高血圧 基準 2019。 高血圧

[84] 血圧の話

高血圧 基準 2019

日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン(JSH)2019作成委員会の梅村敏委員長は4月27日、同学会のプレスセミナーで講演し、米国の新ガイドラインやJSH2019の方向性について説明した。 米国では、米国心臓病学会(ACC)と米国心臓協会(AHA)を中心に11の学術団体が連盟で昨年11月にACC/AHA高血圧ガイドライン2017を公表。 高血圧の基準値を25年ぶりに変更し、従来の140/90mmHgから、130/80mmHgに引下げた。 講演で梅村氏は、引下げの理論的根拠は、観察研究、生活習慣修正のRCT、降圧薬治療のRCTであり、特に観察研究のエビデンスが集積したことが重視されたことを紹介。 その上で基準値の引下げは「心血管疾患の予防のために、早い段階から生活習慣に注意してもらう発想がベースにある」と説明した。 JSH2019における高血圧の基準値については現在検討中としながらも、仮に、米国と同様に従来の140/90mmHgから、130/80mmHgに引き下げた場合、高血圧患者は4274万人から6309万人に増加するとの推計を紹介。 その上で、「(基準値を引下げて心血管疾患の)予防に注意してもらう発想もあると思うが、今までの定義を維持する方向も考えている。 ただ、6月に欧州も新ガイドラインを発表する予定で、ここでも引き下げられた場合、日本だけ孤立する必要もないかもしれない」と述べた。 JSH2019は今秋にも改訂案が公表される予定。 スクラップ登録済 関連記事・論文.

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米国の新ガイドラインで高血圧基準値が引下げ、日本への影響は─日本高血圧学会|Web医事新報

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高血圧とは 高血圧とはどのような状態のことを指すのか、そして、高血圧になるとどのような病気のリスクがあるのでしょうか。 高血圧の概要 高血圧とは、安静にしている状態で正常値よりも血圧が高い状態のことを指します。 運動後や気温の変化によって血圧は上昇することがあるため、たまたま測定した時に数値が高く出ることもあります。 このような一過性の場合もあるので、測定を繰り返したうえでも正常値より数値が高い場合に「高血圧症」と診断されます。 高血圧により発症のリスクが高まる病気は? 高血圧を放置すると、動脈硬化が進む恐れがあります。 動脈硬化は脳卒中などの 脳血管疾患や心筋梗塞などの心疾患といった大病を引き起こす要因の一つです。 このように、高血圧が原因となる疾患リスクはいずれも、急に発症してそのまま命を落とす恐れもあることから、「サイレントキラー(沈黙の殺人者)」とも言われています。 また、近年では 高血圧は認知症リスクを高めることがわかってきました。 また、病院で測定する場合の「診察室血圧」と自宅で測定する場合の「家庭血圧」では、測定時の状況を加味するため正常値域が異なります。 出典:特定非営利活動法人日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2019」 2019年に降圧目標が引き下げられた理由 2019年4月、日本高血圧学会が5年ぶりに「高血圧治療ガイドライン2019 JSH2019 」を改訂しました。 現状、日本では高血圧の人が約4,300万人はいるのに対し、その半数ほどしか治療を受けておらず、しかも治療中の人でもその半数しか降下目標を達成していません。 この結果を受けて、国は個人の治療に任せるのではなく医療機関や自治体などとも連携して、高血圧患者に対する降圧目標の強化を開始しているのです。 しかし、将来的な疾患リスクを回避するためには、定期的な健診を受けて今の血圧を把握しておくことが重要です。 そして、正常な数値に戻すためには生活習慣を見直し、改善に取り組むことも大切です。 それでも数値が正常にならない場合は、血圧を上昇させる病気を発症している恐れがあるので、速やかに医療機関を受診してください。 病院の選び方 会社や自治体で行われる健康診断でも血圧測定は行いますが、高血圧で発症リスクが高まる疾患も併せてチェックしたい場合は、人間ドックも良いでしょう。 血圧測定を含む一般的な人間ドックの検査項目に加えて、動脈硬化の検査や脳卒中、心筋梗塞のリスクを調べる「脳ドック」「心臓ドック」などを実施している施設もあります。 受診したい検査を行っている医療機関をネットで検索すれば、そのまま予約もできるので便利です。 高血圧を放置すると、脳卒中や心筋梗塞など発症すると命に関わる疾患を引き起こす恐れがあります。 まずは定期的な検診で血圧を測り、その数値が正常かどうかを把握しておきましょう。 その上で、健康状態を悪化させる生活習慣を見直し、高血圧の場合は正常値へ戻す取り組みを、正常値の場合は病気のリスク予防として健康な数値を維持しましょう。 血圧も健康状態を知るための重要な項目です。 たかが高血圧と軽視せず、不安のある時には医療機関で相談することをおすすめします。

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高血圧の基準値が変わるのは「製薬会社の陰謀」なのか:朝日新聞デジタル

高血圧 基準 2019

高血圧の基準、海外と日本との違い。 あなたは高血圧について、そもそも何がどうなって高血圧と正確に言えますか?まず日本の高血圧の基準をみていきましょう。 <日本の高血圧基準> (高血圧学会策定ガイドライン)• 収縮期血圧140mmHg以上• 拡張期血圧90mmHg以上• 家庭での収縮期血圧135mmHg以上• 家庭での拡張期血圧85mmHg以上 高血圧とは精度がしっかりと測定できる血圧計で測定した血圧値が、収縮期血圧(上)が140mmHg以上、拡張期血圧(下)が90mmHg以上の数値が出ると高血圧と日本では診断されます。 自宅での測定では、収縮期血圧が135mmHg以上、拡張期血圧が85mmHg以上となっています。 これは病院での測定では若干の緊張が走るため、血圧が上がる傾向にあるからです。 (一部例外あり) 一応、これは世界基準を元に使用されている基準ではあります。 以下にてアメリカで基準緩和がされている旨の情報をお伝えしましたが、現時点ではそのような基準緩和の正確な情報がみつかりませんでした。 訂正してお詫びいたします。 「ただ最近ではアメリカが高血圧の基準を緩和しました。 」 <アメリカの高血圧基準> (アメリカ共同国内委員会)• 収縮期血圧150mmHg以上• 拡張期血圧90mmHg以上• 高血圧のガイドラインの適応の対象は60歳以上だけ。 30歳から59歳までは拡張期血圧(下)が90を超えたら高血圧。 30歳未満の若年層は、血圧が著しく高い場合を除き、血圧を下げる必要は無い。 修正値 2018年調査時当時 以下の数値を超える場合は異常という判断基準(アメリカ心臓病学会) Stage1• 収縮期血圧130mmHgから139mmHG未満• 拡張期血圧80mmHGから89mmHg未満 Stage2• 収縮期血圧140mmHg以上• 特に血圧の拡張期血圧、いわいる下の血圧が90を超えたらという部分は共通していますが、それ以外は大きく乖離しています。 血圧は血管にかかる圧力の問題ですので、西洋人と日本人の体格差はあまり関係がないように思います。 基準の根拠が最もであれば仕方のないことですが、海外とくらべて厳しいこの基準には疑問が残ります。 私が言いたいのは、日本の基準が厳しいから基準を改定するべきだということではなく、基準値を超えたら降圧薬をすぐ処方するという安易な発想はあまり望ましいことではないということです。 それは血圧を薬でコントロールすることは、身体的負担、医療費の負担、根本解決ではなくただの対処療法といった理由があるからです。 長期的な薬の服用はいろいろな面で負担がかかります。 根本的な解決方法があるのなら、それをするべきと思うからです。 根本的な解決法に関しては後述します。 日本の高血圧治療は遅れている!? 日本では高血圧に対しては、単純に降圧薬を処方します。 いわいる高血圧の対処的な療法です。 決して血圧が上がった原因を調べることなく、薬で押さえつけます。 これは高血圧の根本解決にはなりません。 一般的に高血圧の原因は以下の原因が主な原因といわれています。 <高血圧の原因>• 塩分の摂りすぎ• 運動不足• ストレス これら一般的な高血圧の原因にプラスして、整体の先生などには高血圧の原因に身体が硬いということを示唆する人もいます。 高血圧の人の多くには体の硬い人が多いそうです。 歳を取ってくると血管も硬くなります。 体が硬いという理論もあながち的外れとはいえないかもしれません。 事実、ストレッチとして、前屈をしたり、足首の筋肉をしっかりほぐすだけで血圧が下がる人がいるそうです。 とまあ、一般的に血圧が上がる原因はこのような感じですね。 日本の治療の場合、原因が解決していかない高血圧治療は、加齢にしろ、いずれかの原因にせよ、対処療法しかしていないので、いずれは大幅な悪化を招きます。 そうなると、より多くの降圧薬をまた処方します。 結局これの繰り返しです。 結局患者側ですることは、減塩と運動くらいです。 もちろん肥満や運動不足なら、しっかり毎日運動したり、減量することで血圧は確実に下がります。 しかし遺伝といわれてる人は痩せていても運動をしていても血圧は下がりません。 遺伝で血圧が高いというのは、実際どんな原理なのか医者から聞いたことがない人が多いのではないでしょうか。 遺伝で血圧が高い場合考えられる原因には、血管の細さだったり、血液の質がドロドロだったり、脳、腎臓、心臓に問題があったりといくつか要因が考えられます。 人それぞれに原因があり、その人がどんな固有の原因で血圧が上がっているのかを病院は調べることがないのが残念です。 海外の高血圧治療では日本にはない根本的といえるかわかりませんが、かなり本質に踏み込んだ治療方法を打ち出してきています。 海外の高血圧治療は薬を使わないで血圧を下げる治療法 高血圧の原因の一つに腎臓の影響があります。 これは一般の人にはあまり知られていません。 日本でも既に2012年頃から腎臓の治療をすることで、高血圧をおさえる治験が行われています。 海外では既にこの治療を一般治療に導入している国もあります。 腎臓と交感神経の関連で血圧が上がることを下記では説明されています。 高血圧の大半を占める本態性高血圧の成因は様々ですが、中でも交感神経活動の亢進が重要とされます。 交感神経活動の中枢である頭側延髄腹外側野(rostral ventrolateral medulla、RVLM)のニューロンが興奮すると、末梢交感神経活動が亢進します。 このような作用の結果もたらされる腎虚血、低酸素、腎実質障害により求心性腎神経が亢進し、脳にその情報が伝わります。 脳内では最終的にRVLMニューロンを活性化させるような変化が起こるため交感神経がまた亢進します。 本態性高血圧患者の中には、このような機序による交感神経活動の持続亢進を示す症例が少なからずいると考えられています。 引用元:東京女子医科大学高血圧・内分泌内科 難しい言い回しでわかりにくいのですが、要は腎臓の交感神経に関わる部分が活発すぎるので、それを抑えると血圧が下がるというざっくりとした解釈でいいと思います。 そういった理由から海外では以下のような画期的な治療法で血圧を下げることに成功しています。 その治療法は『腎デナベーション』 腎デナベーションとは、腎交感神経除神経術 renal sympathetic denervation 通称RDNといいます。 遺伝で血圧が高いと言われている人の多くには実は交感神経の働きが過剰になっている可能性が多いのです。 要は腎臓にカテーテルでの治療を施すことで、交感神経の働きをおさえることになり、それで血圧を下げてしまおうということです。 腎デナベーションという治療法はガイディングカテーテルという電極のついたカテーテルを太ももの大腿動脈から腎臓の動脈へ送り込みます。 そこで通電用の電極カテーテルを腎動脈の奥まで進め、最高8wの高周波エネルギーを出して2分間通電させます。 これにより、遠心性腎交感神経・求心性腎神経という高血圧の原因になる神経を同時に焼いて調節します。 そのあと、電極のカテーテルを回転させ5ミリ中枢側で通電させることを何度も繰り返します。 これで長期的に血圧が下がることが確認されています。 海外では数年経過しても血圧が安定していることから、この腎デナベーションの価値が正当に評価されています。 これができれば、降圧薬を飲む必要がなくなります。 腎臓から過剰にホルモンは出なくなり、心肥大のある人も改善が見られ、糖代謝やインスリン抵抗性も改善されるといいます。 手術の安全性も通常のカテーテル検査と同等といわれていますので、日本での導入が急がれます。 やはり降圧薬に頼るやり方は身体への負担が大きく、国としても医療費が莫大にかかります。 この腎デナベーションの導入は必須といえます。 参考: まとめ• 海外の血圧の基準と日本の血圧の基準は大きく違う。 高血圧の本当の意味での治療は降圧薬ではできない。 高血圧の根本治療になる腎デナベーションが海外では導入されている。 日本でも腎デナベーションの治験が行われている。 高血圧の基準は海外より日本の方がかなり厳しい基準となりつつあります。 基準が厳しくなれば降圧薬の処方量が大幅に増えることは比例していきます。 薬を使わない高血圧治療がやはり理想です。 効果的な高血圧の治療がでてきていますので、日本の医療も均一化から、個別化されるようになることを願います。 それが時代の流れです。

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