゴールに向かって行ったら面白くないですよね? そうならないようにストーリーに起伏をつけるのが第二幕の目的です。 第二幕のプロットで考える【状況の変化】【偽りの成功】【きっかけ】【どん底】【きっかけ】【重要な選択】は以下のように3つに分類できます。 主人公を持ち上げるパート 【状況の変化】【偽りの成功】 主人公をたたき落とすパート 【きっかけ】【どん底】 主人公を立ち上がらせるパート 【きっかけ】【重要な選択】 この3つのパートで下の図のようにストーリーに起伏をつけます。 主人公を持ち上げるパート 文字通り、主人公を持ち上げるパートです。 第一幕で「どんな主人公が、どんなことをする話」なのかをしめしました。 このパートでは、そこから予想される(期待される)ものを見せます。 それは、苦労しつつも目的に向かって前進していく主人公です。 このパートで主人公がつまずくことはあっても、あきらめることはありません。 状況の変化:第一幕との対比 状況の変化は第一幕との対比です。 何かを手に入れたり、何かを失ったり、誰かと出会ったり、誰かと別れたりした非日常の別世界(第二幕)と日常(第一幕)はどうちがうのかを読者にしめすのが目的です。 第一幕とダブるような場面を用意してくらべてやると簡単に変化を見せることができます。 より効果的に見せるために、第一幕の【設定説明】で主人公の習慣や人間関係などを印象づけるシーンを作っておきましょう。 第一幕とダブる場面の例• 社員に説教ばかりしていた社長が会社を失い、仕方なくはじめたアルバイトでミスを連発して店長に怒られる。 第一幕に社長が説教するシーンと印象的なセリフを入れておき、同じセリフで店長に怒られるようにする。 特殊な力を手に入れたイジメられっ子が、ちょっかいを出してきたイジメっ子を返り討ちにする。 第一幕でイジメっ子にやられているシーンを入れて印象づけておく。 恋人がいたときの癖で料理を多く作りすぎてしまう。 第一幕で恋人との食事シーンを入れ、料理に関する話題やジョークなどで印象づける。 単純に状況の変化にとまどう主人公の姿を描くだけでも第一幕との対比になります。 状況の変化にとまどっていた主人公が適応してきたら、つぎに進みます。 偽りの成功:絶好調の主人公 状況の変化に適応してきた主人公は絶好調になります。 目的にあと一歩のところまで近づいたり、あるいは目的を達成したりします。 しかし、それは偽りの成功です。 主人公の気づかないところで不満を抱えている人物がいたり、いつのまにか本来の目的とはちがう方向に進んでいたり。 主人公が「まあ、いいか」や「仕方ない」で片づけてきたことが後に大きな問題となって降りかかってきます。 ただし、主人公に気づかせるのは【たたき落とすパート】に入ってからです。 そのために、ここでは予兆を見せてほのめかしたり、伏線を張ったりしておきましょう。 主人公をたたき落とすパート 文字通り、主人公をたたき落とすパートです。 持ち上げてきた主人公をとことん痛めつけましょう。 どん底への【きっかけ】 どん底への【きっかけ】では、状況を反転させるできごとが起こります。 それを【きっかけ】に絶好調だった主人公はどん底へと転がり落ちていきます。 どん底への【きっかけ】のほとんどは、主人公がいままでのツケを払わされるできごとです。 偽りの成功を手にするまでに主人公がしてきた行動が裏目に出ます。 どん底への【きっかけ】の例• 主人公を中心に一丸となっていたチームが、優勝を目前にして意見のちがいでバラバラになってしまう。 ひた隠しにしてきた秘密がバレて、相棒やパートナーと決別してしまう。 スーパーヒーローの正体がバレて、大切な人が人質に取られてしまう。 どん底への【きっかけ】は見せ場なので、予兆を見せてほのめかしたり、伏線を張ったりしておきましょう。 例1の場合は、主人公のやり方に反発する人物や不満を抱い人物がいることを【主人公を持ち上げるパート】で伝えておきます。 そして、主人公にそういった問題を軽くあつかわせて、【きっかけ】となるシーンで一気に衝突させましょう。 例2の場合は、秘密を打ち明けようとして思いとどまるシーンや邪魔が入るシーンなどを【主人公を持ち上げるパート】に入れておきます。 そして、本人の口から正直に話すのではなく、最悪の形で秘密がバレるように仕組んでやりましょう。 例3の場合は、スーパーヒーローの正体が誰なのかというヒントを【主人公を持ち上げるパート】で悪役にあたえておきます。 誰かを助けるためにやむおえずした行為がヒントになり、敵に正体がバレるなどの展開を用意してやりましょう。 どん底:物語の1ばん暗い部分 主人公はいままで手に入れてきたものが偽りの成功だったと気づき、挫折を味わいます。 主人公の視野をせまくして、状況が振り出しにもどったように思い込ませましょう。 主人公を故郷(第一幕でいた場所)に帰らせたり、手に入れてきたものを失わせたりして、はじまりと同じ状況(もしくはそれ以下)にしてやれば、振り出しにもどった雰囲気を演出できます。 主人公を立ち上がらせるパート とことん痛めつけた主人公に救いの手をさしのべるパートです。 「まだ、負けていない」と主人公に気づかせましょう。 立ち上がる【きっかけ】 落ちこんでいた主人公がどん底から立ち上がる【きっかけ】となるできごとが起こります。 【きっかけ】をヒントに、主人公は問題を解決する答えを見つけます。 そして、その答えは物語で経験してきたことの中にあります。 「やってきたことのすべてがムダになったわけじゃない」と主人公は悟るのです。 立ち上がる【きっかけ】となるできごとは誰かの助言だったり、リンゴが木から落ちるなどのささいなできごとだったり、色々なパターンがありますが、そのほとんどは直接的な答えではなくヒントです。 答えを出すのは主人公です。 重要な決断:正しい決断 第一幕の【重要な決断】では主人公に無謀な挑戦やまちがった方法を選択させました。 ここでは正しい決断をさせましょう。 正しい決断とは、主人公の成長がうかがえる決断です。 やるべきことや本当に大切なものを悟った主人公の姿を描きましょう。 ここまで決められれば、第二幕のプロットは完成です。 ストーリーに起伏があるか。 【持ち上げるパート】がおわるまでに主人公をたたき落とす準備をしているか。 (予兆や伏線)• 【たたき落とすパート】で徹底的に主人公を痛めつけているか。 【立ち上がらせるパート】で主人公が自ら答えを見つけ出しているか。 【重要な選択】で主人公の成長がうかがえるか。 プロットの作り方:第三幕 第三幕の目的は問題に決着をつけて読者を満足させることです。 やるべきことは第二幕で片付いているので、あとは結果を見せるだけ・・・答え合わせをするだけです。 第三幕が思いつかないときは、第一幕や第二幕にもどってプロットを考え直しましょう。 答え合わせ 決着も、エンディングも物語の答え合わせです。 物語の主人公と同じように、作者もやるべきことをやり終えています。 あとはゴールに向かって走るだけです! 解決:成長の見せ場 問題に決着をつけましょう。 勝っても負けても主人公の成長を見せられれば大丈夫です。 物語の中で得たものをぶつける主人公の姿を描きましょう。 エンディングは、はじまりとの対比 ほとんどの作品は、物語のはじまり【オープニング】とダブるようなシーンをエンディングに持ってきます。 主人公の変化を簡単にしめすことができるからです。 物語のはじまりと比べて主人公がどう変化したのか(もしくは主人公のがんばりによって、まわりがどう変化したか)がわかるシーンを作ってやりましょう。 はじまりの場所にもどったり、昔の自分と重なるような人物を見つけたり、オープニングで何気なく投げかけられた問いに答えたり。 物語がはじまったとき主人公はどうだったのかを考えれば思いつきやすいでしょう。 プロットの作り方:まとめ お疲れさまです。 以上が【プロットの作り方】です。 主人公の目的や、動機は何なのかを常に考えながら作っていけばプロットの完成までたどりつけるはずです。 途中でどうしていいのかわからなくなったときは第一幕やログラインに立ち返って「誰がどんなことをする話」なのかを、もういちど見つめなおすことをおすすめします。 物語の重要なポイント、【設定説明】【きっかけ】【重要な選択】【状況の変化】【偽りの成功】【きっかけ】【どん底】【きっかけ】【重要な決断】【解決】【エンディング】これらを決めたプロットが完成していれば、物語を最後まで作り上げることができるでしょう。

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